キク科、Asteraceae、キオン属、ヨーロッパ原産の越年草又は1年草
学名:Senecio vulgaris、
和名:ノボロギク(野襤褸菊)、英名:Common Groundsel、葡名:Tasneirinha、Cardo-morto、
2011年2月7日、2015年2月12日、2018年1月25日、ポルトガル コスタ・アズール地方で撮影、
セネキオ・ヴルガリス senecio vulgaris の花。花の直径は5ミリ、長さは1~2cmほど。草丈は30センチほど。和名は「野に生えるボロギク」の意で、ボロギクとはサワギクのこと。オキュウクサ、タイショウクサともいう。
茎は中空で、高さ20から40cmに直立、多数に分枝して株を形成する。色はうす緑色 - 赤紫色。子葉は長楕円形で、葉先はややとがる。成葉は互生し、不規則に羽状の切れ込みがある。色は濃緑色で厚く、表面には毛はほとんどない。長さ3 - 5cm、幅1 - 3cm。
開花は通常5 - 8月、温暖な地域では一年中。花は1cm程度の頭状花序で、黄色い筒状花だけの花をつける。種子は長い白色の冠毛を持ち、風にのって飛散し、繁殖する。
世界中の寒冷地 - 亜熱帯に分布する。日本では明治初期にヨーロッパから入り、北海道から沖縄まで全国に分布、休耕地や道端、空き地にも自生する。過去には血止めのために鼻血などの際に使用されたが、今日はピロリジジンアルカロイドの毒性のため推薦されない。(Wikipediaより)セネキオ・ヴルガリス senecio vulgaris でした。
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(GKZ植物事典より) 和名は、外来種であるが、在来種のボロギク(=サワギクの別名)に似ていることからという。属名は、ギリシャ語の senex (=老人)に由来し、冠毛が白いことからと言う。種小名は「普通の」の意。
ノボロギクはキク科の一年草である。我が国には明治初期に渡来しているが、非常に繁殖力が強く人里近くではどこでも見られる帰化植物である。今では我が国に限らず世界各国に分布しているとも言われている。茎は中空で、柔らかく肉質である。草丈は30㎝程度までで、茎は上部で分枝をする。葉は、長さ3~5㎝、幅1~3㎝程度の長楕円形で、縁部が不規則に入れ込み、幾分厚味が有、茎に互生する。開花期は春先から夏場にかけてであるが、一年中花は見られるようである。花は黄色で1㎝程度の筒状花である。種子は白色の冠毛を持ち、風に乗り飛散し繁殖する。明治初期に渡来している。 (GKZ植物事典より)
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