田舎で暮らしてます。 (My country life!)

都会の喧騒を離れ、北関東の田舎で可愛いペット達と暮らし始めた中年夫婦の日記です。

キャンディーズの思い出

2011-05-01 05:33:26 | 日記
キャンディーズ
呼び起させる
遠い過去
我、はたちで
もとかの三十路

としうえの
かのじょのかおは
いとうらん
ほれたよわみか
ただ思いこみ?

なぜかキャンディーズというと「年下の男の子」しか思い浮かばないし、一世を風靡したらしい当時の記憶が鮮明でない。当時付き合っていた年上のひとは三十路近い28歳であった。蘭ちゃん似の愛くるしい顔立ちだったという記憶はすでに修正が加えられてしまった結果なのか写真など存在しない元彼女の本当の姿は闇の中。初恋のひとではなかったが、上京して社会人となって初めての恋だった。当時盛んだったESSサークルの一員として参加していた彼女は可愛いだけでなくゲームが得意で理知的でもあり、魅力的な大人の女であった。二十歳の若者は彼女に夢中になっていった。一年足らずの交際が続いたが、英国私費留学を機に2年半の空白が二人の運命を分けた。結婚は周囲に猛反対され、彼女の兄に、必ず後悔すると諭されて諦めた。自身の家族の反対は押しきれても彼女の家族の反対は押しきれなかった。青いレモンの味がするような切ない思い出である。

むすばれぬ
年上のひと
兄嫌い
よばれたくない
お兄さんとは

おとうとの
フィアンセ来たり
年離れ
兄とよぶなよ
としうえの女(ひと)

福岡の故郷で彼女は今何を思っているか。