クマツヅラ科、Verbenaceae、クマツヅラ属、多年草、
学名:Verbena officinalis、
和名:クマツヅラ(熊葛)、バベンソウ(馬鞭草)、古名:クマツヅラ(久末都々良)、
英名:Common Vervain、Common Verbena、Frog's Foot、Pigeon's Foot、
葡名:Algebrado、Aljabão、Argebão、Erva-dos-leprosos、Erva-sagrada、Gerbão、Gerivão、Gervão、Gervião、Girbão、Giribão、Jarvão、Ulgebrão、Urgrabrão、 Verbena、
2011年6月10日、2016年9月25日、2018年6月20日、9月25日、ポルトガル、ベイラ地方で、
2014年7月17日、コスタ・アズール地方で撮影、
ヴェルベナ・オフィキナリス Verbena officinalis の花。表示名は学名の音読み。鳩がこの草を好むことから 「pigeon grass」(鳩の草)、「pigeon meat」(鳩の餌) と言う呼び名も持つ。
高さは 50-80cm。茎の断面は四角く、上部で枝分かれする。葉は羽状に 3〜5 裂する。
花期は 6〜9月で、淡紅紫色の花を咲かせる。種子及び横に伸びる地下茎で繁殖する。ヨーロッパ、中国、日本全土に分布し、荒れ地や道端に生える。北米に帰化している。
葉はバベンソウ(馬鞭草)という生薬として、通経・黄疸や下痢の薬として利用され、ヨーロッパでもハーブとして用いられる。日本でも古くから用いられており、『和名抄』に「久末都々良」として登場する。
古代ローマでは祭礼に持ちいるなど、聖なる草とされた。Verbena には「祭壇を飾る草」という意味もある。また、古代ドルイド僧は、清めの水、占い、予言などに用いたという。他にも魔力があり、魔除けの草として、ヨーロッパの古い文献などにその名が出てくるなど、宗教、呪術に結びつく内容が多く存在する。(Wikipediaより)
ヴェルベナ・オフィキナリス Verbena officinalis でした。
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(GKZ植物事典より)和名は、葉アンホが長く伸びるため「馬打葛(ウマウツツラ)」からの転訛と言う。別名のバベンソウは漢名の音読みから。属名は、ラテン語からであるが不詳。(ある種の神聖な草本植物名ということであるが、その植物名は不詳。)種小名は「薬用」の意。
日当たりの良い野原に自生を見る植物である。茎は四角形で、枝分かれし、草丈は60㎝程度、夏から秋にかけて、紫色の非常に小さい花を見せる。花冠は4㎜程度。古来より薬用に用いた。クマツヅラ科の代表的な園芸植物は何と言ってもバーベナやランタナであろう。(GKZ植物事典より)
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