たまにはのんびりと

よく噛めば美味しい、人生観もそれと同じかな。

NSX NA-1 購入10年目の車検! + ADVAN NEOVA AD09

2022年08月11日 | NSX

中古車購入時、新規登録の車検から数えて今回で6回目。 

エンジンのオイル滲みは在りますが、心地良い吹けと、ATですが加速感も相変わらず良く。

アクセル戻しでの各シフトUP時はとっても爽快! (MTミッションも持ってるのにw)

エンジンノイズなんかも、めっちゃHONDAしてます。

今回の車検でオーナー10年超え この車自体も30年目に成りました。

なので、今期はちょっと見直しを掛けてみます。 やっとステレオも付いた事だしね。

車検整備的には、ブレーキホースが痛んでいた為オール交換がメニューに入りました。各オイル、フィルターは当然の事。クラ―ガスなどは、昨年自力で補充もしたので全く問題なし。 ただ気に入らなくてこの機会にと思った物がタイヤでした。

車体購入10年目、タイヤ購入は8年前、走行距離も大した事は無くタイヤ自体の減りもまだまだ安全領域です。ですがグリップ感がかなり落ちた感じがありました。 コーナーでのグリップと言うよりブレーキング時での話で、車庫から出たばかりの冷えたタイヤの状態では簡単にABSが作動してしいまいます。そんな不安を抱えたまま昨年の事です。この状態はもしかしたらABSが故障したのか、ブレーキ自体が故障しているのか分からなくなり、ABSの電源カプラを外しでブレーキの動作テストをしてみました。60km/h位のスピードでちょっと意識してブレーキを踏んでみると、マスターバックはバキュウームで効いているので大した踏み込みでもないのにフロント側左右共に、フルロックし白煙まで出る始末、改めてNSXのフロントの軽さが見せつけられました。逆に言うとパニックブレーキ時はABS無しでは怖いなっと感じる次第でした。(ハンドリングによる回避不可という面でね)

実験から、ブレーキ自体は、普段使いは十分な効き目が在り機械的な故障は無い事が解りました。ですがABSが掛かり安いこれも事実でした。 そう考えるとタイヤグリップしか疑う所がありません。タイヤの山は十分残っていますが、これは見た目だけですでに交換時期だなっと、やはり感じました。

それで、昨年からの憧れのタイヤ交換です・ お金かかる~ w

ケド、選択は迷う事無く  ADVAN NEOVA AD09 です。

交換してビックリ! 狙いが当たりました。 明らかにブレーキの利き具合が違います。強目の前Gも感じられ車を止られる感じがします。

そうそう、この感じだったと。交換してみて旧NEOVAがかなり劣化してたのかよく分かりました。 考えてみれば、この手のタイヤが8年も持つ訳ないですよね。

知らなかったのですが、 ADVAN  NEOVA  AD09は今年から進化していた様です。

まずブロックパターン。 イン、アウト、非対称です。回転方向は無し

続いて、フロント側

メーカーによる新しいブロックパターンの狙いは、コーナーなど負荷時にイン側の摩擦力でアウト側の面も引き込み理想的は接地状態を作り出す様です。 他の説明動画では、キャンバー角などアライメントの調整にも注目して理想的なタイヤ温度に持って行くテストもしていました。

なるほど~ タイヤの進化もウキウキなんですね。 ただ僕の様な一般道しか走らない者にとっては、標準的なアライメントが出ていて、グリップ力に信頼性が在れば十分良いですよね。

後もう一つ感じた事が有り、スポーツサスなど組んでいるせいか旧タイヤは結構、轍にハンドルを取られる感じが在りましたが、それが今回のNEOVAは消えました。それは変な所で気を取られる事が無くなり、安全性がグッと増した気がします。

因みに、タイヤ温度も動画の真似をし一般道ですが、適当に走って非接触温度計で測ってみました。結果はフロント側が IN44度 OUT43度 リヤー IN45度 OUT43度 でした。 だから、と言われても・・テヘペロ

後、今回の車検でのオプションは、前回のステレオ事件で発起したリレー関連強化と、そろそろ劣化につき見直しませんか? という事で別途パーツも購入。

センターカバーがやけに真っ黒で、これ合ってるの?って、おもちゃいました。 塗装が剥がれて来たので買ってみましたが・・これなら塗装屋さんに出した方が良かったかも。 右側のは各リレーの予備 まだ足りないですけどね。

 

とまぁ 今回の車検は、NEW NEOVAの印象がめっちゃ良くて ご機嫌に成りました。

では、読んでくれて ありがとうです。 どっか行こうかな。 

zya!

