TAZUKO多鶴子

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『ゲーテ格言集』より

2007-09-16 | TAZUKO多鶴子からの伝言
   『 ゲーテー格言集 』より

    ユーモアーは
   天才の一要素である。
   しかし、
   それが勝ちすぎると、
   天才の代用品に過ぎなくなる。
   それは、
   芸術の下落を伴い、
   ついには、
   芸術を破壊し、
   滅ぼしてしまう。



<ゲーテ 1749~1832>
 ドイツ、フランクフルトで生まれる。
ライプツィヒ大学で法律を学び、弁護士を開業。
1774年、ドイツ帝国最高法院で実務を見習っ
た時の恋愛を材にとった『若きウェルテルの悩み』
を発表し一躍その文名をとどろかせた。その後も
精力的に詩集、戯曲、小説を発表。招聘されたワ
イマル公国では大公に信を得て大臣から内務長官、
そして、宮廷劇場総監督として活躍した。今なお
世界中の芸術家、思想家に影響を与え続ける不朽
の名作『ファウスト』を1831年、着想から実
に60年の歳月を費やして完成させた。翌32年
永眠。享年82。

(尚、ゲーテは画家でもあったことはあまり知られていない。)

参考資料:『ゲーテ格言集』
      高橋健二 編訳