BOSSの最新機種は音が良くなっている？

BOSSの新機種については、改造出来ないことに注意が集中していました。
基盤とか配線を見るに、ボリュームは基盤に直付けだし最小の配線数になっているんですね。俗に言われる、細い配線材がBOSS臭さの根源と言われている部分が改善されていることになります。

今回、SD-1のハンダ上げ直しで良い音になった事で再度その点を認識しました。更に、最新版の歪み方も少しブースター寄りになっていて、ドライブ0だとクリーンに近いことも僕の好みに合いますね。

そんな感じで、メーカーさんが僕のやりたい事をやって下さっているようです。好きなように触れないのは残念ですが。
古い日本製と今回比較できた事で、ほぼ別の音だということが分かりました。

最新版は若い元気の良い音なので、経年すると落ち着いてくるかもしれませんね。そんな所も楽しみの１つです。

日本製のSD-1のハンダ上げ直し 重厚な歪み音

左の日本製もハンダを上げ直してみました。

先端がちぎれそうになっていた線もあって手直ししながら、ジャック、ボリューム周りを上げ直しました。その他パーツ構成でキリが無いので全部はやっていません。

音の方ですが、馬力が上がったように感じます。よりマーシャルっぽい歪みというかついついドライブを上げてしまう音ですね。逆にクリーンブーストという感じは先程の台湾製の現行品の方が合っています。少し高域が立った感じですね。日本製の方はドライブを上げていくと歪みは激しくなっていくんですが、トゲのある高域は抑えられている感じで重厚感があります。

SD-1に関しては、購入のままではなくて一手間掛けることをお勧めします。ちょっとの手間で、カスタムっぽい音に大変身しますよ。

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現行BOSSのSD-1のハンダ上げ直しの効果 大

先程の基盤のボリュームのハンダと、ついでに入出力ジャックのハンダも上げ直しました。
使用したハンダは、E.Durableの銀入りを使いました。銀は電気の導通が良い素材です。

音の方ですが、基本回路はいじっていないので歪み量とかは同じです。
違いは、ベールが何枚か剥がれたように感じます。ブーストでも歪ませても気持ちが良いですね。この違いは数値とか回路には現れないところだと思います。

間違いなくカスタム製品質になったように感じます。言うなれば、多くのエフェクター手持ちの中で、ライブ用のエフェクターボードに入るか入らないかの違いに現れます。

ライブ用エフェクターボードに、入れときたいと感じる音ということです。

現行 BOSS SD-1台湾製の内部

蓋を開けても、基盤にOPアンプを確認できないので、摘みを外して基盤を外してみました。

LEDの下に8ピンのICが見えますがサイズは4558の1／4位ですかね。半田上げのサイズも1mmより小さいです。
現行品のアドバンテージは、ボリュームが基盤に直付になっているのでケーブルがない分ロスが少ないということですよね。

BOSSの改造は、内部のケーブル取り替えとハンダの上げ直しが最近YouTubeで出ています。そのほとんどが解消されていることになります。回路的な改造は密集した搭載では不可能です。残されているのは、ボリューム等のハンダが濁った鉛色なので、綺麗な銀入りで上げ直すくらいですかね。

この対策で、音のベールが何枚か剥がせるとカスタム製の品質に変わるかもしれません。別途試しますね。

貴重な日本製のBOSSのOD

BOSSのSD-1です。
Made in Jyapanの記載が見えますね。OD1から機種変された頃の機種でしょうね。未だ継続販売されている長寿命の機種ですが、最新版はIC化されているので、パーツ交換等の改造は出来ません。改造したければ、パーツの基盤の旧タイプを手に入れなければいけません。中古かオークションになりあまり綺麗さは期待できないと思います。

初期もの日本製で、このぐらいの外観のは少ないですね。かなり綺麗です。音の方は、台湾製と比べるとベール1枚はいだような色気があるように感じます。

久々登場なので、今日は音を出して遊びます。

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