キク科、Asteraceae、シュンギク属、地中海沿岸地域原産の1年草、
学名:Chrysanthemum coronarium、
和名:シュンギク(春菊)、キクナ、シンギク、コウライギク、ローマギク、オランダギク、ムジンソウ、クリサンセマム・コロナリウム、
英名:Garland Chrysanthemum、Chrysanthemum Greens、Edible Chrysanthemum、Chop Suey Green、Crown Daisy、Japanese-green、
葡名:Pampilho-ordinário、Maimeqer、Pampilho-vulgar、Pampilho、
2010年4月、2014年4月25日、2015年2月12日、4月29日、2016年2月8日、2018年5月1日、3日、10日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2018年5月15日、アレンテージョ地方で撮影、
クリサンテムン・コロナリウム Chrysanthemum coronarium(シュンギクの原種)の花。草丈は1メートルほど。
野菜のシュンギクに比べると葉は細い。草原や沿道に自生。
ポルトガル国旗のはためく古城と。
大西洋に望む断崖の上に咲く。
田舎道の沿道に咲くクリサンテムン・コロナリウム Chrysanthemum coronarium でした。
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(GKZ植物事典より) 和名は、春にキクに似た花を見せることから。属名は、古代ギリシャ語の chrysos (=黄金色)と anthemon (=花)の合成語。種小名は「副花冠のある」の意。
シュンギクは、キク科の一、二年草である。全草が無毛で独特な香気がある。草丈は30~60㎝程度となる。葉は、2回羽状に深裂し、茎に互生する。5~6月頃、茎頂に径3㎝程度の頭花をつける。周辺の舌状花は白色で、先端部は2浅裂し、花弁中程から黄色となり、中心の管状花は黄色となる。我が国では、特有の香りが好まれ、鍋物料理には欠かせない存在となっている野菜である。しかし、このシュンギクを野菜として食用に用いているのは日本や中国だけであり、ヨーロッパでは花壇や鉢植えにして専ら観賞用として栽培している。別名をルソンギクと言い、東南アジアを経由して我が国へ渡来したものと推測される。江戸時代初期には渡来したと推定されている。 (GKZ植物事典より)
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