医大生・たきいです。

医大生的独言。

厚労省で医系技官に聞いてきた(前編)

2014-12-19 23:59:59 | 人気記事

医系技官業務見学ツアー
医系技官に関心をお持ちの方の為に、医学部・歯学部の学生や医師・歯科医師を対象に開催しています。
原則として5~10名のグループ単位で受け付けていますが、それ以下の人数でも、御相談に応じています。

(「厚生労働省医系技官募集のご案内」より)


これに応募して、大学の同級生らと8名で霞ヶ関まで行ってきました!ブログで宣伝した割には(環境医学わず-医大生・たきいです。2014/11/14)うちの大学だけで行ってきちゃってすいません(笑)。霞ヶ関への潜入レポートを前編後編に渡ってお届けしてまいります。医大生・たきいです。



ところで、日本にお医者さんって全部でどれくらいいるか知っていますか?

およそ30万人らしい。(って言われても多いのか少ないのかよくわからん笑)

そのうち96%は、お医者っぽいお医者さんをしておられます。所謂「臨床医」。白衣を着て、聴診器をぶら下げて、患者さんを診ています。高校生のときに医学部進学を考えた時、ほぼ全員がこうなる姿を想像したことでしょう。

1.7%は、基礎研究。大学におられる、試験管とか顕微鏡が似合う怪しげな先生たちのことです。少数派なんだろうなということは肌で感じておりましたが、数字で見ると少数過ぎ、ちょっと引きます。笑

そして、たった0.09%に含まれるお医者さんたちがいます。

医師免許を有し、専門知識をもって、社会の仕組み作りの中心となる行政官
――厚生労働省医系技官


チーム・バチスタに出てきた阿部寛や中村トオルのことです。


みんなでスーツに身を包み、丸の内線に揺られます。まずは形からと、日本経済新聞を読んでみたら、「お父さんみたい」と笑われました(笑)。
就活から縁遠いわれわれ医学部生ですが、なんだか就活生みたい。
「御省が第一志望です。」
というギャグがウケました。




そんな医系技官が働いている場所がココ!



NHKのニュースで見たことある!よくないニュースのときに映りがちなとこだ!

入館手続きは厳重です。流石は厚生労働省。身分証の提示が求められて、一時許可証がもらえます。ちょっと緊張しながら、まずは地下の職員食堂へ。


名物オムライス

ググったらオムライスが定番と書いてあったので食べてきました。大盛で。とろとろな卵がうまし。結構デカい肉もゴロゴロ入っていて食べごたえがありました。

ここで日本の医療の仕組みが作られているのかと思ったら結構テンションあがります。

おなかいっぱいになったところで、アポ先の9Fの厚生科学課に向いました。


後編に続く)









(集合に遅れた女の子が新幹線で追いつくという柔軟さを見せてきて惚れた人(笑))

男性医師はアップグレード、女性医師はダウングレード

2014-12-17 20:56:19 | 人気記事

授業がちょっと早く終わったのでラーメン屋にでもいくかなと思った。授業が終わったとつい先ほど宣言したくせに先生はマイクを置かない。マイナー科の女性医師である。推定年齢を書こうか迷ったけど、やめておく。笑

「男の子はもう教室出て行ってくれて構いません。女の子だけ残って少し話を聞いていってください。いいですか、男性医師はアップグレード、女性医師はダウングレードなのです…」

なんだかおもしろそうな話が始まったので、ラーメンのことなど忘れて教室に残った。医大生・たきいです。





一般的に、女性医師の「成功」って二つの尺度があるでしょう。ひとつは、医師としての成功。もうひとつは、女性としての成功。後者を得るのが非常に難しいというのがここでの論点であります。成功というのも抽象的な言葉ですので、「医師としての成功」とは自分の目指す医師像に向ってキャリアパスを歩むこと、また、「女性としての成功」とは愛する旦那と結婚し、幸せな家庭を築くこととでもここでは定義しておきましょう。


