マメ科、Fabaceae、レンリソウ属、地中海沿岸地域原産、つる性1年草、
学名:Lathyrus_tingitanus、
和名:オオレンリソウ(大連理草)、
英名:Tangier Pea、Two Flowered Pea、Everlasting Pea、
2007年5月、2014年4月20日、2015年5月7日、ポルトガル、コスタ・アズール地方、2018年5月15日、アレンテージョ地方で撮影、
ラシラス・ティンギタヌス Lathyrus tingitanus の花。花の直径は2センチほど。
野原や道路わき、森に自生している。明るい林の中、鮮やかな赤が目を引く。
ピンクのスカビオサにからまるように咲いている。
他の植物にも絡まって枝を延ばす。
ラシラス・ティンギタヌス Lathyrus tingitanus でした。
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(GKZ植物事典より)オオレンリソウはマメ科の多年草である。概して沿海地の砂質土壌地に自生の見られる野草である。蔓性植物で、草丈(蔓長)は1,5~2m程度となる。若茎 にの表面には白色の軟細毛が密生する。茎の断面は方形で、それぞれの側面には条筋が走る。長い葉柄(5㎝程度)の先には2個の卵形~広楕円形の小葉が対生 状につく。葉柄の基部には小さな托葉が着く。葉にも白色の軟細毛が見られる。4~7月葉腋から花柄を伸ばし、径2,5~3㎝程度の蝶形花をつける。旗弁は 紅紫色時に濃紅紫色の網目模様が入る。翼弁・竜骨弁は濃紅紫色となる。花後には円筒状で先端の尖った莢果をつける。本種は、ヨーロッパ各地に帰化状態にあるが、明確な原産地はどうやら確定していないようである。(GKZ植物事典より)
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