むかし、遠いところの農地で農作物つくりに取り組んだことがあります。
あまりにも遠いので、滅多に通うことが出来ず、放棄された畑のごとく
雑草が生い茂り、耕して野菜の苗を植えても、次に行くときは雑草に負けて隠れてしまい、
どこに植えたのか分からないほどになるという、さんざんな農業体験でした。
ある日、そこに行き、草刈り機で雑草刈りをしているときに野良の雌ネコがやってきました。
人を怖がらず、呼ぶと来て甘えるので、純粋の野良ではなく、半分野良の「半のら」かもしれなません。
この半のらチャンがすごいのです!
草刈りをすると、小さい野ネズミが飛び出してくるのです。この畑は、野ネズミの天国だったのですね。
そして半のらちゃんは、その飛び出してくるネズミを次から次へと簡単に捕まえて食べてしまうのです。
頭の良いのは、草を刈る私の後ろに付いてきて、飛びだして逃げてくるネズミを捕まえるのです。
あっという間にお腹が大きくふくれ上がり、満腹になって帰って行きました。
ネコの本来の姿を、目の当たりにして、やっぱりネコってすごいな〜!とすごく感動しました。