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NSX NA-1 (2)ただのコンポ、取り付けに8年も掛かったw

2022年06月10日 | NSX

今日は、前回の続き 何と8年間も音無さん めぞん一刻みたいだけどw そんな話です。

さて、ひょんな事から、ステレオトラブルの原因がリレーと言う事に成りました。 ・・冷静になって考えれば症状から リレーを疑わなかった事が情けないですね。w

気を取り直して 次へ行きましょう。無事配線も終了していよいよ車体に搭載です。コンソールとの合い面、角度もまぁなぁ 合ってます。ステレオ画面との面(ツラ高)がもう少し合ってれば良かったかと少し反省。

コンソールとの配置は上面もいっぱい、エアコンコントローラと中は見えませんがギリギリの所です。下側も灰皿の所に目いっぱいです。灰皿の蓋に限っては、もう開け閉め時コンポの下面に擦っています。取りあえず開け閉めは出来るので良しとしました。 灰皿は、エアコンの温度センサーと共締めに成っている為、避ける方が厄介に成ります。

そんな感じで搭載しましたが、コンソールの形状で純正のステレオの避け跡、楕円の形状が残りました。 隠すために、またお得意のカーボン板でメクラカバーしました。 現在エアコンコントローラまで延長しようかと思ってます。

次に、スマホ搭載ですが ナビ機能もたまに乗る車ですがやはり欲しくてスマホ台は確保したいです。ただ大げさなスマホ台は避けたく、前回の純正ステレオの時も要らなくなったカセットにスマホ台を両面テープで接着し、カセットデッキに差し込んでスマホ台にしていました。 今回もそのスマホ台を再利用したいのですが。

そのスマホ台 今回はカセット口が無いので通用しません。どうしましょうって事で、色々探しました。で、見つけたのがここ時計台 さっそっくアルミ板を切り出し制作です。

スマホ台は、前回の物を再利用しました。アルミ板を時計の裏までで回した形状で両面テープ接着です。

こんな感じです。

この段階では、欲が出ていてスマホを縦にしたら車体前方の動画が撮れるかと思って長めにしていました。

時刻合わせの場所の蓋は外してし大切に保存してあります。小さなスプリングもね。

この後の走行テストでは、アルミ板とスマホ台との接着は両面テープで行っていましたが、この場所は日当たりが良い成いか見事にトロ~ンって剥がれました。現在はビスナット4点でかっちりです。 それで欲を出したロングアルミ板は、強度が少し不足気味と見た目悪しで、トップ写真の様に短くしました。

今回新しいステレオの良い点は、USB接続が効く様になり、スマホとの連動(充電も)USBメモリー連結も出来る事から、動画、ミュージックを、iTunesから一括で持ってこれる事。DVDも再生出来てスマホと連動でナビも対応して、かなり環境が良くなりました。 これで車高調とコンポに至っては本田出荷維持違反です。 負けました。w  と思いつつ、これからの時代、そもそもこんな大げさな機械を付ける必要ないですね。だってアンプ付きスピーカーが付いてれば、ペラペラのスマホだけでオールクリアですもんね。ネット環境だって、車用に中古の未契約スマホで対応してネットが必要な時は手持ちのスマホからデザリングWiFiで飛ばせば良いですからね。

