頭は 死にたがっているのに 体は生きたがっている

『たけしの 黙示録』より

この人の 『毒舌』？ 好きです
毒舌というよりは ちょっとべらんめいな言葉を 使ってはいるけれど 『正論』なところが すごく好きです

当たり前の ことが なんだか ちゃんと、していない 今の世の中を すっぱり批判してくれるのは 気持ちが良いです ＼(^^)／

P. 81 結局 何のために働くかってことだな その意味がわからないから 世の中がぐじゃぐじゃになっしまう でも 本当のところ 何のために働くかというのは答が あるようでないそせそれは人間なんで産まれて 何のために生きて いくのか という質問に 答えるのと同じことだもの
哲学だものな 突き詰めるとな
人間なんで産まれて何の目的で生きていかなきゃならないのかなんて じっと考えると自分というのは 何にもなれないって とこに突き当たる 本当にないといえば 何もない それじゃ困るから なんかある と思って生きているだけとしか 言えないんだよ

P. 85 幻想だって 良いじゃないか 幻想や 妄想があるから下手すると人間は生きていられるんじゃないか 本当は現実よりそっちの方が、人の命ってものに 近いかも しれないんど
幻想でも妄想でもいいから それを信じて生きることが 救われるってことじゃないよかね

P.140 親子の絆なんて 案外つまらないことで 成り立つものだと思うな
日常のつまらないこと ささいなことが 心に残るんだ 面倒くさいけど そこから 発生している
P.148 必死にやってもうまく行くとは、限らなくて どあにもならないこともある、とそれが普通で当たり前だってことの ほうを教えるのが 教育だって

P.203 結局は 優越感でしょう 自分は安全なとこにいて 『正しいこと』をしたりする人をかんどうしたり 阿呆なんだっつーの 偽善ニュースを流すマスコミもそれを 見ている一般庶民も 皆阿呆

P.204 愛とか 感動なんてものは あたえるものであって 貰うもんじゃない
P.207 人間は 平等です この社会ではどんな人間も 家族も 同じですって 嘘つけ
乗ってる車も、住んでる家の 大きさも 違うじゃないか�・�・ この世の 中には本当に頭がバカなのが いるわけだし 顔がどーしよーもなくマズイのだってういる
そういうのがどうやってこの世のなかで這い上がっていくかが 勝負なのに そもそもの区別がないってことにしちまっている

P.208 偽善も 欺瞞的も もうたくさん
P.217 場にそぐわない ってことは それだけで 下品なんだ

P. 228 人間という存在そのものがさ 自分を 殺すことを、破滅させることを、心のどこかにいつも願いながら でも 生物としては生きようと しつづける
頭は死にたがっているのに 体は生きたがっているっていうのが 人間なんだと オイラは 思ってる

P.234 どうなるか わからないんだから 努力しないというのが 一番の大馬鹿でね それが 一番墜落していることで いつ死ねが わからないけど
いつ死ねかわからないからこそ やることは やっていなきゃいけないんだよね

P.236 今のれんちは 山なんか 仰ぎ見ないし昇らないもの
そのため 挫折もなければ 本当の 意味での 充実感も持っていなあ

P.239 結局 死ぬまで生きるってことが大切であって それ以外のことはどうでもいいと オイラは 思ってる

P.248 冷静にならなきゃいけないときに 頭に 血が昇るのが日本人だからな
一斉に 右へ ならえは コクミンだもの�・�・ アメリカに 原子爆弾 落とされてマッカーサーが入って来ても 一人のゲリラも、出なかった国だからね
上が変われば すぐハイッと 一般化しまう

…本当に いろいろ考えさせられた ほんかでした
あ 少し 古いけど…