男は医者になると7倍モテるという話は有名です。もともと常人の5分の1程度しかないモテ度でも、医者になった瞬間普通の人以上にモテ始めてしまうという理屈。昔、とある文系の女の子と話をしていて、

「おれ?将来はお医者さんだよー」

と言ってみたら途端に目の色が変わり始めてしまって焦ったという経験がありましたが、そういうことです。怖いですね。「医者はモテるとか嘘じゃん」とか言っている田舎の男子医学生をよく聞きますが、田んぼの中に閉じこもっているからそう思うだけなはず。君たちネオン街に行かなさすぎです。それに、自分の先輩たちを見てみればなんとなく事情が掴めるでしょう。これが、男性医師はアップグレードたる所以。「俺と結婚したいんじゃなくて、俺の医師免許と結婚したいんじゃないの」とかいう複雑怪奇な話もあるようですが、ここでは本線と逸れるので割愛させていただきます。笑





対して女医さん。女医さんは結婚相手を選べないというのもまた、この業界では有名な話。まさにダウングレードです。3分の1の法則というのも昔から語り継がれている話らしく、3分の1は幸せな夫婦生活、もう3分の1は独身貴族、あとの3分の1は離婚というもの。このブログ、医学部受験生も結構見てくれているらしいのですが、こうやって女医さんのネガキャンしないほうがいいんだろうかと真剣に悩んでしまうほどのヤバイ数値です(笑)。女医さんは3人に1人しか幸せに結婚できないだなんて。。。



この辺で、こういう話嫌いなんだと言っている男が教室を出て行きました。話の大切さはわかるけど、そもそも金切声のオバサンがフェミニストを称して声高に語るのが腹が立つ、と。ババアうるせぇと思っちゃうのは正直よく分かるよ(笑)。健全な男子は皆、うるさいオバサンの話なんて嫌いだもの。だけどせめて、悩める少女がいるなら彼女たちの声に耳を傾けてあげようじゃないか。

それに、これって女だけの問題ではなかろう。女子の医学部の学生は昔と比べて激増する昨今。中では学年の半数近くが女子という学年の存在する医学部もあるようです。女性医師が健康に幸せに働ける環境を今以上に整えなければ、我々男性医師が必要以上に労働しなければならないことになり、最後には疲弊してしまうに違いありません。女医さんを大切にできないようでは医療は回らないのです。




「とにかく、早く、いい伴侶を見つけなさい」
授業に来た先生が、女子医学生に対して一番イイタイコトはこれのようでした。




ちょっと目線を変えて。海外ではどうなっているのでしょう。今年の3月にイギリスに観光に行ったのですが、そのときケンブリッジ大学で買った本にこう書いてありました。

*ロンドンで医者になりたい人はこれを読む
医大生・たきいです。2014/3/23

Learning medicine(Cambridge University Press)

イギリスで医学部進学を目指している人に向けて書かれた本。

Learning Medicine: How to Become and Remain a Good Doctor
Peter Richards,Simon Stockill,Rosalind Foster,Elizabeth Ingall
Cambridge University Press


“Opportunities for women”と題されて次のようなことが。
“In 1991,for the first time, more women than men were admitted to medical school in the UK.”

…え、これまじ?


“The conflict between career and personal interests is not confined to women and to bringing up a family.”

…日本の女性医師特有の悩みはもはや昔話のような勢いになっています。



イギリスって女医さんがめちゃくちゃいるんですね。知りませんでした。では、日本もイギリスに前ならえすればいいかといっても、そうは問屋が卸さないでしょう。諸外国では、いったん他の学部を卒業してから、medical schoolに入学という流れが一般的です。蓋し、最初の大学生活を送る中で、女性としての成功を勝ち獲って、それから医者を目指す女性がほとんどなのではないでしょうか。対して日本で医者を目指すには、18歳で医学部に入るという人生の選択をせねばなりません。するとベルトコンベアのように忙しい医大生生活を送らされて、卒業したときには若くて御年24。ただでさえモテない女医さんは年齢的にますますモテなくなってきます。正直に書くけど、男に生まれてよかった。日本の女の子は、医師への道に足を踏み入れてしまうと恐ろしい現実が待っているのが現状なのです。




