芥川賞発表待ちのときに作家が集う、知る人ぞ知るバーというのが銀座にあって、その分店のようなところに現代文の先生に1回だけ連れて行っていただいたことがある。大人を「オトナ」と表記したくなるような甘美さのある佇まいで、僕はちょっと背伸びした。
「ここが銀座だよ」
と、先生。華やかな街。ここは自分にはまだ早いかなという気もした。雰囲気だけで酔いそうだった。
さて、又吉さんは発表待ちのときにどんなことをされていたのか気になるところです。芥川賞おめでとうございます。医大生・たきいです。
純文学は自分にはちょっと無理そうだから、俺は直木賞の方かなと昔から夢見てきましたが、そもそも憧れているだけで作品など書いたことわけで自分には到底取れそうではありません。
![]() | 火花 |
又吉 直樹 | |
文藝春秋 |
この本、買ってはいたんです。ただ途中まで読んで放置してあるという現状に、自分には何も見極める力がなかったんだと悲しくなるものです。笑
とりあえず全部読んでみよ。
いや、読んじゃいかん。まずはあしたの症例プレゼン…。忙しい時ほど読みたい。医大生はつらいよ。
(医者業は週3くらいにしておいて、あとは物書きして暮らすのが夢な人(笑))