おはようございます、こんにちは、こんばんは。ちみかなです。
ミステリーズ!vol31を購入しました。鮎川哲也賞とミステリーズ!新人賞
の選評と後者の受賞作品が掲載されています。(なお、ミステリーズ!新人賞[当時は
ミステリーズ!短篇賞]は第2回のときに一次通過したことがあります)
早速、受賞作を読んでみました。まずは佳作の「聴き屋の芸術学部祭」(市井豊著)
ですが、こちらは文章が読みやすくキャラクタが立っています。ただ、後半の推理
部分は冗長だと感じました。あくまで私見ですが。もう少しテンポよければいい
のに。
受賞作「砂漠を走る船の道」(梓崎優著)のほうは、落ち着いた書き方がしてあり、
淡々と物語が進んでいきます。が、選評で選考委員がべた褒めしているように、
全体的にはやっぱりこちらのほうが面白い。ホワイダニットものはあまり読んだ
ことがなかったが、もっと他にも読んでみたい気持ちにさせる、そんな一作だった。
また、そこまでミステリっぽくなく、むしろ読み物として傑作だと思った。
* * * * *
ミステリーズ!新人賞はやっぱりガチガチの推理小説でも駄目だし、かといって
推理のところをないがしろにするのも駄目、その二つの要素を絶妙にまぜあわせ
ないといけないんだなぁと改めて痛感しました。
(応募要項、HPではワープロ原稿の場合の記載があるのに、本誌だとその項目が
ないんですね。ダブルスタンダードなのかな)
ミステリーズ!vol31を購入しました。鮎川哲也賞とミステリーズ!新人賞
の選評と後者の受賞作品が掲載されています。(なお、ミステリーズ!新人賞[当時は
ミステリーズ!短篇賞]は第2回のときに一次通過したことがあります)
早速、受賞作を読んでみました。まずは佳作の「聴き屋の芸術学部祭」(市井豊著)
ですが、こちらは文章が読みやすくキャラクタが立っています。ただ、後半の推理
部分は冗長だと感じました。あくまで私見ですが。もう少しテンポよければいい
のに。
受賞作「砂漠を走る船の道」(梓崎優著)のほうは、落ち着いた書き方がしてあり、
淡々と物語が進んでいきます。が、選評で選考委員がべた褒めしているように、
全体的にはやっぱりこちらのほうが面白い。ホワイダニットものはあまり読んだ
ことがなかったが、もっと他にも読んでみたい気持ちにさせる、そんな一作だった。
また、そこまでミステリっぽくなく、むしろ読み物として傑作だと思った。
* * * * *
ミステリーズ!新人賞はやっぱりガチガチの推理小説でも駄目だし、かといって
推理のところをないがしろにするのも駄目、その二つの要素を絶妙にまぜあわせ
ないといけないんだなぁと改めて痛感しました。
(応募要項、HPではワープロ原稿の場合の記載があるのに、本誌だとその項目が
ないんですね。ダブルスタンダードなのかな)