多聞月記

シルクドゥソレイユのドラリオンをきっかけに中国雑技、サーカス好きになったおっちゃんの月記

ドラリオン最終追加公演開幕

2008-01-26 09:36:32 | Weblog
残念ながら私は会社で仕事してたんで行けませんでしたが,
時計見ながら,「今ごろダブルトラピスかなぁ」とか思いながら
過ごしてました.
1/29までの我慢です.
有給休暇の許可もバスと新幹線のチケットも手配したんで
もう後は時間が過ぎるのを俟つだけです.

ここでのドラリオンと私について.

~ドラリオンと出会いまで~
元をたどればカレイドスターです.
カレイドスターとはカレイドステージというサーカスで
真のスターになることを夢見る少女のど真ん中青春サクセス
ストーリーなんです.
この作品を見てキャラクター一人一人のステージにかける熱い想いに
感動して,サーカスそのものに興味を持ったのが始まり.
そしてちょうどその後に来たのが「アレグリア2」でした.
この時は学生だったので1万円を超える値段を見てやめておいたのですが,
ちょうどその次に来た「ドラリオン」の時,私は社会人だったのです.
それでも生のステージを見たことがない私にとっては
この値段は冒険なわけで,アニメファンとしてDVDを買ったりしている
身なんでかなり迷いました.しかしそこで会社の先輩でアレグリア2を
見た人に出会い,勧められたことでついに動きました.
これが8月でした.

~ドラリオン大阪公演~
初ドラリオンは8月の中旬でした.席はCブロックの20列目ぐらい
だったと思います.今思えばかなり後ろです.でも初めての生の舞台は
私を虜にすりには20列目でも前すぎたぐらいでした.
目の前で繰り広げられる種々のすごい技の数々.
ここに私の妄想力でここにたどり着くまでの苦労が勝手に
頭の中で追加されて,もう心の底から拍手をしてました.
家に帰ってすぎチケットを追加したぐらいです.
そして大阪での2回目が9月の頭でした.この間に実はドラリオンでは
大きな事故があったわけですが,そこで見せたシルク・ドゥ・ソレイユの
底力は素晴らしいものでした.
事故というのはご存知の方も多いと思いますが,主要キャストの中でも
主役クラスのアザラ役のグロデールさんの怪我でしたが,ここでピンチヒッター
としてアザラを演じられたのがワン・ビンさんでした.
恐らくこういう事故に備えて何人かが他のヤオとかも含めて練習は
してたんだと思いますが,ドラリオン開始と同時に上から降りてこられた
アザラはもう代役ではなく新しいアザラでした.
元々がバレエ・オン・ライトの方なのが幸いしたのかもしれませんが,
踊りの一つ一つが流れるような体の動きで進んでいき,何がどう優れているかは
私には分からないのですが,新しいアザラは私とドラリオンを繋ぐ大きな
きっかけになってくれました.はっきりいってこの後の数回のドラリオンは
ワン・ビン目当てといっても過言じゃなかったと思います.
私が言ってもなんの説得力もありませんが,ワン・ビンさんには
少なくとも私という人間を惹きつけたわけで,彼女にはスターとしての素質が
あるんだと思ってます.

~名古屋公演~
ドラリオンと出会い興味を持ち,ワン・ビンさんを見ることでドラリオンを
何度も何度も見るきっかけを与えてもらい,そしてその結果として
ドラリオンそのものの魅力に惹きつけられることになった,というの段階が
この名古屋公演でした.
ワン・ビンさんのアザラを見るということで逆にドラリオンをよりしっかりと
見るようになり,その結果,火と水との対立から融和,全てが一つになって
いく流れを大まかに理解するようになり,言葉なきサーカスによる物語の
表現という,まさしくリアルカレイドスターの演目のような姿に(実際
カレイドスターがシルクを参考にしたんだとは思いますが),作品自体に
ひき込まれる私がいました.
9回中ワン・ビンさんがアザラをされたのは2回だけでしたが,それでも
チケットを売りさばくどころか買い足しているのがいい証拠です.
ぶっちゃけかなりのお金を注ぎ込んでますが,今はそうまでしてでも
見たいと思えるものに出会えた奇跡に感謝しています.
人間中々ここまで何かを好きになるってことないと思います.
ドラリオンと出会えて本当によかったです.

ちなみに・・・
ワン・ビンさんは今はバレエ・オン・ライトがメイン,他には
シングル・ハンドバランシングの時にジュンルーやミンジューが
上に上るのを手伝ったり,演目中後ろにおられたり,いろんなところに
おられますので,興味がある方は捜して見てください.
でもたぶん写真とだいぶ雰囲気が違うんで難しいと思います.

いつかシルクの中でも主役級の役を演じて欲しいなぁ


コメント (1)
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