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本日のフレーズ # 1847 日本語は 『察してもらいたい』言語?

2019年10月28日 18時37分25秒 | 英語関係
本日のフレーズ
# 1847 日本語は『察してもらいたい』言語?

本というか マンガです 益田 ミリの『みち子さん 英語をやりなおす』 より

この本『英語の』本 というよりは 『言葉ってなんでしょう』と考えさせられる 本です 『日本語と英語は こんなところが こんな風に違う』を 気づかせてもらえる ある意味 自分たちが話している 『日本語』について 深く考えさせられる本です なかなかに面白く また マンガなので サラッと 読んでもらえるかと…

普段より「英語は 『基礎(中学英語)』がとっても大切ですよ! 」と力説 している私ですが みち子さんは その 『基礎』が 「なんだか『よく分からない』んですよ」と先生に訴えます P. 16 「自己紹介とかやって 道を尋ねるところくらいまでで挫折するんだよね」「あー!それわかる!」)
「なんだか 『納得いかない』のです 先生!」と…
聞かれた先生は むしろ 「なんでそんなところに こだわるの?!」と最初はびっくりするのですが 次第に そうか と思い至ります
「英語の勉強でつまづく人 って言うのは その辺りが あいまいなまま 先に進んじゃって 英語がわからなくなっちゃうのかもしれないな…」と(P. 23 「『学べない人間』というのは決して『わかろうとしない人間』なのではありません…むしろ わかろうとするのですが どこかに『引っ掛かり』が出来てしまい そのために 『わかろうとしない』ふりをしてしまうことになったのです 」)

たとえば 私も時々 生徒さんへのレッスンや おそらく 『本日のフレーズ』でも取り上げたかも なのですが 『冠詞』といえやつ! ← やつ ってちょっと乱暴ですが…😅
中学一年生でやります でも ものすごっく サラッとしかやらないと思います 一個なら a 母音の前は an 決まったものは the (母音の前は 音は違いますが )
で… そのあとは テストで出たときに 間違えたら直されるだけ…ですよね? (でしたよね) 深くは 教えないし (そんな時間はない~😅) 教えられた方も ほとんどの人が 深くは考えないんです
だけど 冠詞がどんなものか知っている ということと 冠詞を『使いこなす』こととは違うんです 知っているつもりでいても いさ使う段になると
「あれ?コーヒーって 数えられる?数えられない? たしか 器は数えられるけど コーヒーとか液体は数えられないんじゃなかった? なのに注文の時は One coffee, please . とか?なにそれ?!😱😱😱」
とか「 the って結局なに?『最初は a で 次から the』でいいの?だけどいきなり出てくる 最寄り駅は the だよね? 」
なーんて ちゃんとつかいたいと思うほど むしろわからなくなって 「英語『おわた』😭😭💦💦💦 」
…😢だとあまりに悲しいです
うん 気になることは とことん気にして良いよ そして聞けば良いんだよ 学校たと 次々 覚えなきゃ が出て来て 質問しにくかったかな? 私に質問していいんだよ~🎵
anyway それはともかく

みち子さんは たとえば 「物も 人間も同じ they を使うなんて 信じられない!」で 「英語を話す人たちは 物と 人間 同じだと 思ってるの?」とまで発展してしまうのですが…😅 いいえっ!
そんなことはありません 英語の世界でも 人は人 物は物 区別はありますよ!決して いっしょくたにしているわけではないんです~😅 (P. 143 外国語の学者というのは 本来自分の種族には理解できない概念や 存在しない感情 知らない世界の見え方を 他言語から 学ぶこと
P. 187 英語には英語なりの理由があるはずで それを理解しないままだと 英語を話す人たちを誤解したままになる)

でも そんな風に誤解しまったら悲しいですよね? そんな 誤解も さけたい と 家庭教師の先生は思うわけです

みち子さんは 思います
「英語は最初から『きっちり 省かずに きちんと』伝えたい言葉」で 「日本語は『(相手に) 察してもらいたい言葉』」と… 本当にそうですよね
日本語では 主語は 省かれることがほとんどです
相手をみて 「怒ってるの?」といえば Are you angry ? のことだし
誰かさんを見ながら「怒ってるの?」だったら Is he angry ? になるのです その主語の部分は 《言わなくてもわかるでしょ? 察してよ!》となるわけです
(P. 57 「だいたいわかればいい」というのが日本語っぽい 発想なんじゃないか)

読んでみてね~ 面白いので
P. 33 人に何か教えるって 教える側の何かを 試されてるってことなのかもしれない ← ううん耳が痛いです でも本当に 人に教えることによって ものすごく 自分も『学べる』のです!ありがたいことです

あ!ここからはほんとについでの話なので お時間ある方だけでも…💕
私はそうは思わないな と思ったヶ所が2ヶ所あります
① P. 16-17 「上のクラスに上がっていくひとたちとの差ってなんなんだろう」 「やっぱり 持って生まれた能力の差じゃない?」
そんなことありません! 本来 断ることというのは どんなひとでも 母国語なら そこそこの話せるもの 母国語というのは同程度なら 外国語だって話せるように なるはずです! できます! できますよ その差があるとしたら おそらくこの主人公 みちこさん のようにどこかで こだわってしまって そこから先に進めてないだけ または 適切な 先生にあってなくて 楽しめなくて やめちゃっただけ まあ…本音を言うと 日本人は なんやかんや言っても そこまで 英語をマスターすることに 『切実感』がない ということでしょうか…😅 それなりに努力すれば それなりの結果も出るのが 外国語なんですよ~🎵 素敵な世界にいらしてください~💕

P. 80 「自分を変えようと思って 英語をやっても それは違った」
違うよ~ 英語やると性格変わりますよ~まず 口を大きく開けないと 英語っぽい発音にならない → 口を大きく開ける → 表情筋が鍛えられる → 表情か豊かになる (人によっては → 若々しくいられる!)
それに やはり人間って 『言葉で考えて』います 英語で考えれは 英語っぽい 理論的な それこそ 「言いたいことをきっちり はっきり考える」習慣が身に付きます それは母国語の日本語で考えるときの 論理的思考にも 繋がっていきます
さらについでに 現在 英検の二次試験では 受験者に 『自分のことを語ること』上級になれば 『自分の意見を語ること 』をやらせます こうして 論理的な考え方が出来るようになれば 世界にいらして通用する 真に 《国際的な》人間が出来るようになるのです! … ちょっとおおげさ?
いずれにしても 外国語を学ぶことは 自国語を学ぶことでもあります 違う ということを知るって 驚くし 楽しいし 世界が拡がりますよ!ぜひ!🎵

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