あっ、いかんいかん 変な虫がw 出荷状態維持の少し拘りは 僕個人の経験から来ています。 昔、本田宗一郎さんの本からプラスネジの話を読みました。 今じゃ当たり前のプラスネジ、何とこれを量産に採用したのは、本田宗一郎さんだったと・・ へぇ~っとか思っていました。 それから暫く忘れていて、今から20年ほど前、お友達が自分が生まれた年と同じ年式のハーレーに乗って来ました。 そこでの出来事で彼は自慢げにどうだ―とか言ってドヤ顔でした。 よく見ると、ネジが外れそうになってたりでかなりの年代物の感じで、雰囲気は良い物でした。 見ながら話していて、え? このハーレーって全てマイナスネジじゃんってww  そこで思い出したのが本田さんのネジの話です。組み立て生産ラインの工場見学をした所、パートのおばさんがエアードライバーを使ってネジを締めるのですがマイナス型のネジは中心がズレやすく何回もそのおばさんはネジを飛ばしていました。 その場面を見て、プラスネジを思い付いたそうです。その後の世の発展は皆の知るところです。

古い物って、本と一緒で、記録であり世の中のDNAなんですよね、 そう思うとなんか大切だなって感じるんです。 

とは、言いつつも オジナリティーな改造車を見た時あれもいいなって 思う自分が居て、結局好を言ってるだけの落ちなんですが・・

 

 

ちょっとおまけ

皆さん、NSXのキー刺すとこのレザー周りのビラビラ、剥がれていませんか? 前から気に成っていたのでついでに直しました。 まずは分解してレザーを貼り直します。接着剤選びは、純正はゴムのり系(G17みたいな)ので処理してあり、ベースのプラスチック自体も劣化していて裏面がネチャネチャの感じです。これを溶剤でふき取って接着面を整え、瞬間接着剤を使いました(ロックタイト401)。

次に細かなパーツの組み立てですが、上の写真の次に組み立てるキー周りのリングパーツは、4本足で熱で溶かし込んだ様な接着で処理してあり、その4本も折れていました。仕方ないので本体ベース足側に小さな穴をあけて、針金でリングを縛るように止めホットボンドと光樹脂などで接着処理しました。そしてゴムカバーをはめ込み完了です。

表側です。

このカバー、アンダー側の(ビス部)取り付けは、流石に接着剤+アルミで現在もガチガチで、健在ですよ^^ 世の為なら、在庫が在れば新品にするのが正義なのかな・・

 

終わります。 最後まで読んで頂きましてありがとうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NSX NA-1 ただのコンポ、取り付けに8年も掛かったw

2022年06月09日 | NSX

今回は、たかがステレオを付けるのに8年間も掛かってしまったネタです。 

 

今から10年前NSX購入後、2年位経過し あるコーナーでぶつけてしまい、専門店へ修理に出しました。

その後無事修理も終わり、東京まで引き取りに行きました。

その帰り道中で純正のステレオの調子が悪く成りました。 

たまに音が出なくなったんです。

以前経験済みのスピーカートラブル(ノイズ音)とは、また違った症状で完全な無音状態に成りました。 その無音状態は断続的で、時間と共に音止まりが長くなり最後には無音状態で明らかな故障でした。 で、その時の判断で古い車だからステレオの故障かな・・仕方ないな・とか思い 純正+スマホの状態で満足していましたが、それも考え直す時かなと思いながら帰途に就きました。。

その後、TOP写真のコンポを買ったんです。 

買って来て、いざ取り付けに掛かったのですが・・・ どうにもサイズがしっくり来ません。微妙に純正のコンポサイズより大きいんです。 NA-1のコンソールをばらしたことの有る方なら分かると思いますが、コンポの取り付け構造の上下フレームが前後にオフセットしてるんです。

なので、少しサイズが大きいと(分厚いと)取り付け角度がコンソールに対して向きが下がるんですね。(上下同位置な入らないかも) それで、この問題をクリヤーするには車側のフレームを削るかコンポのボディーをカットするか、このコンポ自体諦めるか、で悩みました。 もうこんな状態で、作業が簡単でない事は明らかに成りここは一旦撤収です。

ですが純正のステレオは故障だし だからと言ってこのままのコンソール状態はカッコ悪いですから、仕方ないので大きく空いた面には仕事で出た端材のカーボン板を貼って誤魔化しました。

