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ステライメージ9の使用経験

2021-01-05 17:37:59 | 天体撮影
2020年12月20日ごろステライメージ9がアストロアーツ社から届きました。
使用経験をアップします。
私のパソコンはCPUは8代目i7-8550u 4core/1.80GHz
メインSSD500GB   +SSD1テラバイト
早速コンポジットの速度を計測してみます。原始的に腕時計での計測です。
まず旧バージョンSI8(ステライメージ8)
M31 CR2RAW33.6MBx36 ライト画像追加時間約40秒
SI9では2~3秒
ダーク画像 CR2RAW27.3MB x10追加時間 10秒
SI9では瞬時

右のパラメーターでコンポジット時間44分20秒
コンポジット後Fitsで保存
右画像の下部にある画像調整モードに切り替え調整

調整画面のパラメーターをスライダーで調整する
ここまではSI 8画面


ここからはSI 9です 
この画像はSI 9のコンポジット画面
上記と同じライト画像、ダーク画像で所要時間9分30秒
約5倍の速度であった。

次はSI 9の画面です
SI 8と同様な内容で約5倍の速度だった。

Fitsで保存して画像調整をスライダーで行う。ほぼこれだけで満足な画像が得られる。

さらに調整が必要と思われるときは詳細調整モードを開き調整を追加する。
これはトーンカーブ調整 


さらにオートストレッチで背景を整えた。
2020年ベストショットでの画像となった。

2020年天体写真ベストショットその1 (Borg107FL+フラットナー Canon x9 HKIR改造カメラ)

2021-01-05 15:34:47 | 星雲・星団
撮影アプリはステラショット2 
コンポジット、画像調整アプリはステライメージ9の自動処理モードを使用し、今回は自動処理モードのみであえて詳細調整モードは使いませんでした。気楽に自動処理モードを使用するだけで、どれくらいの画像が得られるのかご覧いただきご批判などいただければ幸いです。もちろん元画像も自信のあるものではないし露光時間に制限もあり、私自身満足できるものではありませんが、後期高齢者でも新型コロナを避けてそれなりに楽しんでいることを知っていただきたいと思います。
画像はJPEG 長辺1024で見ていただきます。人気のある有名な星雲のみです。


M31  ISO3200  90sec x34枚
あまりにも有名なアンドロメダ星雲 でもなかなか満足できる画像は取れません。次は2021夏ごろからですかね?


少し色を押さえました。


M33  この画像はGS200RCで撮りました。
ISO3200 180sec  x37


NGC253  彫刻室座 南に低く撮影は難しい


らせん状星雲 南に位置し地平より約30度 都市公害のカブリも強く撮影は困難です。低感度 短時間露出 枚数を稼ぎましたがこの程度です。
ISO 1600  60秒X61枚  61分


定番のスバル プレアデス星団 90分露光です。

次の3枚は同じコンポジット画像を画像調整モードで、好みに調整したものです。短時間で調整できました。

トラペジウムを可視化するのにHDR様のコンポジットをされる方もおられますが光量の逆転でとても心地の悪い画像も見られます。やはり反射星雲の光源近傍は明るくあるべきかと思います。

妥当な画像でしょうか。

これはSカーブのトーンカーブを使用しました。ここまで出すのも面白いと思います。
どの程度まで調整するかはそれぞれ個人の好みとなりますが、比較的に簡単に調整が可能なので時間に余裕がない人には、私も含めて有用かと思います。
次回はREDCAT51によるベスト画像にしましょうか
それともステライメージ9の使用経験?