おはようございます、こんにちは、こんばんは。ちみかなです。
最近はミステリーとよばれるジャンルの小説・漫画を読んでました。
小説カテの記事が少ないのと、せかっく読んだのにこのままだとしばらくして忘れてしまう
のもなんなので、一言メモ。
○小説○
・謎解きはディナーのあとで(東川篤哉著)
執事萌え。やっぱり彼の作品は笑わせてくれる。ただ、この作品は一貫して動機が描かれておらず、そこがなんだかクイズ的にみえてしまった。
・ボトルネック(米澤穂信著)
ボトルネックはIT用語で「全体の効率をさげている部分」のこと。ボトルネックはまず取り除かなくてはならず、その言葉のもつ意味が本作の全体を包含している。面白かった。
・Another(綾辻行人著)
最初はホラー? と思いつつ読んでたんですが、途中から少女の存在/非存在に関する言及、続く呪いにからめた本格ミステリ的な謎解き。ぶあつさの割りに、一気に読んだ。
・お台場アイランドベイビー(伊与原新著)
第30回横溝正史ミステリ大賞受賞作。ただ、個人的には設定がよく分からないままに進んでいった。ミステリ、というわりにミステリらしさが見当たらなかった。自分が本格ミステリ嗜好なもので、社会派ミステリを読みなれていないからかもしれない。
・太陽が死んだ夜(月原渉著)
第20回鮎川哲也賞受賞作。アメリカの女学校という設定が独特の雰囲気をもっていて、また文章がからりとしていて(直前にお台場アイランドベイビーを読んでいたからかも)、よみやすかった。ただ、密室の作り方が、なんというか、自分の好みにあわなかった。
・ボディメッセージ(安萬純一著)
第20回鮎川哲也賞受賞作。こちらもアメリカが舞台だが、どうしてだかこちらはあまり好印象ではなかった。これは作品が悪いのではなく、自分側に問題がある。自分は海外小説の類が苦手で、登場人物一覧表がないと(あったとsても、なんとか、というレベルでしか)読めない。登場人物の認識がこんなものだから、肝心のトリックも驚きようがなかった。
・殺人鬼1,2(綾辻行人著)
賞受賞作3作読んだあとだからか、殊更に文章力の違いを見せつけられた。やはり、綾辻さんの文章は読ませる。前作は数日かけて読んだが、これはするすると半日と経たずに読みきった。そして、内容。たしかにSAWばりのグロテスクな表現が続いたが、個人的には文でスプラッタ描写を読む分には大丈夫な人なので、なんなく読めた。そして、それぞれラストのどんでん返しに驚愕。やはり、綾辻さんは本格ミステリの作家さんだ。
○漫画○
・椎名くんのリーズニング・ファイル1・2(あさみさとる作画)
どんでん返しが用意されている漫画は初めてかも。ただ、これを読むと悲しくなる。使用されているトリックは、他の有名推理漫画でみたことがあった。たまたま、トリックがかぶったのだろうか。それにしても……というぐらいに、独創性あふれるはずのトリックが使われていました。
・名探偵コナン70巻(青山剛昌作画)
収録最後の事件は、最初からあの物語が関連しているんだろうなとは予想がついた。けれど、それがどう関連するのかはさっぱり。燃える犬のトリックは、本当にそういう風にみえるのだろうか。
・フィットネスクラブ殺人事件(川守田游作・井澗千代美画)
古本屋で見つけて、買った。1話完結で、トリックもありなかなかに面白かった。ただ、どうして少女漫画系の絵は死体がことさらにホラーチックに描かれているのだろう。
以上です。金田一少年の事件簿ー錬金術殺人事件(上)(下)は買おうか迷っています。
というのも、金田一は推理投稿があるので、マガジンで一読しているんですよね。
昔ならそれでも買ってたんでしょうが、今はなんだかそこまでする必要性がみつからなくて。
ちなみに現在は、一作目の「ウォーキングのW」が手に入ったので魔界探偵 冥王星Oシリ