それから、仕事が忙しく中々NSXのステレオ作業は時間もかかる事から遠のいていました。それでも、これまでの8年間で、純正の位置に合わせたL型アルミスティーで自作、コンポのボディーもカットし取り付け角度もコンソールと合うようにしました。 

純正の取り付けスティー位置から寸法を測りました。

で、こんな結果に、カット箇所は下側のスティーの真後ろ当たり、ボディーを5mm程削除 全バラでケースパネルをカットしました。5mm程車体側の取り付けフレームが食い込む形です。 中の基盤とはクリアランスが保てましたので良かったです。 写真が無いのが残念です。 (外すのが面倒なのでお許しをw)

次に悩んだのが配線でした。 NSX純正のスピーカはBOSE製で、スピーカ内にアンプを内蔵しています。 ここに新しいコンポの内臓アンプを使うか純正BOSEアンプを通すか悩みました。購入したパイオニアの内臓アンプもそう悪くは無いようです。 かと言って純正のBOSEアンプも故障が多いですが音はまぁまぁです。 パイオニアコンポは音元信号も対応で来ましたので、二択選択が出来る事が更に迷わせますw  で、思い出したのが自分は可能な限り本田の車両出荷状態が好きだったっけw 

こんな訳で、BOSEアンプ採用決定です。 

次なる課題、車体との接続カプラーは? ネットで検索すると本田純正とか出て来るんですが、どうも「これ合うかな」って判断が付かず知り合いのモータースに発注する事にしました。 電話してみると・・「それなら中古がありますよ」ってw 迷いなく頂きました。

さて、配線です。

アクセサリー(ACC+) イルミネーション バッテリー(BACK・PU) で問題のBOSEアンプ起動用のサウンド電源 (SWD+B) そして、音声信号4チャンネル分 配線を作り接続しました。

早速テストですが、音が出ません。 うん~~ テスターを当てます。 SWDには電流は来てます。え?どうしたの? あぁ リレーかな・・ 

スピーカーリレーは、209番です。テスター検査してみるとリレーは作動してますが接点導通がありません。ふぅ~~~ん なんだこれが原因か・・・ えぇぇーーーW ナニコレ もしかしてステレオの故障はこれなのぉぉぉ 何と気付くのに8年も掛かったw そう言えば、音止まりは左右同時だった じゃん! その後、リレーをバラシて接点磨きをしたら、音は出ました。w このリレー故障もブロアーモーターリレーもヘッドライトリレーも、あの事故が糸引いてるのかな・・

全、リレー発注しなきゃ。 ね 次回に続く

追加記事、2022/10

リレーBOXの絵ですが、上の図は上側が車のフロントですので注意です。

実際は、こうなります。 橙色っぽいリレーの位置がスピーカーリレー 周囲のリレーと色、形状も違いますが、これはデンソー製とミツバ製との違いで、カプラ形状は同じです。 品番で発注してもミツバ製が来て 違うものと勘違いし易いです。 (注意、リレーは差し込み向きもあります。とは言うものの逆には差さりませんが・・)

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NSX NA1 メインリレートラブル

2021年02月01日 | NSX

前回のメーターパネル浮き修理から一ヵ月ほど経ったある日 散歩に出かけよとNSXに乗り込み、何時もの様にキーを差し込みイグニッションキーを回す。

各コンビネーションランプが点灯して、更にSTへ回す・・・ セルも回り出し 通常なら2秒も掛からない内にエンジンの反応があるのだが・・・何故か今日は5秒経っても変化が無い  おかしい? もう一度 STへす・・・ やはりダメ

ええっ? 落ち着こう 何だか今日は変だなぁ

えっと エンジンが始動するには、火と燃料と圧縮が基本・・と頭を過る(修理屋時代の先輩の言葉だ) もちつけ俺! 一回降りよう。

考える・・ えっとエンジンの圧縮はセル負荷の音から何時もと同じなので、火か燃料・・ 取りあえず検電器で電源来てるか確かめよう・・ あ!ちょっと待って これってもしかすると 噂のメインリレートラブルかな? 

