多聞月記

シルクドゥソレイユのドラリオンをきっかけに中国雑技、サーカス好きになったおっちゃんの月記

ワールド サーカス デー in 中国雑技団 中国杂技团的《世界马戏节》

2017-04-17 20:15:56 | Weblog
中国雑技団のワールドサーカスデーの様子がアップされたので紹介したいと思います。

中国雑技団では孙力力先生を中心に中国全国から集まった約40名で座談会や討論が行われたそうです。
最初の写真が中国雑技団の孙力力先生で、中国雑技団の副社長ぐらいのポジションだったような。。。
とにかく雑技芸人出身のお偉いさんです。
「雑技教育と創造」についてという題目だったそうですが
・雑技芸人をどのように育成すべきか
・雑技芸人の未来はどこに向かうのか
そういったことが議論されたそうです。
雑技の世界では近代から現代にかけて、より科学的な理論に基づいた育成によって
これまでの多くの技術的課題が解決されたと聞いたことがありますが
そういった雑技理論をより実践していくことや、未来の雑技芸人育成のために
教師間で常に交流をもち互いに学ぶことが必要だということが話されたそうです。

私はワールドサーカスデーに合わせてこういった座談会が開かれること自体が羨ましいですね。
たとえば日本には木下大サーカス、ポップサーカス、ドリームサーカスと3つのサーカス団が
あります。
言い換えれば3つしかありません。
そして日本の曲芸をどう復活させていくかなどそういった座談会が3団体トップ座談会が
公開で開かれたり。。。しないよな〜と思ってしまいます。
やってもどこが取り上げるって話ですしね

さて、今回の座談会は河北省、河南省に近くだけでなく福建省や雲南省など
中国各地から参加者が集まったようですが、中国雑技団の本拠地北京からすぐ近くに何があるか。
そう!雑技の故郷と呼ばれる吴桥です!
そしてもちろん吴桥雑技博物館も訪問したようです。

ちなみに、こちら雑技博物館はもちろん私も行ったことがあります。

昔使われいた雑技の道具が展示されていたり、その歴史が展示されてたり
吴桥から中国全土に羽ばたいてその芸を伝授した芸人の紹介があったり
雑技ファン、サーカスファンなら一度は訪れておきたい場所ですね。
残念なポイントは歴史的な石版とかはレプリカしか置いてないことですね。
あろ北京からいけますけど、決して行きやすいわけじゃない点も注意が必要です。
行くなら天津からが列車も多くておすすめです。
私は沧州の中心街で一泊した上で移動しました。

さて、では実際のショーの方は?といいますと



中国雑技団の常設劇場である东图剧场にて《天地宝蔵》が上演されたそうです。
昔は違う劇場で常設でやってて、それが終わって見られなくなってましたが
嬉しい&めっちゃ羨ましい復活です。
1枚目がお客さんの記念撮影
2枚目がクラウンですね。この方は昔キグレサーカスにいたこともあるらしく、日本語が話せます。
3枚目が雑技芸人の方々です。
あーーー
中国行きたいよ〜雑技見に行きたいよ〜〜
せっかくなので天地宝蔵のプロモーションビデオを貼りつけときますね。
リンク先はYoutubeです。
私は3回しか見れてません。もっと見たい!!!
コメント
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