ーズを読み始めています。
最近はミステリーとよばれるジャンルの小説・漫画を読んでました。
小説カテの記事が少ないのと、せかっく読んだのにこのままだとしばらくして忘れてしまう
のもなんなので、一言メモ。
○小説○
・謎解きはディナーのあとで(東川篤哉著)
執事萌え。やっぱり彼の作品は笑わせてくれる。ただ、この作品は一貫して動機が描かれておらず、そこがなんだかクイズ的にみえてしまった。
・ボトルネック(米澤穂信著)
ボトルネックはIT用語で「全体の効率をさげている部分」のこと。ボトルネックはまず取り除かなくてはならず、その言葉のもつ意味が本作の全体を包含している。面白かった。
・Another(綾辻行人著)
最初はホラー? と思いつつ読んでたんですが、途中から少女の存在/非存在に関する言及、続く呪いにからめた本格ミステリ的な謎解き。ぶあつさの割りに、一気に読んだ。
・お台場アイランドベイビー(伊与原新著)
第30回横溝正史ミステリ大賞受賞作。ただ、個人的には設定がよく分からないままに進んでいった。ミステリ、というわりにミステリらしさが見当たらなかった。自分が本格ミステリ嗜好なもので、社会派ミステリを読みなれていないからかもしれない。
・太陽が死んだ夜(月原渉著)
第20回鮎川哲也賞受賞作。アメリカの女学校という設定が独特の雰囲気をもっていて、また文章がからりとしていて(直前にお台場アイランドベイビーを読んでいたからかも)、よみやすかった。ただ、密室の作り方が、なんというか、自分の好みにあわなかった。
・ボディメッセージ(安萬純一著)
第20回鮎川哲也賞受賞作。こちらもアメリカが舞台だが、どうしてだかこちらはあまり好印象ではなかった。これは作品が悪いのではなく、自分側に問題がある。自分は海外小説の類が苦手で、登場人物一覧表がないと(あったとsても、なんとか、というレベルでしか)読めない。登場人物の認識がこんなものだから、肝心のトリックも驚きようがなかった。
・殺人鬼1,2(綾辻行人著)
賞受賞作3作読んだあとだからか、殊更に文章力の違いを見せつけられた。やはり、綾辻さんの文章は読ませる。前作は数日かけて読んだが、これはするすると半日と経たずに読みきった。そして、内容。たしかにSAWばりのグロテスクな表現が続いたが、個人的には文でスプラッタ描写を読む分には大丈夫な人なので、なんなく読めた。そして、それぞれラストのどんでん返しに驚愕。やはり、綾辻さんは本格ミステリの作家さんだ。
○漫画○
・椎名くんのリーズニング・ファイル1・2(あさみさとる作画)
どんでん返しが用意されている漫画は初めてかも。ただ、これを読むと悲しくなる。使用されているトリックは、他の有名推理漫画でみたことがあった。たまたま、トリックがかぶったのだろうか。それにしても……というぐらいに、独創性あふれるはずのトリックが使われていました。
・名探偵コナン70巻(青山剛昌作画)
収録最後の事件は、最初からあの物語が関連しているんだろうなとは予想がついた。けれど、それがどう関連するのかはさっぱり。燃える犬のトリックは、本当にそういう風にみえるのだろうか。
・フィットネスクラブ殺人事件(川守田游作・井澗千代美画)
古本屋で見つけて、買った。1話完結で、トリックもありなかなかに面白かった。ただ、どうして少女漫画系の絵は死体がことさらにホラーチックに描かれているのだろう。
以上です。金田一少年の事件簿ー錬金術殺人事件(上)(下)は買おうか迷っています。
というのも、金田一は推理投稿があるので、マガジンで一読しているんですよね。
昔ならそれでも買ってたんでしょうが、今はなんだかそこまでする必要性がみつからなくて。
ちなみに現在は、一作目の「ウォーキングのW」が手に入ったので魔界探偵 冥王星Oシリ
ーズを読み始めています。