ラン科、Orchidaceae、オルキス属、西アジア~ヨーロッパから北アフリカ原産、
学名:Orchis coriophora、別名:Anacamptis coriophora、
英名:Bug Orchid、
葡名:Erva-do-salepo、Tesiticulo-perceveja、
2018 年 5 月 4 日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影
オルキス・コリオフォラ Orchis coriophora の花。表示名は学名の音読み。
高さは約20センチほど。
オルキス・コリオフォラ Orchis coriophora でした。
©2018 MUZVIT
(GKZ植物事典より)和名は、学名の音読みから。属名はギリシャ語の ana(=上方へ、~に対する)と campto(=曲がり、湾曲)の合成語から。旧属名の Orchis はギリシャ語で「睾丸」の意で、新旧のバルブの並ぶ様子からの命名であり、この語がラン科(Orchidaceae)の語源となっている。種小名は「ナンキンムシのような花を持つ」の意。
アナカンプティス・コリオフォラは、ラン科の多年草である。本種は、原産地の項に記した地で、標高2500mまでの幾分湿り気のある草地で、概して酸性土壌地帯に自生する地生ランである。草丈は60㎝程度となる。葉は、狭楕円状で、縁部は全縁、先端部は尖り、基部は茎を抱き互生する。下部の葉はロゼット状となる。4~6月頃、茎頂に、総状花序をつけ、径2㎝程度の花を多数つける。花色は濃いワインカラー、開花時には異臭を放つ。(GKZ植物事典より)
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