イネ科、Poaceae、ヌカボ(アグロスティス)属、地中海沿岸地域、イベリア半島原産、
学名: Agrostis truncatula、
葡名: Barbas-de-raposa(キツネのあごひげ)、Erva-feno(干草ハーブ)、Erva-fina、Linho-de-raposa(キツネのリンネル)、
2011年6月10日、2015年6月13日、2016年7月13日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、
アグロスティス・トゥルンカツラ Agrostis truncatula の花。花期は 6月から 8月。
標高 1500メートル付近で確認。目視ではピンクのもやの様にかすんで見える。
草丈は 30センチほど。葉は線形で、株元からロゼッタ状に広がる。
アグロスティス・トゥルンカツラ Agrostis truncatula でした。
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(GKZ植物事典より)和名は、学名の音読みから。属名は、ギリシャ神話の agros(=野原)を語源とし、イネ科の一種のギリシャ古名からの転用という。種小名は「切形の」の意。
アグロスティス・トルンカツラは、イネ科の 1・2年草である。本種は、イベリア半島の標高 1100~1700m 級高地に自生する野草である。草丈は 30~50㎝ 程度となる。葉は長さ 5~10㎝ 程度の狭楕円形で先端部は尖る。6~8月頃、茎上部に大形の円錐花序を出し、紫色を帯びた小穂に紫色の小花を多数つける。(GKZ植物事典より)
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