Tao Planning-道

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なぜならあなたは、この世にたった一人しかいないから。
特別な存在です。

怒り

2010年07月01日 11時12分46秒 | 良斗からの贈り物

この膿だしの時期から良く目にする光景が「怒り」です。

人に対する怒り

自分に対する怒り

前のブログで「これを持たないでください」と書きました。
では、根本的にこの怒りとは何でしょうか。
多くの場合、相手に対して怒りを持つ事が多いと思います。
確かに怒りの最初は、相手がした事に対する怒りかもしれません。
でも、その怒りを自分の中で増幅し、大きなものにしています。
怒りが沸いてきた時、自分の中をじっくり観察してみてください。
その怒りは、ほとんどが相手を打っています。

"あいつがこんな事をしたから私は、こうなった!"

"何だ!あいつは!"

"何でこの子は、言う事を聞かないんだ!"

何て心が沸いてきていますよね。

これは、相手がした事が自分の意図しない事が原因です。

"こうなる"

"こうしたい"

と思っている事に対し、違う言動が有った場合、怒りが沸いてくるようです。

相手に原因が有る場合がほとんどのように感じていますが実は、自分なのです。
こうしたい。こうなると思っているのは自分であって、相手の方は、そうは思っていません。
という事は、自分の一人芝居という事です。(笑)
そうだとしたら相手は、そんな事になると思わずにやってるので、あなたの怒りに驚くでしょう。

そうなる事を知ってやっていた場合、その方にカルマが返ってくるだけです。


また、怒りの根本には、

"自分は、正しい"

という物差しがあり、その物差しで人を計り、はみ出た部分に対し、怒りが出ます。
これも自分の問題でしたね。
その自分の中にある怒りをどうするかです。

前にもお話をしましたが、自分の中に無い性格の人とは、会いません。
その人が目の前に現れ、言葉を交わすという事は、自分の中にもある証拠です。
多くの場合、この自分が否定している自分に出会った時に怒りが沸くようです。
その自分の中にあるその性格を許してあげて頂ければ良いです。

では、現実的に何をするか。
まず、相手を知る事です。

相手は、そんな事になると思わずに言ったかもしれない。

相手は、事情を分からず、言ったかもしれない。

言い方が悪いだけで相手は、あなたに楽をさせてあげたくてそう言ったかもしれない。

何が正しいくて、何が間違っているではなく、相手の方をいろいろな角度で見る事。
そして、怒っている自分の中をじっくり観察し、そのすべてを「そうなんだ」と知れば良いです。

あなたと同じ人間ではないので、10人居れば、10人違う考え方、行動を取って当然というところに立てください。

人は、自分では無いという事です。

自分では無いので同じ行動や心づかいをしなくて当然です。
同じ環境で育った兄弟ですら違うのですから。
それを知る事です。

それに怒りを持つと顔がしかめっ面になるのでシワが増えます。(笑)
余り、良い事はないですね。(大笑)

怒りを怒りで返せば、必ず争いになります。
もし、あなたが怒っているとして、相手が非常に冷静に答えられたらあなたの怒りはどうなりますか?
あなたも時間が立つにつれ、冷静になれますよね。
相手が怒りというマイナスの波動をぶつけるのに対し、その波動を自分のプラスの波動で中和する事で無になります。
そうしたら、相手も自分も落ち着いて話ができますよね。

何より、その怒りの原因は、あなたの人生をかけていがみ合ったり、憎しみ合ったりしなければならないほど重大な出来事でしょうか。

また、あなたの人生に大きなカルマを作らなければならないほど、拘らなければならないことでしょうか。

そこまで重要ならば、人生をかけ、命をかけて怒ればいいですがおおよそ、人を幸せにするものではありませんし、あなた自身も幸せにするものではありません。
そして、理由が相手にあったとしてもあなたの言動は、"人に怒りをぶつける"という行為をした事でカルマが返ってきます。

勿論、それであなたが苦しんだならば、その方にもカルマが返ってきます。
つまり、それが善であるか悪であるかではなく、人の心を傷つけたという現実に対し、カルマが返ります。

これは、怒りだけではありません。
悪口も愚痴も良くない噂話も。
マイナス波動のものは、すべてです。

私は悪くないと思うでしょう。
確かに人間的には善かもしれませんが、神様的に悪であるのです。

何でそうなるかというと自分を守ろうとするからです。
これを「自己保存」と言います。
自己保存とは、どんな生き物でも無事に生き続けたいと思う本能です。
怒りの中には、恐怖があります。
ちなみにそれは、自分の人生において自分の立場や対面が悪くなるという恐怖の反動として怒りがでるそうです。
そのまた根本にあるのは、自分に自信と信念が無いのが原因です。

何が善で何が悪かという判断をするには、自分が正しいか正しくないかというより、あなたの生き方が美しいかどうかを見れば分かります。
見た目の話ではありませんよ。
あなたの心と行動です。
誰の目にも美しければ、だいじょうぶ。
美しい生き方をしていると自分は常に笑顔で自然と相手の事を考えて行動しています。

「あの人素敵ね。」

「あの人心がとても綺麗ね。」

という言葉を耳にしますが、人が人を美しいと思うのは、見た目も去ることながらその方がかもし出す雰囲気を感じています。
この雰囲気は、心の中が大きく反映されるものです。
それが人を綺麗に見せるのですね。

どんな人間でも綺麗に美しく生きる事は、出来ます。

それをやるかやらないかは、皆様の自由です。

どうせ、生きるなら、この体で一度しか生きられないなら美しく生きてみませんか?


皆様のお幸せを心より祈念致します。

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