こちらの試験ボードは、ブレッドボードが付いた床部分だけの市販品に、前面のボリュームをつけるパネルと背面のジャックと電源をつけるパネルを取り付けて改造したものです。
僕の記事を読まれている方はお気付きだと思いますが、試験ボードが大きすぎてエフェクター3個積んでいるのが分かりますね。スペースは横に空いているのでもう1個くらいいけそうな感じがします。
昔ギターの雑誌を読んでいて、高中さんとかがトランクに市販のエフェクターをバラして手作りマルチ見たくしているのを見て3個コンプとパラメトリックイコライザーとディストーションを入れたのを作りました。まだブレッドボードとかが無くて、半田のてんこ盛りで作ったのを覚えています。その機種もお嫁入りしているんですが元気に動いていますでしょうかね。
床の部分だけで、サンハヤト製で1000円くらいだったと思います。前後のパネルは40cm位のアルミ板を買って来て、必要な長さに切ってビスで固定しています。このアルミ板は、350円位だったと思います。
ただこの後、半分サイズのブレッドボードをアマゾンで130円で見つけて、それからは床板も自作して試験ボードを作るようになりました。
多分、1000円以下で出来ると思います。穴あけの手間だけですが、お安く出来るのは自作の醍醐味です。何でも載せられる試験ボードを作るだけでワクワクしますね。😅
世の中にこの構成の製品がないのが不思議ですよね。だって、ブレッドボードだけだと回路は組めますが、ボリュームとかジャックとかがブラブラで固定できませんよね。
僕は、必要に迫られて自作しました。
🔶ブレッドボード 125円 国内メーカーだと500円くらい
この大きさで、十分エフェクター1個の作れますね。中華製が安いのでおススメです。
写真をクリックするとアマゾンに飛びます。
ブレッドボードの説明ですが、ピンクと青い線の引いてある縦の列は一列導通するようになっていて電源に使います。真ん中のくぼみの左右の穴はそれぞれ横に5個が導通していて、列を跨いでパーツを指して回路を組んでいきます。この導通した5個の穴がプリント基板でハンダ付けする代わりをしてくれて、パーツを差し替えてお試し等が簡単に出来るようになります。
導通が5個で足りない場合は、複数の列をU字にしたジャンパー線で繋いで増やします。歪みクリップのお試しで一杯種類を試すのはこの方式ですね。
因みに、ブレッドボードで使う電源ジャックとか入力コネクターとかオプションの部品もあるので、結構楽しいですね。レゴブロックのようですね。大人版です。昔あった電子ブロックのようなものですね。パーツ直に挿せるので自由度は高いですね。
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