NSX購入時(8年前)他のユーザーさんのブログを見まくった時にアドバイスが出てたよなっと・・ 「メインリレーは常時積んで置け!」 

www 素直に積んで置いて良かった。(^^) 

 

早速、交換! と思ったが だがもう一度、確認の 再エンジン始動 やはりダメかぁ~

 

で、買い置きしてあったメインリレーに交換! エンジンは無事、始動しました。 今回はメインリレーで大当りだったようです。

 

で、今回のテーマ 「何故メインリレートラブル=エンジン始動しない?」

取り合ず、メインリレー分解! (車体搭載箇所は、運手席の後ろECUの横)

 

メインリレー本体の構成は、リレー2個 ダイオード3個 抵抗1個 品番39400-SL0-003

回路図では、①②の枠内   

まずは、このメインリレーの役割は何かというと回路的には、IG1(イグニッション1)から流れて来た電流を燃料ポンプとインジェクターに流す制御をしていると思われます。

そして、各リレーコイルに流れた電流の先はECUに入っているので、リレー自体の制御、もしくは何らかのトラブルの検出が可能なかなと思います。

ですが今回のトラブルの場合、エンジン始動時には何のエラーも出ていない為、どこが原因か分かりません。 逆に考えればECUエラー(出るのかも分かりませんが)リレーは作動してる事に成ります。 だがエンジンは始動しない・・・ 的に考えればリレー自体のトラブルになり、これはリレーの接点トラブルと考えられます。

分解してみて、回路図とメインリレー本体を照らし合わせてみると、分解写真右側のリレーが回線図の②で 左側のリレーが①でした。 ここで回路を追って気が付いた事が回路図とメインリレーの回路が少し部品配置の面で違いが在りました。 違った箇所は、①のリレーはダイオードがリレーの前に位置して、②のリレーは抵抗とダイオードが逆に配置していました。 ただこれは回路的には違いが無いのかと思います。 ただ気が付いたという事だけでしたね。

そこで、導通テスターも当ててみましたが回線的には断線もしていませんでした。 ただリレー本体の接点は非常に見難く焼け具合はよく分かりません。 多分ですが、リレーの接点が焼け荒れて大きな電流は流せなくなっていると想像できます。実際に負荷電流を流すかポンプを回さないと確認は出来ませんが。

回路的な作動順序は、まずメインスイッチをイグニッションONの状態にすると①リレーが作動します。すると①リレー回路図一番左端のIGから電源が流れ2回路に電流が流れます。 その内一方向は、インジェクターに行き、もう一つは②リレーを作動させその先はECUに向かいます。

燃料ポンプは、IG1から②のリレーを通してフェールポンプレジスタを通してポンプへ電流が流れますが、②のリレーの作動は2回線有り単純にIG1とST(スターター)からの回線が在ります。ST側は抵抗が入っておらずこれはスターターモーターの高電圧負荷に対応したものと思います。

そして、ポンプを動かす回路は、もう一つ回路が在り②のリレーから直接③フェールリレーを通して④レジスタを通さない回路が在り、これはエンジン始動後の領域に作動すると思われます。このリレーは助手席の後ろ辺りに配置しており走行時トラブルは、こちらのリレーが原因に成っているかもですね。(配置図右側の方)

(④レジスタ配置箇所は、エンジンルーム車体の右側斜めフレームの上)

役目的には、熱抵抗みたいなので低速目的又は始動時へのポンプの過重う保護と回転制御だとおもわれ。

結果として、メインリレーを交換して、故障が治っているのでメインリレー不良は確定なのですが、テスターでの導通は有りましたので リレー接点の不良としか言いようがありませんでした。

回路を観察して気が付いたのですが、エンジンが掛からなくて、もし燃料を疑うならIG1ポイント時に④のレジスタに電流が来ているかで確認出来ます。

もし、①のリレーが故障してインジェクターのトラブルの場合なら同時に②のリレーも作動しないので④のレジスターには電流は流れないと思います。

それから、以前聞いた話ですが燃料ポンプはめったに故障しないそうです。なのでエンジン始動のトラブルはNSX場合、保々メインリレーと成るのかも知れませんね。 余談ですが、メインリレーを変えても治らない時はメインスイッチ不良も考えられます。理由としては、「意外と大きな電流が流れていますので・・」