では、解決策とは一体。

育児・保育の環境を整えるとか、仕事との両立を円滑にとか、そういう話もごもっとも。だけど、女子医学生の人生戦略が甘いという点も見逃せないでしょう。女子医学生諸君。教室を見渡せば、童貞っぽくて冴えないブサイクな男がたくさんいるはず。だけど、今現在君たちに見下されているであろう彼らも医師免許を手にいれてしまった瞬間、手の届かない存在になり得ます。

医学部に通う男というのは、幼少のときからペンばかり握ってきたような人種です。女の子の握り方など知りません。奥手。でも、ツラい勉強を耐え抜いてまで「人の為になろう」という信念を貫いてきた男たちばかりですから、優しい人がほとんどなはず。捕まえるなら今が最後のチャンスかもしれません。お姫様のように、「誰か私を捕まえてくれないかしら」と妄想していても時間の無駄だし、現に医学部男子にはそこまで度胸がありません。無理な話です。捕まえてくれないのなら、捕まえに行くしかないのです。彼氏ができないとか嘆く前に周りの男どもを手玉に取りましょう。「32歳までにこどもが2人欲しいからー、初産は29歳までが最低目標でー」とか逆算しながら指折りしたって無駄なのですから、周りの男どもを手玉に取りましょう。






自分の話も最後に。将来結婚するなら、はあちゅうさんみたいな女性がタイプ。はあちゅうさん、新刊予約させていただきましたので結婚してください。

半径5メートルの野望
はあちゅう
講談社


はあちゅうさんみたいな異業種のバリキャリ女性と互いを高め合う人生を送りたいものです。仕事の話なら、仕事場で同僚とすればいいのです。医者になるということは、視野が狭まることもでもあるでしょう。だからこそ他の立場からの視点が欲しい。他の世界が見てみたい。自分じゃ見えない景色を一緒に見せてほしい。できることなら同じ畑の女性とは結婚したくないと贅沢にも思ってしまうかもしれません。

でもね、悩めるうら若き女子医学生がこれだけたくさんいるのかと思うと胸が痛みます。

きっといい伴侶になり得るこのわたくしに目を向けない同学年の女性陣の将来を案じます




あ、来週クリスマス・イヴじゃん…と気がついたたきいがお送りしました。









(楽しくなって筆がノリ過ぎた人(笑))

医学部生の浪人年数別性格分析

2014-12-16 23:59:59 | 人気記事

先日岩手に行ってきたということで、大学の同級生たちにお土産買っていきました。


チョコ南部

お馴染み南部せんべいを砕いたものをチョコにしてクランキーチョコなテイストに仕上げたとのこと。


クセになるおいしさ

どれだけおいしいかというと、お土産として買ってきたのに自分で結構平らげてしまったくらいです。(笑)

チョコ南部。岩手県にお出での際は是非お買い求めを。盛岡駅の中の南部せんべい試食もオススメですよ。医大生・たきいです。








医学部というのは浪人して入ってくる人が多いのです。因みに筆者は一浪。よくあるパターン。凡人。一番大衆感覚に近い一般人なのが一浪だと思う。現役/一浪/二浪ではおおまかに性格が分類できるのではないかとかねてから思っている。

同じく一浪の友人と雑談。先日あったCBT模試についての話題。

「やー、あれの見直ししようと思いつつまだやってないわ」
「あ、俺も(笑)」
「ハハッ(笑)」
「やろうと思ってバッグには入れたんだけどね、解答解説集」
「あ、同じく(笑)」

如何にも大多数的一浪勢の会話である。原則として一浪は普段から熱心ではない。「ゆーてなんとかなるっしょ」という甘ったれた精神を持っているのが特徴。「不真面目」の一言で片づけられがち。人生で一回大きな失敗をしているはずなのに何も学んでいないのが情けない。ただ、やるときはやる。ただし、やり始めるのが遅い。一浪の中の1割くらいは間違って浪人した頭いい勢が含まれるのだが、彼らの性格はむしろ現役生に近い。大多数的一浪勢は不真面目。一浪同士は波長が合うと言われることも多い。





