アブラナ科、Brassicaceae、ブニアス属、地中海沿岸地域原産、1~2年草、
学名:Bunias erucago、
英名:Corn Rocket、Crested Warty Cabbage、Southernway-cabbage、Wing-fruited Cabbage、
葡名:Maçã-de-bedel、Maçã-de-bidel、Maciera-de-badel、
2017年5月23日、2018年6月20日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、
ブニアス・エルカゴ Bunias erucago の花。
開花期は4月から6月。
道端、牧草地、畑などに生育。
背丈 60 センチほど。
ブニアス・エルカゴ Bunias erucago でした。
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(GKZ植物事典より) 和名は学名の音読みから。属名の語源不詳。一説にはギリシャ語の bounias(カブの一種)からとも、或いはギリシャ語の bounos(=丘)を語源としているとも言われる。種小名は本種に対してプリニウスが用いたラテン古名であるという。
ブニアス・エルカーゴはアブラナ科の1~2年草である。本種は、概して日当たりの良い谷沿いや川沿いの草原・牧草地・路傍・畑地等に自生する。草丈は60㎝程度となる。茎基部では白色の細毛が目立つが、茎上部では見られなくなる。茎は直立し、上部で疎らに分枝をする。根出葉は長さ30㎝程度で、羽状に深裂し、ロゼットを構成する。葉柄には細毛が目立つ。茎葉は狭楕円状で、縁部は粗い鋸歯を持ち、その先端部は刺状突起となる。茎葉は茎に互生する。4~6月頃、茎頂並びに枝先に総状花序を出し、黄花4弁の花をつける。花後には長さ8~10㎜程度との果実をつけるが、表面には複数の刺状となった翼をつける。(GKZ植物事典より)
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