ついに岩手県でも二人の感染者発生。
前回危惧していた通り新型コロナウィルスの新規感染者数は、確実に増加の一途をたどっています。会食、公共交通機関利用の移動、都道府県をまたいでの移動、観光奨励による観光地の密、クラスター発生の小さな島にまでGoTo。音楽、スポーツイベント鑑賞、観覧。まるで国も自治体も3密を推し進めているようです。日本中で新型コロナウィルスの感染者の増大に邁進しているようです。
それも一つの方向ではあります。USAやブラジルが取った経済第一の対応。スウェーデンもヨーロッパ諸国とことなりロックダウンしませんでした。これらの国では更なる感染者の増加、死者の増加が続いています。厳しい対応をしてきた、イタリア、英国、フランスなどは収束に向かう傾向が見られるのと対照的です。さてこれらの対策をしてこなかった国々に集団免疫による終息への道は見えてくるのでしょうか?そしてそれはいつ来るのでしょうか?新型コロナウィルスの抗体の有効期間は短いというニュースなどを見ると、果たして集団免疫状態になることはあるのかと心配ですが、期待はしています。
医療者がどんなに政府に対して、国民の自粛を求めるように言っても、何の対応もないようです。新型コロナウィルスを野放しにして集団免疫に期待しているのでしょうか?元気な若者や60歳以下の壮年の感染者はほとんどの人が症状が軽く無症状の感染者も多いとのことです。前記のスウェーデンでは感染者も死者も多いのですが死者の9割は70歳以上とのことです。60歳以下の健康な人たちにできるだけ感染を広げ集団免疫状態を作り出し、高齢者や健康に問題のある人たちを守ろうという方向なのでしょうか。
高齢者や健康に問題のある人たちはその状態が来るまで、それなりに新型コロナウィルスから身を守らなければならないでしょう。
最近のアオサギ飛翔像できにいったものです。