春になりました。今年の冬は天体撮影には全く向かない夜ばかりでした。北陸地方はそんなものですが、ここ2年ばかりは冬でも天体撮影が可能な夜もかなりあったのですが・・・・
春は薄雲や黄砂で撮影条件は悪いのですが、フィルターと長時間露出で有名な銀河を撮ってみました。春はまだ浅く車内でも寒いしステラショット2で自動撮影なのですが、同時に星野写真を目標を変えて撮影したり、インターバル撮影もしているので車内で毛布にくるまってというわけにはいかないのです。
というわけで
4月6日
しし座トリオ M65 M66 N3628 同一画面に入れてみました
4月6日
M81 M82 後日個々に撮りなおしました。
4月6日(もう7日になっていました)
有名な子持ち銀河 M51 120secX45composit
M101 M106も撮りましたが4月11日・12日撮影分と合わせてコンポジットしたので後ほど
4月10日
M106 左上にはNGC4248 LPR-Nフィルター120secX30露出もう少し露出をかけると周辺の淡い像が浮いてくると思います。レベル調整ではあれてしまいます。
次の2枚はM81,82 を個別に撮ったものです。
M81(トリミングしてあります)
M82(トリミングあり)
赤いスターバーストをもう少し出したかったのですが、私の機材ではこれくらいですかね。CMOSカメラでトライしてみますか?
M101(トリミングあり)
2夜で撮った120secX80のうちガイドの良かった60枚をコンポジット
シーイングは良くなかったのでこれで我慢してください。夜露がすごくて鏡面が曇ってくるのです。
M104 ソンブレロ銀河(トリミングあり)
M3球状星団 4月12日になっています。撮影条件悪くおまけの1枚です。
4月6日10日は気温も低く、日をまたいだ3時ごろには車のフロントガラスが凍り付きました。スキーウェアを着ていったのですが結構寒くてスタンディングランキングをして寒さをしのぐのですが、結構疲れますよ!!
使用機材
赤道儀:SXD2
望遠鏡:GS200RC 笠井トレーディングレデューサー使用 1200㎜
カメラ:canon EOS X9(HKIR改造)
オートガイド鏡:笠井トレーディング50㎜F4+toupcam
アプリケーション:ステラショット2