マメ科、Fabaceae、レタマ属、イベリア半島~北アフリカ原産、
学名:Retama sphaerocarpa、
英名:Yellow Retama、
葡名:Piorneira、Piorno 、Piorno-amarelo、
2012年6月3日、2015年5月7日、23日、2017年5月23日、ポルトガル、アレンテージョ地方で撮影、
レタマ・スファエロカルパ Retama sphaerocarpa の花。種小名の Sphaerocarpa は、ギリシャ語で、丸い形をした果実、Sphaero+carpa
花の大きさは1センチほど。
春から夏にかけて咲く。
背丈3メートルほどになる。赤土の乾燥した大地に生育。
レタマ・スファエロカルパ Retama sphaerocarpadesita でした。
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(GKZ植物事典より)和名は、学名の音読みから。属名は、本属の植物のアラビア語名retemをラテン語表記したもの。種小名は「球形果の」の意。
レタマ・スファエロカルパは、マメ科の落葉樹である。本種は、原産地の項に記した地で、概ね石灰岩質の土壌に自生する樹種である。樹高は3m程度となる。茎の表面には縦に筋状の凹凸がある。枝は細く、長く枝垂れる。葉はほぼ狭楕円状の小葉で、全縁、鋭頭で、茎に互生するが早く脱落してしまう。4~6月頃、葉腋に輪生状に径1㎝弱程度で黄花の蝶形花を数個つける。花後には、莢果をつけ黄褐色に熟し、卵形の種子を1個内包する。原産地では、この種子の入った果実を幼児の玩具として用いたという。乾燥した莢果は、カラカラと音がするからと言う。(GKZ植物事典より)
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