ネタばれせずにCINEるか

かなり悪いオヤジの超独断映画批評。ネタばれごめんの毒舌映画評論ですのでお取扱いにはご注意願います。

熊は、いない

2024年12月30日 | ネタバレなし批評篇
この度息子さんがめでたく監督デビューしたジャファル・パナヒ。血は濃しというべきか、ジャファルの直近作も息子さん同様“密出国”がテーマになっている。度重なる干ばつの影響ですっかり農業がダメになってしまった国境近くの廃れた村で、お隣トルコで撮影中の劇中劇(こちらも密出国ネタ)をその村から遠隔操作で指揮をとるパナヒ(本人)だったが、村のしきたりに触 . . . 本文を読む