田舎で暮らしてます。 (My country life!)

都会の喧騒を離れ、北関東の田舎で可愛いペット達と暮らし始めた中年夫婦の日記です。

市長立候補者後援会の決起集会に参加

2012-07-02 21:49:00 | 政治
北関東にある某市では7月に市長選があるのだが、知人が候補者の後援会におり昨夜は決起集会に駆り出された。積極的に参加したわけではないのだが、現職市長の過去12年における実績についての情報を得る機会に恵まれたのは幸いである。どこの地方自治体でも、とくに市町村長の選挙では現職を破るのは大きなスキャンダルでも暴露されない限り、なかなか難しいようである。これと言った対立候補もなく現職の市長は3期12年を再選され、今年も4期目の選挙を市民の審判を受けることなく終わらせようとしているらしい。この市長だけが特別という事ではないようだが、市役所の外郭団体の理事長を数団体兼任して市長報酬以外にも相当な収入を得ているらしく、御多分にもれず私腹を肥やしているとの批判が市議会議員の口からもれた。こんな田舎の市役所でも霞が関の官僚たちのように天下りが横行しているようである。あとで聞いた話であるが、霞が関の多くの官僚同様に、この市長も最高学府の出身であるようで、高学歴を鼻にかけ近隣の市長や町長に対して上から目線で、見下したような態度をあからさまにとるようである。そんな話を聞くと、人間として最低の人格を持った人物が市長をしていることになる。さらに驚くのは、愛人騒動のスキャンダルである。たしかに女性は高学歴の男性に弱いという一般論からいうと、某大学を出ているというだけで女性にはもてるのだろう。婦人会などの女性団体から強力な支援をえているという事実からすると女性に人気があるのは事実であろうが、話し半分にしても何とも女好きと言った印象は免れない。火の無い所に煙は、と言うではないか。10年以上も市長を続けられた為に油断しているのだろうか。国会議員で女性スキャンダルがもとで大やけどをした例は多々あるが、市長となると話が違うようである。巷では噂が絶えなくとも、市長に逆らう勇気のある者は少ないようである。生まれ故郷に戻って、もう4年にもなるが今の今まで市長の人格や行動について考える事は全くなかった。前回の市長選の時期には、まだ東京都民であったせいか市長選にかかわるのは今回がはじめてである。過去10年間の市人口増は微々たるものである。この街自体に魅力がないという証拠であろうか。そのくせ、やたらと市出身のプロ野球選手やオリンピック競技の選手などを使って市のPRをしようなどと姑息な手段を講じているように見える。学歴は立派かもしれないが、独創性に乏しく二番煎じのありきたりのアイデアしか持たない情けない市長でないのか?こんな市長を3期も当選させるというのは全く間抜けな市民である。100億円もかけて市庁舎を建てかえようと計画しているが、市民病院の建設には60億円程度という現職市長の予算案ではバランスの悪さは理解できない。どちらが市民の為に必要な施設なのであろうか?市民病院は、建物だけ建て医療設備は旧病院から持ってくればよいという話を聞けば、専門家でなくても、これではまともな病院ができるはずがないと考えてしまう。実は、市庁舎建てかえには代案があり、駅前の再開発地区にある、市が権利の一部をもつ複合ビルの一部を市役所の庁舎として再利用するというものである。これによって駅周辺の活性化を促そうとするものである。確かに、市役所に住民票や印鑑証明書をとりに行ったついでに、買い物ができるのは市民にとってメリットである。1枚の証明書を入手するために市役所に出向き、費やす時間を考えると妙案であると賛同できる。高学歴の市長にはこういった一般の市民レベルでの目線にもとづくアイデアは出せないのであろう。近隣の首長を馬鹿にするくらいであるから、一般市民などは愚民としか思っていないのであろう。馬鹿な市民は、高学歴の市長の前にひれ伏せるのが当たり前だくらいに思っているのであろうか?現職市長に関する様々な情報が頭の中をかけめぐる。対立候補の情報なの100%信用するわけにもいかないが、どう考えても現職市長に疑問を抱かざるをえない結論に達してしまう。


最新の画像もっと見る