対して、現役。その多くは優秀。勉強熱心で、日常的に勉学に励む人も多い。将来の大学教授候補はほぼ全員現役である。ただし、ひとつのことに熱中しすぎるあまりだろうか、社会的に柔軟性に欠けると思しき人もたまにおられる。医学部の学生と話して、こいつ性格尖ってんなと思えば、「現役?」と問えばまず間違いない。良くも悪くも一途なのだ。凡人の一浪勢から現役の人間を眺めると、少しくらいは性格が曲がってくれていて欲しいもの。じゃないと世の中不公平だから。確かにそういう人も少なくはない。しかし、天はニ物も三物もときに与えてしまうもので、ひとつも欠点がない人間という稀有な人間をも含むのが現役勢という集団なのだ。





そして二浪。客観的に正確な自己評価ができるという点で他より優れる。やっつけ仕事が苦手と自覚しているためか、計画的にかつ丁寧にタスクをこなす人が多い。現役、一浪では精神的に成熟が遅れている人も多いが、二浪ではほぼ皆無。一部の例外を除いて。長めの浪人生活を経て自分自身と向き合った結果、考え方、信念がしっかりしている人が多い。






三浪以上。独創的である。他とは違う。各々独特なキャラを持っていることが多い。ある特定分野には秀でた力を発揮することがある。なぜか美人率が高い。若いころはチヤホヤされて勉強しなかったんじゃないか、とかいろいろと邪推してしまう。







再受験生。人間性は満点。いつも尊敬しております。ただし、体力の衰えの為か、若者のノリについてこれないときがある。たまに心も見た目もフレッシュな若い人がいるから末恐ろしい。






エビデンスなど皆無の独断と偏見で書いてみましたが、みなさんの周りはどうでしょうか(笑)。こういう話嫌いじゃないんだよなと思っちゃうあたり、改めて自分って文系脳なんだなと再認識する今日この頃でございます。因みに、自分が一番馬が合うなと思うのはやはり一浪した人間たちです。アホとかクズとか言われがちだけど。笑









(木曜まで授業あるけど完全に年末気分で気持ちが鈍りきっている人(笑))



「フラジャイル病理医岸京一郎の所見」を読んで

2014-11-22 23:59:59 | 人気記事

あなたが癌かどうか
診断するのは外科医である。

×




医大生のわたくしはいかにも「病理医」と答えさせたい質問だなと思ってしまいますが、ちょっとインパクトのあるこのフレーズは新作の漫画の帯に書いてありました。

因みに、ただの正常構造を腫瘍だと答えて先生の逆鱗に触れたのがわたしです(笑)。同級生からいじられまくられてツラい世の中です。医大生・たきいです。








フラジャイル
病理医岸京一郎の所見


岸京一郎、職業・病理医――
直接患者と会うことなく病気の原因を調べ、診断を下す医者。
医師らは彼について、こう語る。
「強烈な変人だが、極めて優秀だ」と――。
(第1巻背表紙より)

確か病理医、「強烈な変人」多い気がする

医者を題材にした物語というのは大抵外科医なんでしょうが、ついに病理医に脚光があたったわけです。ちょっとこの業界に激震が走っております。



主人公の岸先生が大量の紙媒体を抱えて

「そんなエビデンスはどこにもないっ」

って言ってるシーンはちょっとした見せ場ですが、

今の時代そんな紙媒体使わんでしょと思っちゃったり、




宮崎先生みたいな純朴なタイプの女医さんってほとんどいないんじゃないか



とかツッコみたくなるところもありましたが(笑)、かなり面白く読めました。ちょうど病理の勉強中の友人に読み終わったこの漫画を貸してあげたら、彼の病理の勉強時間を1時間近く奪ってしまったほどです。ちょっと医学に詳しい我々医学部の学生ならば、わりかし病気の内容が分かるので、岸先生の細かい表情の意味も分かるような気がしてなおさら楽しめます。オススメ。

