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『ほんとうの環境問題』池田清彦 養老孟司 

2008年09月05日 10時11分03秒 | イベント!展覧会、コンサート、本、映画など
 『ほんとうの環境問題』池田清彦 養老孟司 という本を 読みました  
考えさせられる本でした  以前『なぜ環境問題は嘘がまかり通るのか』という本を読んで、非常にショックを受けましたが、これもその続き、というか…  もう、いい加減にしてよね  って感じです 
私ってば、保健委員やってたんですよ~  名古屋じゃ、要するに「ごみ当番さん」 ね  で、いろいろ講習に行ったり、パンフレットを読まされたり、ほんと、細かく一生懸命、ごみの分別をしてたんですわ 
なのに、その努力が、むしろ「環境に悪い」ってどういうこと 
ペットボトルは、本当は燃えるごみと一緒に燃やす方が、効率的だそうです。  蓋はプラスティック容器だから…とか、ふたまでとって、ひどいときはラベルまではがして分別してたのに…  そんな必要、ないのね… 
っていうか、早くこういう人の「まともな」意見を知りたかったです  お役所の、「とにかく民衆の罪悪感や義務感に付け込んで、大企業と身内で、儲けましょう」みたいなのじゃなくって  

アメリカは、京都議定書に署名しなかった?そんなこと当たり前。アメリカでは「石油」を使うことが良いこと、アパートの家賃に光熱費が含まれていて、誰が節約しましょうか 
でも、アメリカがどうの、より、日本はちゃんと環境のことを考えてると思ってたのに… 違ったんですね… むしろ日本人の真面目さ、「エコですよ」って言われると、反論できない雰囲気とかを、うまく利用して、大企業や官庁だけ潤う、ってのは、ほんと許せないですね 
頭に来る~ 
江戸時代の江戸は、当時「世界で最大の都市」だったにもかかわらず、ものすごく「衛生的な」きれいな都市だったそうです。リサイクルがされてて、汚水もちゃんと肥料にするべく引き取る、今でいう「リサイクル業者」がちゃんといたって。昔に帰ればいい、ってものじゃないけど、もう少し、考えて「エコ」したい。そう思いませんか  
今日は、ちょっと悲しい話でした…  

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