フランスの 13才の時に 拒食症で 精神病院に いれられたのを 書記にしたもの
思春期特有の 尖った 繊細さが 胸を打ちます…
P.61 私の母は思春期の失望感、つまり 失恋から癒されていない。それから、自分の母親に繰り返し浴びせられた、役立たずで醜くて怠け者で男を振り向かせることなどできやしない、という言葉が 心の傷になっている。~(中略)~ サルトルが 『存在と無』に記しているところの 『その人の存在、生き方、その人の性格というよりも むしろその意識―なぜなら その人が どのように 知覚し、判断し、想像するかに 影響を与えるから―を 形成する、 子供時代の心理的外傷』を 受けた結果、 母が どうなかったかは
P. 67 必ずいるのが教職に就いた 初年度に 作成した授業ノートを 毎年朗読する老いた教師だ ←一番 腹が立ちます 特に 英語という 《生きている》言葉を 相手にしているのに 『僕が アメリカにいた頃は~』とか 本に書いて それが 20年以上前だったり とか…
P.75 自分の 思考しか聴く音がないというのは 恐ろしいことだ
P.110 それは 緩やかな 狂気だ。 世間から 尊重される種類の 狂気
P.272 大人というものは とうしてこう 子供っぽいのだろうか
思春期特有の 尖った 繊細さが 胸を打ちます…
P.61 私の母は思春期の失望感、つまり 失恋から癒されていない。それから、自分の母親に繰り返し浴びせられた、役立たずで醜くて怠け者で男を振り向かせることなどできやしない、という言葉が 心の傷になっている。~(中略)~ サルトルが 『存在と無』に記しているところの 『その人の存在、生き方、その人の性格というよりも むしろその意識―なぜなら その人が どのように 知覚し、判断し、想像するかに 影響を与えるから―を 形成する、 子供時代の心理的外傷』を 受けた結果、 母が どうなかったかは
P. 67 必ずいるのが教職に就いた 初年度に 作成した授業ノートを 毎年朗読する老いた教師だ ←一番 腹が立ちます 特に 英語という 《生きている》言葉を 相手にしているのに 『僕が アメリカにいた頃は~』とか 本に書いて それが 20年以上前だったり とか…
P.75 自分の 思考しか聴く音がないというのは 恐ろしいことだ
P.110 それは 緩やかな 狂気だ。 世間から 尊重される種類の 狂気
P.272 大人というものは とうしてこう 子供っぽいのだろうか