ヒガンバナ科、Amaryllidaceae、スイセン属、地中海沿岸西部地域原産の多年草、
学名:Narcissus bulbocodium、
和名:ペチコートスイセン(ペチコート水仙)、
英名:Hoop-Petticoat Daffodil、仏名:Trompette de meduse、葡名:Narciso、Campainhas-amarelas、
2009年2月7日、アルガルベ地方で、2009年3月、2016年2月7日、8日、16日、22日、25日、29日、2018年1月25日、2月12日、2020年2月20日、2021年3月1日、3日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2011年2月、アルガルベ地方で撮影、
ナルキスス・ブルボコディウム Narcissus bulbocodium の花。草丈8cmほど、花は直径3cmほどと、小さくて可愛らしい。
岩場の僅かな土の隙間から。水仙の原種(6種)の内の1つ。
大西洋からの強風の吹きすさぶ大地に生きる野性のスイセン。別名、笛吹き水仙とも呼ばれる。
黄色い可愛い花が点々とどこまでも続く。早春の太陽を受けて眩しいナルキスス・ブルボコディウム Narcissus bulbocodium でした。
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(GKZ植物事典より) 和名は、学名の音読みから。属名は、一般的にギリシャ神話の美青年 Narkisos の名に因むと言われているが、本来的な語源は、narke(=麻痺させる、昏睡、無気力)にある。種小名は「柔毛に覆われた球根」の意。
ナルキッスス・バルボコディウムは、ヒガンバナ科の多年草である。草丈は 10~15㎝ 程度となる。スイセンの中でも一風変わった形状の花で、小形種である。葉は、細い円筒状で、長さは 15㎝ 程度。花は淡黄色の漏斗状であるが、花弁はとても小さな剣弁で、逆に副花冠が花弁に比して大きく発達している。花径は 3㎝ 程度であるが、副花冠が漏斗形をしている。副花冠の縁部は細かく波を打つ。花色は黄白色~黄色で、開花期は 1~3月頃となる。(GKZ植物事典より)
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