12月7日は市内の中央小学校の三河木綿の手織り教室へ講師として参加した。
当日朝からスタッフ8人の協力を得て織機12台と機材を詰め込み
出発しました。
スタッフのメンバーは
豊川市の曽田志げ乃さん、西尾市の信田佐和子さん 西尾市の青山きみこさん
蒲郡市の大須賀千づるさん 蒲郡市の竹内長子さん 刈谷市からの鈴木ひろみさん
の6人と竹島クラフトセンターの2人で今日の教室を指導していただきます。
3年生の48人が春からプランターで育てた棉を手織場の指導で
手紡ぎをした糸を今日は教室でコースターに織り込む全国でも無い授業です。
蒲郡は織物産地です、歴史は西暦799年西尾市に棉が渡来したことから始まり
戦国時代には三河各地に綿作が広まり、NHK大河ドラマの女城主井伊直虎でも
三河から棉作りを教わり井伊谷も棉を特産物にして栄えました。
その後明治大正時代には矢作川流域を中心にガラ紡機での綿糸生産が増大し
蒲郡織物産地として栄えたのです。
そんな歴史と文化を持った蒲郡の小学生が特産綿織物の原点を学び
織機を操り輝く目を見て物作りの町蒲郡の明日の明るさを感じました。