イヌサフラン科、Colchicaceae、イヌサフラン属、イベリア半島原産、固有種、
学名:Merendera montana、Colchicum montana、
和名:メレンデラ・モンタナ、コルチカム・モンターナ、
英名:Pyrenean Mountain Saffron、葡名:Noselha、Quita-merenda、Quitar-merenda、
2014年9月25日、ポルトガル、バイラーダ地方で、2016年9月23日、2018年9月25日、ベイラ地方で撮影、
メレンデラ・モンタナ Merendera montana の花。標高1900mの石灰石の岩場に咲いていた。葉はすでに枯れて、そのあとに花が咲く。
花の直径は5cmから10cmほど。
珍しい純白種。
メレンデラ・モンタナ Merendera montana でした。
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(GKZ植物事典より)和名は、学名の音読みから。属名は黒海沿岸の地名 Colchis に由来している。この地域に自生が見られることから。種小名は「山地の」の意。
コルチカム・モンターナはイヌサフラン科の球根植物である。花の時期には葉が無く、葉のある時期には、開花はないというヒガンバナ科の植物のような性質を見せる。本種は、ピレネー山脈の標高400~2600m程度の亜高山~高山帯の石灰岩質な土壌に自生する野草である。草丈は5~15㎝程度となる。葉は線形の葉が4月頃に根出し、7月頃には地上から姿を消す。8~10月頃、花茎を立ち上げ、径5~10㎝程度の桃紫色花をつける。花被片は6個で、花の中央部は黄色みを帯びる。有毒植物(全草にアルカロイドの一種コルヒチンを含む)(GKZ植物事典より)
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