ネコの先祖は砂漠に住み、そこに住むネズミを主食にしていました。
このため、ネコはネズミを捕るために体を進化させ、超音波を聞ける耳、鋭い爪、
夜も見える目などからだのつくりは、すべて、ネズミを捕るために発達してきました。
このほかに、すぐれた動視能力、ジャンプ力、瞬発力など、他の動物にはない能力も身につけています。
ネコは、夜行性のネズミを捕るため、昼はひたすら体力を温存するために寝ていました。
しかし、ネズミを捕らなくなった現代、その能力を十分に使うことなく過ごして、
いまでは、ペットとして、より可愛く、より飼い主の慰めになるように変わりつつあります。
ちゃーちゃんも、本のもののネズミは見たことも無く、パソコンのマウスをいじり、
パソコンの画面を動く矢印をねらっています。
これからネコはどんな進化を遂げるのでしょうか?
野生的ネコは淘汰され、ひたすら癒やし系の姿に変わってゆくのでしょうね。
マンチカンなどは、絶対ネズミなど捕れない姿になっていますね。まあ、これも一種の進化なのかもしれません。