ドラリオン 回顧 ④ 「出会い」

～ワンビン物語①～
後半盛り上がってくる感覚が好きだと思ったドラリオン．
せっかく大阪にいるのだからと複数回見ることにして，
１回目の観賞の後，すぐに家でチケットを買いました．
こうして用意した２回目．
これが今後の私の行動を大きく左右することになるとは．

座席はＢブロックの５列目の１番ということで
ソレイユの中まで見える席でした．
そしてそこから舞い降りたのが・・・
そう日本で生まれた新しいアザラです！！
いや～驚きましたよ．
だってアザラってちょっと変わった帽子を被った人だったし，
初鑑賞の時だって心を惹かれた記憶がなかったんです．
あえてアーティストについて言うとしても
ミニウォーターがかわいかったのが
また見られるかなぁって程度ですよ．
そう思ってたところに一瞬で私の心を捉える空の女神が
舞い降りたのです．
「えっアザラってこんなに魅力的だったっけ？」
そして次の瞬間には空中をそれはもう軽々しく飛ぶのです．
衣を身にまとって空を飛ぶなんてまさしく天女です．
とにもかくにも，その瞬間から私がドラリオンに行く理由が
一つ増え，それは今もなお続いています．
彼女をもう一度見たい．

後日会社に行った私はアザラを美しさをこれからドラリオンに
行く先輩に延々と語っているのでした．

しかし大きな問題がありました．
名前が・・・・分からない．
どっひゃ～！！
基本中の基本じゃんって思われるでしょうが，
当時は彼女の名前も写真もまだのってなかったんです．
彼女の名を知るのはまだまだ先の話．
しばらくは空を軽々と舞う，名前が分からない空の女神を
想い，追いかける日が続きます．