時間が有ったら、新品リレーも持っていますので高負荷電流を流した比較テストをしたいですね。特に燃料ポンプに当てたヒューズが7.5Aですので、12V×7.5Aで90w電流が荒れたリレー接点で流れるかがポイントかも知れません。

2021-02-3 追加、久しぶりにT3TECさんの掲示板見に行ったらメインリレーの件、紹介されてましたね。 何にこの偶然w って言うかそれだけ多い事例なんだね。それとも、メインリレーの壊れる時期が今なのか・・ あ~でもないか 僕の方は2か月も前の事だったw

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NSX NA1(2)メーターパネル浮き修理&車検(購入4度目)

2020年10月13日 | NSX

前回の続きです。

9番パネルASSYインストルメントドラバーと7番バイザーメーターインナー(上側ビス2本下側びす4本?)を外すと、いよいよコンビネーションメーターです。

コンビネーションメーターの取り付けは、上側ビス2本下側ビス2本で止まっています。 左右のコネクターを外し、手前に引き出しハンドルの裏側で上手くメーターを回転させながら横にスライドさせると外せます。 ハンドルまで外せばもっと楽なんですが、僕は外す事が出来たので外しませんでした。コラムカバーの上に傷を付けないように布など敷いて置くと作業もし易いですね。

こんな感じで、コンビネーションメーターは外せますので 修理とかT3さんなどへ送る時は、この様な手順で良いですね。 組み立ては逆の手順で。注意点は、パネル側のパイロット球が緩みやすいのでちゃんと定位置まで回っているかの確認を忘れない様に・・・

 

次に今回のテーマ、メーターパネルの浮き修理でが、ここは無意味に他の物は触らない方が良いです。 それは、後で書きますが古い車特有のリスクが在るからです。モニター故障などは迷う事無くT3さんなど経験値のあるお店に任せましょう。(メーター内部も奇麗に掃除してくれますしね^^)

修理に移ります。 まずメーターを外しますがコンビネーション本体の上側の繋ぎスティーを外し表側の下4本のビスを外すと、表レンズが外れます。 続いてメーター取り付けビスを外せば メーター個体が外れます。裏の白いカバーは外さなくても良いです。

再びメーターパネルの浮き写真

メーターパネルの浮き修理は、パネル自体熱可塑性樹脂で出来ていますからヒートガンなどで温め、平たい板で挟み、元の状態に戻します。いえ戻しました・・w 少し温めては板で挟むの作業を繰り返します。(修正後単体写真撮り忘れました涙)

メーターパネルの浮き(反りは)熱によるものと思います。前オーナーさんががどのような保管状態だったか分かりませんが左側の純正タコメーターの方は正常な状態なので、このパネルの場合は開発メーカーさんの素材選択ミスかな。

しかも何で、320Kmスケールなんでしょう?同じメーカーのECUはめっちゃ調子いいのにね。 前オーナーさん、何か夢見てたんだろうかATなのに・・^^ 何時か純正メーターに替えないとね。

 

突然ですが、作業事故ですw

で、今回はネタがもう一つ在ります。w

上の文章の中で、余分な所はいじらない方が良いと書きました。 がドジな私はその実例を作ってしまいました。w

メーターを外す時、白い裏ブタは外さなくて良いと書いた訳もこの経験値からです。アホ私は、取りあえずメーター辺りのネジを外せばよいのかと白いカバーも外し基盤のネジも外してしまいました。メーターだけでいい所を余分なものまで外した為、事件が起きました。

文字盤の浮きも修正が終わり組み立て作業に入りました。今回は精製水とレンズクリーナーも用意して^^ 奇麗に掃除もします。

ですが、途中燃料&電圧ゲージを取り付ける時になんかネジ5本の内1本が何故か空回りしてネジが締まりません。 この部分は電極も兼ねていますから、これはかなり危険な状態かなと思いまがらもそのまま組み立てました。 組み上がり、イグニッション電源入れて様子を診ます。 ・・・ 燃料ゲージが満タン状態・・ああ・・やはり壊した・・・

