日曜日だと言うのに今日も6時前に目が覚めたしまった。涼しいうちにと思い朝から庭の雑草たちと一戦交えることにした。どうせ負け戦、こちらに勝ち目はないが放っておけば、たちまち雑草の中に小さな社宅が埋もれてしまう。庭先には夏の旅行で土産に買ってきたユリの花が二株植えてあるし、トマトや葡萄たちも雑草から守ってやらねばならぬ。雑草も小さなうちは根も短くいとも簡単にむしり取ることができるが、成長すると背丈の2倍、3倍に根をしっかりとはってくる。戦いの準備が整う、訓練兵の間に根こそぎ抹殺するに限る。とは言え、一時間もすると腰は痛くなるし汗はかいてくるで、戦闘中止に追い込まれる。所詮、多勢に無勢である。そこそこに引き上げて朝のシャワーを浴びることにした。思えば4日ぶりのシャワーである。風呂はお盆休みの旅行中に湯船につかったのが最後である。加齢臭で周囲も迷惑していた事であろう。
さて、旅行と言えば嬬恋村での滞在であるが、なんとも印象のうすいドライブ旅行であった。温泉ホテルは高値の花で、もっぱらペンションしか泊まれない身であるが、フルコースの洋風料理かと思いきや夕食は牛豚しゃぶしゃぶをメインにした和風料理で部屋食となっていた。このペンションには泊り客全員で食事ができるような施設はないようで、各部屋まで食事を運んできてくれる。従って、部屋ごとに食事の時間はずれてくるし、できたての料理は難しい。料理についての感想は、可もなくなく不可もなくといったところ。料理の品数も決して少ないとは言えず、味も合格点ではあるが特筆することはあまりない。お造り、煮物や揚げ物も美味しく問題はなかったのだが、ただひとつ困ったのはしゃぶしゃぶ用の固形燃料があまりに少なくて、のんびり構えていたら、牛肉の最後の二切れをいれる前に固形燃料の火が消えてしまった事である。豚肉は最初の段階で、しゃぶしゃぶってしまったので残っていたのは牛肉だけである。牛であれば多少火が通っていなくても食あたりすることはないと考えて、余熱で調理することにして残りの二切れをミニ鍋にいれたが、鍋の温度は急激に下がってしまったようだ。この様子を周りから見ていた息子と嫁には間抜けな父親と映ったようで、すっかり笑われてしまった。それにしても、そこまで固形燃料を節約する必要があるのだろうかと疑問に思ってしまう。もし固形燃料を少なくしたのなら、長時間持たないので早めに召し上がって下さいくらいのアドバイスが料理が運ばれた際にあってもよかったのではないだろうか。周囲は高原野菜、とくに高原キャベツの畑、そして畑ばかりである。その中に農家らしき家が点在する田園風景が広がる。翌朝、トラクターの音に目覚めると窓の外には、朝靄の中でキャベツの朝どりに忙しく旗が楽姿が遠目に見えた。墨絵のように淡く広がる山裾の風景の中にゆっくりと横切ってゆくワインレッドのトラックたーとキャベツ梱包用の段ボールを積んだ軽トラックが重なる。高原キャベツの収穫は朝の5時前から始まっていたのだろうか。気温の上がる8時頃には終了するのであろう。
近くに草津温泉、浅間山や軽井沢があるとはいえ、嬬恋村の地元には観光資源が乏しいながらも観光立国にしようと努力を重ねているようである。鹿沢スキー場のゲレンデを利用した観光施設にゆり園がある。ペンションから車で15分程度と聞いたので、朝の涼しいうちに見学と思い10時前に出発したのであるが、途中何度も迷ってしまい目的地にたどり着くまでに1時間以上もかかってしまった。パンフレットにある電話番号を車のナビに入力したのだが、何度やってもゆり園らしい施設にはたどりつけない。不審に思い、ゆり園に直接電話を入れて見るとパンフレットに印刷してある電話番号ではナビの案内はできないらしく別の電話番号を教えてもらった。今度は、ナビが別の方向を検索し始めている。それまでに、何度も同じところを往復してしまった。観光客ひとりさえも導くことができないパンフレットを印刷してしまうとは本当に観光立国として成功しようという気があるのだろうか。嬬恋村観光協会の理事の皆さま、本気度を示して下さいと声を大にして言いたくなった。
さて、旅行と言えば嬬恋村での滞在であるが、なんとも印象のうすいドライブ旅行であった。温泉ホテルは高値の花で、もっぱらペンションしか泊まれない身であるが、フルコースの洋風料理かと思いきや夕食は牛豚しゃぶしゃぶをメインにした和風料理で部屋食となっていた。このペンションには泊り客全員で食事ができるような施設はないようで、各部屋まで食事を運んできてくれる。従って、部屋ごとに食事の時間はずれてくるし、できたての料理は難しい。料理についての感想は、可もなくなく不可もなくといったところ。料理の品数も決して少ないとは言えず、味も合格点ではあるが特筆することはあまりない。お造り、煮物や揚げ物も美味しく問題はなかったのだが、ただひとつ困ったのはしゃぶしゃぶ用の固形燃料があまりに少なくて、のんびり構えていたら、牛肉の最後の二切れをいれる前に固形燃料の火が消えてしまった事である。豚肉は最初の段階で、しゃぶしゃぶってしまったので残っていたのは牛肉だけである。牛であれば多少火が通っていなくても食あたりすることはないと考えて、余熱で調理することにして残りの二切れをミニ鍋にいれたが、鍋の温度は急激に下がってしまったようだ。この様子を周りから見ていた息子と嫁には間抜けな父親と映ったようで、すっかり笑われてしまった。それにしても、そこまで固形燃料を節約する必要があるのだろうかと疑問に思ってしまう。もし固形燃料を少なくしたのなら、長時間持たないので早めに召し上がって下さいくらいのアドバイスが料理が運ばれた際にあってもよかったのではないだろうか。周囲は高原野菜、とくに高原キャベツの畑、そして畑ばかりである。その中に農家らしき家が点在する田園風景が広がる。翌朝、トラクターの音に目覚めると窓の外には、朝靄の中でキャベツの朝どりに忙しく旗が楽姿が遠目に見えた。墨絵のように淡く広がる山裾の風景の中にゆっくりと横切ってゆくワインレッドのトラックたーとキャベツ梱包用の段ボールを積んだ軽トラックが重なる。高原キャベツの収穫は朝の5時前から始まっていたのだろうか。気温の上がる8時頃には終了するのであろう。
近くに草津温泉、浅間山や軽井沢があるとはいえ、嬬恋村の地元には観光資源が乏しいながらも観光立国にしようと努力を重ねているようである。鹿沢スキー場のゲレンデを利用した観光施設にゆり園がある。ペンションから車で15分程度と聞いたので、朝の涼しいうちに見学と思い10時前に出発したのであるが、途中何度も迷ってしまい目的地にたどり着くまでに1時間以上もかかってしまった。パンフレットにある電話番号を車のナビに入力したのだが、何度やってもゆり園らしい施設にはたどりつけない。不審に思い、ゆり園に直接電話を入れて見るとパンフレットに印刷してある電話番号ではナビの案内はできないらしく別の電話番号を教えてもらった。今度は、ナビが別の方向を検索し始めている。それまでに、何度も同じところを往復してしまった。観光客ひとりさえも導くことができないパンフレットを印刷してしまうとは本当に観光立国として成功しようという気があるのだろうか。嬬恋村観光協会の理事の皆さま、本気度を示して下さいと声を大にして言いたくなった。