ナデシコ科、Caryophyllaceae、ナデシコ属、イベリア半島原産、
学名:Dianthus broteri、
葡名:Cravinho-bravo、
2008年7月、2012年6月19日、2014年7月7日、8月3日、2017年6月16日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、
ディアンツス・ブロテリ Dianthus broteri 海辺に近い藪に咲くナデシコにそっくりな花。
草丈は50~80cmほど。大株小株で群生している。
花の形や濃淡はかなり変化に富む。花の大きさは直径 2cm ほど。真っ白の花も。
海からの風と太陽を受けてひかり輝く。
風で一時もじっとしていなくてなかなかシャッターチャンスがない。ディアンツス・ブロテリ Dianthus broteri でした。
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(GKZ植物事典より) 和名は、学名の音読みから。属名は、Dios(=ゼウスつまり、ジュピター)とanthos(=花)の合成語で、花の美しさをたたえている。種小名はポルトガルの植物学者 Felix de Avelar Brotero への献名。
ダイアンサス・ブロテリは、ナデシコ科の多年草である。本種は、イベリア半島沿海地で石灰岩質土壌地帯の比較的日当たりの良い場所に草原に自生の見られる野草である。茎は多数叢出し、良く分枝をする。草丈は50~80㎝程度となる。葉は長さ110~30㎝程度、幅0,5㎝程度の線状披針形または線形で茎に対生する。葉は青緑色となる。葉の基部には短い托葉が着く。5~7月頃、長い花茎を伸ばし、その茎頂に径2㎝前後で濃紅色~淡紅色~白色の花を開く。花色は個体差が大きい。花弁は5個で、先端部は、概して不規則に細裂し、裂片は捩れを見せる。(GKZ植物事典より)
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