仕方ないので、ネットで部品を検索しました。 何と中古で一個ヒットしました。どうも中古パーツを扱っているお店みたいで、動作確認はしていませんと書いてありましたが、4千円台だったので 何か足しになるかなくらいのおもいで購入しました。 送られて来るまで、あれこれ触ってみたのですがどうも全開(針が上がり切った)状態にか動きません。

コンビネェーションの回路図です。

フェールメーターの電極は3本在ります。そこで壊したフェールメーターを観ても2極までしか確認出来ません。 何も繋がれていない電極ポイのも一つ在ります。これが怪しいなとも思いました。

 こんな状態です。(写真は中古の物) よく観るとコイルが0°90°反転して巻かれています。 そこでテスターを当てて測ってみます。固定抵抗とかコイルとか計測したのですが、2種類のコイルの測定がよく分かりません。 (後に成って分かる事ですが、測定する電極の数が足りないんですから当た前ですよね)

数日の後、頼んでおいた中古のメーターが送らて来ました。速攻で見比べてみると、予想通り断線していることが判明しました。 やはり空回りした埋め込みナット兼電極にコイルがハンダ付けしてあります。 コイルの銅線は測ると0.1mmしかありません。 これは治らないな・・ と思いつつも、よく観察してみると、何と切れているコイルの銅線が5mm程出ているのを発見。どう見ても巻き始め側で奥から伸びています。 けど5mmあれば電極に繋げられて治るかもとおもい、他の所から持ってきた2mmリード線を解いて足りない距離をハンダ付けで繋げました。 早速テストです。 結果、成功でした。上がり切っていた針は下がり始め2コイルとも利いてる感じです。

ここで、問題が発生しました。 実は壊したメーターは色々いじくって 針も抜いてみたりしていたので、針の位相が分からなくなってしまいました。

仕方ないので、中古の方で、現在の針の位置を確かめ(動いてよかったw)そこの位置に刺し直し合わせました。 念のためテスターも出していたので断線していたコイルの計測もしてみました。即断で手に入れた中古メーターですが比較が出来ます。

測定してみると、保々同じ数値です。 もうこれで良しって事で空回りしたメーターの埋め込みナット兼電極を瞬間接着剤で固定して車に取り付けました。

結局中古で買ったメーターはスペアパーツで取って置く事にしました。

フェールメーターの回路メモりました。下手ですけどw

計測数値は大体こんな感じで、Bのコイルが断線していました。燃料計の仕組み的には、タンク側のユニットを確認しないと断言は出来ないけど、①から②へ電流が流れ 針はFの方で停止します。 続いて③は燃料タンクのユニットへ繋がれていてユニットの次はグランド(アース)です。なので、満タンの状態では③に導通は微小又は無く、燃料が減ってくると③に導通が徐々に出て来ます。 導通したコイルは磁気を発生して磁界変化(磁極?)で針を下げます。 つまりメーターのEの位置は電流が全開に流れている状態が想像されます。 この時、別系統の残量警告ランプも電流が流れ点灯します。また、電圧計と並列に接続されているので、この事も覚えておくと何かの情報に成るかも知れませんね。

Aのコイル54Ωは、62Ω抵抗と並列されているので測れず算出です。間違っていたら、ごめんなさい。 Bコイルは、今さっき測ったら122Ωでした。若干計測にムラが在りますね。前は夏だったから温度かな・・

記、この故障から暫くして、もしかしたら他にも例が在るのかなとおもい検索してみた所、やはりヒットしますね。コイル切れトラブル(だから触るなとあれほど・・w)古い車だから色々ありますね。

それから、前から不思議だった燃料タンクの中の燃料ゲージって電極がガソリンに浸かってるんですよね。大丈夫かな~って けど、こんなに抵抗が入っていれば電流はかなり小さい物だし、現実、事故例は聞いた事ないですもんね。

 

10/17 先程、久しぶりにT3さんのパーツカタログを見てたら、新品のフェールメーター在るみたいw 欠品とばかり思ってた・・ 探してみるもんですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする