サークルハウスというところに初めて足を踏み入れた。なんというか、以前から抱いていたステレオタイプな大学のイメージと一致する雰囲気の場所であった。筆者が予備校主催の模擬試験で第一志望と書き続けた某大学のサークル棟と似た空気を感じたからなのかもしれないが。ちょっと薄暗くて、埃の隅に溜まる廊下に蛍光灯。これである。これが大学である。
何故かかる場所へ行ったのか。演劇部の新歓公演を見に行ったためである。演劇部と聞いて、ウケ狙いがすべてのおちゃらけた上演を失礼ながら予測していたのだが、完全に裏切られていた。なかなかに深い内容であり、延べ2時間にも及ぶ長編演劇であった。想像をはるかに凌駕した。想像以上の完成度であった。うわうわアツいぜ演劇部。
そのあと部員さんたちにお寿司に連れて行ってもらい、隣の席にはアラキドン。というわけで演劇部にも入部決定しました(笑)。ラグ部と兼部です(
さて、全国から人の集まる筆者の大学であるが、人の発音するアクセントにしばしば戸惑うことがある。
「筆算」を如何なるイントネーションで発音するか。平坦に「ひっさん」である。山もなく谷もなく平坦に「ひっさん」である。これが筆者の常識である。だけれども、「ひ」に強勢を置いて、まるで山を下りてくるように「筆算」を発音するのである。そう発音されてもはじめは何のことかわからない。
「なんこつ」を如何なるイントネーションで発音するか。これも平坦に発音するのが筆者の常識である。しかし、西の人たちは「な」から降りてきて発音する傾向が強いように思う。
「服」を如何なるイントネーションで発音するか。これはあまり意見が分かれぬ気もするが、これが、「ふ」に強勢をおく人がこの世には平然と存在するのである。結構びっくり。
そういえば、「焼きそばバゴーン」も「ペヤング」も西の人にはその名を知らぬ人が多いし、日本とは広いものである。単語の発音についても、ほかにも挙げれば枚挙にいとまがないが、知っている単語も使う単語も発音ひとつでイメージが変わる。悲しいかな、自分の英語が通じない理由を骨の髄から納得しかかっている今日この頃である。
(そういえば、小学6年生の時に「たきどん」と一部で呼ばれていたのを急に思い出した人)
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