年末を楽しむ布

今日は朝からダイちゃんが来てくれて、
でも、しまおまほの「ひとりオリーブ調査隊」を見せたら
一生懸命読み始めてしまったので、
ワタシはカウンターで、「小学生日記」を読んだり
誕生日にお母さんに買ってもらう本のリストを作ったりした。

夜、布を探しに行った。
白地に黒とピンクの水玉、なんかを見つけた。
いつもの、ちょっとこわいおじさんが
お会計してくれた後に、
「これ、捨てるやつやし、持って帰って」と言って、
まだロール状のまま、
虫食いしたり日焼けしたりしてしまった布を積み上げたのを指さした。

「車やろ。全部持って帰って。持って帰って、いらんかったら捨てたらええねん」と、笑って言うので
「じゃあもらいます」と言って
どれにしようか選んでいたら、
「車やろ。全部持って帰ってや。」と
怖い顔で言われた。

結局、全部は無理だったけど、何本か車に積むのを
おじさんも手伝ってくれた。
それはいらん。。と思った、肌色のストッキングみたいなロール巻きまで
勝手に積みこまれてた。

ワクワクの日の出

また今日はあったかい。

ベランダに出て唐辛子の木に水をやった。
夏からずっと変わらず、知らん顔してどんどん実をつけてる唐辛子。
すごい生命力だなあ、と思っていたら
背中に日が当ってあったかくて、
もう冬なのに、とか、温暖化、とか
考えるのめんどうくさくなってしまった。

カバンをちょっと作ったり、
古い雑誌を読み返したり、
コンタクトだけしてお化粧はしなかったり、
なにも完成させないままでウロウロしてるだけのお昼。

パン屋のバイト。
お茶しに来てくれたterraのお姉さんとおしゃべりした。
ちょっとほめられて、ちょっと緊張して
でもうれしくて、ちょっとがんばろうって思ったら
ちょっとワクワクした。

バンサンアリガト

バンバンに貸してた『アメリ』が返って来た。
それと一緒に、「ちょっと早めの誕生日プレゼントです」と言って
手作りの小物入れが２つも入ってた。

ひとつは、着物のハギレをパッチワークしたもので
もうひとつは、フェルトで出来てて、
ショートケーキの形のボタンと、さくらんぼとイチゴの刺繍がしてあった。
なんだかすごくぎこちなくて、不器用で、ハイテンションな刺繍。
ハチャメチャな縫い目。だけど、すっごいかわいい。

四六時中にぎやかなバンバンを、
ワタシはいつもうるさがったり、じゃまくさがったりして
意地悪する。
ワタシがいじめると、上手にいじめられてくれる
いじめられ上手なヤツ。
絵は下手くそなのに、似顔絵はめっちゃ上手に描くヤツ。
バンバンのこと、しょっちゅうからかって遊んでるけど、
この手作りのプレゼントもらった時はすっごくうれしくて
からかうの忘れた。
大事にしよー、て思った。

黄色と黒の雪の結晶模様のスカート

出勤前のヤマシタさんが、前から言ってくれてた
かわいい布を持って寄ってくれた。

古着のスカートや、アンティークなレースの下着、
カシューナッツ模様と、大好きなリバティプリントまで。

スカートとかは適当に切って、とか言われたけど、
かわいすぎて切れそうにない。けど、着るにはちょっとかわいすぎる。

カシューナッツので、なんかいいカバン作ります、と約束して、
レースの下着は自分で着ようかな、と思った。

シマ

お昼、おばあちゃんの家に行こうと思って電話しても
誰もでない。
家まで行ってチャイムを押しても
誰もでない。
誰もいないんだな、散歩に行ってるのかな？と、
お母さんに借りた鍵でドアを開けると、
おばあちゃんも、犬のカンタもちゃんといて、いとこのおじちゃんまでいた。

土曜日だけどお客さん少なくて、
ちょっと退屈。。と、ガラスのコップを拭き直していたら、
落として割ってしまった。

しまったしまった、「また」割ってしまった、と
慌てて掃除していたら、急にどんどんお客さんが入って来て
大忙しになったので
勝手に、さっき割ったコップのこと、帳消しにしてしまった。