
うつ伏せに寝ころがって肘をたてて読み始める。
もう何回も読んでいて、大好きで大切な本。
なのにいつも、30ページくらい読んだ頃にでてくる、
『ぼくは、この本を、寝そべったりなんかして、読んでもらいたくない』
という言葉にハッと起き上がる。
えへへ、また寝そべって読んでた。。。。。とちょっとドキドキしながらまた、
きつねが出て来るところら辺で泣いたりする。
夕方、KUNKUNLUHOに髪切りに行く。
こうしたいなあ、と言ったとおりにビタッと切ってもらえて
大満足。
担当のヨコゼキさんと相性いいのかも、と思うと
安心して毎日を過ごせる。
頼りになる美人美容師は女の子の宝物、と思う。

パルコに新しくできたインドカレー屋さんに行く、というので
ついて行く。
注文して待つ。待って待って待つ。
「あたらしいからね。まだ慣れてないんだよね」と
みんな寛大に待つ。
ビールももう無くなりかけた頃、
でてきたカレーは冷たかった。
「インドのカレーって冷たいの?」と
笑ってみたけどそれは、
「冷たいカレー」じゃなくて「カレーが冷えたやつ」だった。
膜まで張っちゃって。。
お母さんが「冷たいから、熱くしてくれない?」と頼むと
「時間かかりますけど。。。」と言う女の子。
「どうしたら、こんな冷たいの?」と聞くと
「ナンが焼ける時間とかみ合わなくて。。」と言う女の子。
時間かけて熱くしたわりには冷えてるじゃない、
ナンが焼けてからカレーをお皿に入れたらいいじゃない、
と、この子に言っても仕方ないので
ワタシたちだけで問題点を話し合う。
「『これ、あったかいうちに食べたら、もっとおいしいんだよー』って
夕方見たドラマの中で山口智子も言ってたよ。」
なんて言いながらしつこく、
一口食べるたびに、
「は!冷たい!」て言ってみたり
「お、このヨーグルトは冷たくていいんじゃないか?」
「あ、ヨーグルトはぬるいわよ!」
「そういえばビール、冷たかったっけ?」
なんて言ってたら面白くなってきた。
帰り際、ナンを焼いてるインド人に
タンドールをのぞかせてもらった。
お父さんが英語で「これは、石炭を使って焼いてるの?」と聞くと
インド人は 「ガス」 と答えた。