毛糸のカバン むずむず

　世の中に　たえて桜のなかりせば
　　春のこころは　のどけからまし
　　　　　　　　　　　　　在原業平

この世の中に桜というものがなければ、
「桜、まだ咲かないね」　「開花宣言がでた」　「あそこの桜は満開だ」
「はやく見ないと散ってしまう」
と、気をもんだりあせったりすることもなく
春をのどかに過ごせるだろうになあ。と。

桜の季節は、浮き浮きするようなそわそわするような
うれしいのだけれど落ち着かないような。
でも、やっぱり桜は見たいし、
浮き浮きも、そわそわもしたい。

今日もそんなむずむずした気分で過ごした。

東風のクロワッサン

朝、カバン作り。
あると思っていた材料がなく、ヒヤリ。
四条で材料を買い、ダイちゃんとフジタくんと醍醐寺へ。

きれいだったけど、きれいすぎるのか、整いすぎているのか。
車の中から見えた、木屋町・高瀬川の桜や
祇園の白川南通の桜のほうが豪快で迫力のあるきれいさだった。

ダイちゃんは朝から、一乗寺のコチへ行ってきたらしく
ワタシにも、大好きなクロワッサンを買ってきてくれていた。

今日は、Frogで夕食。
フィッシュ＆チップス。
タコのバジル炒め。

２日連続で外食なんかして、なんだか旅行に来ているような
贅沢な気分。

古本やさんで、くらもちふさこの『天然コケッコー』を１０冊購入。

乙女椿とウサギのソバ猪口

小雨。
岐阜の養老天命反転地へ。

３年くらい前、トウちゃんに聞いてからずっと行ってみたかった場所へ
ダイちゃんが車で連れていってくれた。

想像以上の反転地に大興奮。
傘を閉じて、一生懸命登ったり、もぐりこんだり
すべらないように集中したり。

お昼のお弁当。
エビと枝豆のチャーハン。
プチトマトとお豆とコーンのサラダ。
ピーマンと油揚げ。
エリンギと高野豆腐。
カンパーニュでクリームチーズとクルミのサンド。

帰り道、長浜の町屋を散策。
ウサギとバテレン柄のソバ猪口を買ってもらった。

糸切り餅が欲しい。と言うと、多賀大社に連れていってくれた。

夜ごはんを食べに、terraへ。
ししゃもの南蛮漬け。
トマトとチーズとソバ茶のサラダ。
川エビと干し大根のチャーハン。

お昼ご飯の時には見られなかった、
ダイちゃんの本気の「おいしい！」て顔。
２人して、これからはもっと、ゆっくり丁寧にご飯作ろうねえ
と、しみじみ味わった。

キョウコさんに乙女椿をおすそわけしてもらって帰る。

サクラサクパン屋

朝、パン屋。あたたか。
小枝さん作、桜の壁をながめて過ごす。

夕方のクーちゃんとの待ち合わせの前に、
接着芯と糸を買う。
静かな富小路通りを歩く。
御池で偶然クーちゃんに追いつかれ
待ち合わせ場所だったカフェHello!へ。

ワタシ　バナナタルトとアイスコーヒー
クーちゃん　フルーツタルトとティー・オ・レ

昔、フランス人の友達が喫茶店で、
ミルクティーを　「ティー・オ・レ、ください」と言って注文したら
店員さんに　「ト・イ・レ、は、あっちです」
と、言われて困っていた。

クーちゃんと、まだ行ったことのないオランダという国について
いろいろ話し合った。

毛糸まきまき

朝、テレビで『ペイオフ』について街角インタビュー。
「うちは１０００万も貯金ないし、関係ないわ～」
「いくつかの銀行に。。」という人たちに混じって
「知ってるで、ぺ・オフ。韓国のやろ？」
と言うおばさん。
「いや。。あの、ペイオフについて。。」というインタビュアーに向かって
「ぺ・オフ。韓国の？ちゃうの？。。知らん」
そして、プイっとあっち向いて行ってしまった。

毛糸のカバンは、もう何回ほどいただろう。
けど、毛糸で編んだ物は、ほどいてやり直せるからいい。
編み物大好き。

夜、久しぶりにNHKのフランス語会話を見る。
フランス研究所仕立てになっていた。
フランス語も大好き。