一般の方にどれだけウケるのか。ここ次第で大ヒットの予感。

ドラマ化とかもいけそうな気もします。岸先生役、誰がいいかな。

うーん、阿部寛
偏屈な感じのキャラ向いているし、病理医にぴったし。笑






(漫画読んだくらいで勉強のやる気が出てしまった自分が悲しい人(笑))

芸大学生オケを聴いて医大生はこう考えた

2014-11-20 21:16:03 | 人気記事

1日に5回くらい「寒っ!」って言っちゃう時期になりました。ニュースでどこどこが氷点下みたいなこと言ってましたが、まったくイヤになっちゃいます。完全に体が関東の人間になってしまって寒さ耐性がなくなった…、とかいうと、例によって雪で車が埋まる系大学の人たちから怒られるのでこの辺にしておきます。医大生・たきいです。


先日のこと。



藝大の学生オケの招待券を頂いたので聴きに行ってきました。なんてキレイな大学なんだ。流石は芸術のまち、上野。その趣きは心なしか我が故郷のロンドンに似ている気もしました。


3月にロンドンで見かけたシェークスピアの像。なんちゃらスクエアにて。街の節々から感じる芸術へのリスペクト。雑な感想ですが、山の上の方の上野も、自分の中でこういうおしゃれなイメージなのです。笑

クラシックは小さい頃母親によく連れていかれた記憶がありますが、実はかなり久々。最近はオールスタンディングで「気分ん~上々のぉ~↑↑」って可愛いお姉さんが歌ってる系のLIVEにしかしばらく行ってませんでしたので。
鬱々とした試験期間、オケが唯一の楽しみでした(笑)。癒しの時間です。



あっという間のひとときでした。圧巻。ホールは満員。自分と同世代にこんなにすごい人たちがいるのかと、涙ぐみそうでした。マジで泣いちゃうと「のだめ」そのものなので渋い顔しながら拍手を送りました。なんだかその後の試験勉強もやる気がおきました。とにかく来てよかった。





病院の中で白衣に身を包む医大生と、壇上で黒い衣装に身を包む芸大生。医大生が扱う対象がScienceであれば、芸大生の扱う対象がArtである。それぞれは世界の両端に立っているかのよう。きっと、これが一般論でしょう。

さらには、大方の医大生はScience寄りで、Artが分からない。これも概ね同意が得られそう。特に異論がないことかもしれませんが、あえて疑問を投げかけます。医学部の学生諸君、果たしてこんな態度でいいのでしょうか。すなわち、二元論的にすべての事象を捉えるのは如何なものか。
自分にはArtの素養があると言いたいわけではなく、むしろありません。だからこそ学ぶのです。一流の人たちから学ぶべし。





素敵なチャイコフスキー交響曲第5番を拝聴いたしました。1888年に作曲されたというこの曲は、芸大生たちが高速で譜面を捲りながら紡がれていきました。平成の世に蘇る交響曲。「再現性」という文脈においては、これってむしろScienceかもしれません。素人の自分にはよくわかりませんが、指揮者や演奏者の意向が入ってはじめてArtになるのでしょう。

対して、診察室に入ってくる患者さんを診るのが我々の世界。人との個別具体的な対話に重きを置いて考えること。まさしく、1回限りの事象を重んじるArtそのもの、とも取れるでしょう。そこにはScienceに裏打ちされた問診もあるわけですが。

全ての事象は、極論複雑系の上にあります。いかなる分野にも、Science的アプローチのみならず、Art的アプローチも要求されてくるに違いありません。だけど我々、Artの世界はよくわからない。だから医学部の学生は、努力してでもオーケストラを聴きに行かなければならないのです。

というわけで、またそのうち遊びに行こうかな。笑






(これまでベト7好きを自称してたけどチャイ5好きに改めようと思った人(笑))