見るだけで運気アップパワースポット巡り

科学オタクです。
今は、原付で旅したパワースポットをめぐりを書いてます

原付旅 ブランデーが出来たのは100年の戦争のせいの巻

2021-09-26 21:36:00 | 酒の肴になる酒の話&食の話
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ブランデーが出来たのは100年の戦争のせいの巻



前回は、ウヰスキーが琥珀色になった訳
税金のせい
樽のせい
そこから派生して生まれた発明や料理や畜産物

現在のスコッチウヰスキーに至るまで、でした。

ブランデーも気になりますよね!

ブランデーが出来たのは100年の戦争のせいの巻

さて!前回同様にアラブの錬金術の蒸留技術がフランスに渡って、ワインを蒸留してブランデーが生まれたのですが、実はオランダ商人の勧めでした。




ブランデーの有名銘柄は、コニャック、アルマニャック、カルバドスどす。
今回はコニャック地方の話




コニャック地方はフランスとイギリスの王朝同士の戦争、1337年〜1453年まで116年の間つづいた100年戦争の激戦区で、焼け野原、痩せた土壌になり葡萄は糖度が低くワインとしては、価値の低いものしか取れなくなってしまいました。




そこで、オランダ商人が、「焼いたワイン」の意味でブランドヴァンをすすめたところ、エキス分の濃いオードビードヴァンができました。
イギリスの貴族向けに輸出
ブランデーとなりました。

ちなみに、V.S.O.Pは、【Very:非常に、Superior:優良な、Old:古い、Pale:透きとおった】の略語です。




イギリスに輸出の為、フランス語でではなく英語表記なのです。

有名銘柄は、ヘネシー、レミーマルタン、マーテル、カミューなど!

世界一高価なブランデー

Henri IV Dudognon Heritage Cognac Grande Champagne




24金と6500個のダイヤモンドを散りばめたスターリングボトルを使用、地球上で最も高価で希少価値のあるコニャックです。ヘンリー4世の子孫が100年以上前から樽の中で保管しており、ヘンリー4世を称える為に命名されました。飲んだら不老不死なれると噂されている幻のコニャックであり、多くの万能薬が使用されています。

価格:£1170000
(約216,450,000円)!!!




次回は、今度こそ原付旅に戻ります。

次回 鳥取の砂丘は日本最大砂丘ではなく三大砂丘の巻
「ここまで読んでくださった方の願い事が叶います様に…」

願い事を叶える記事①
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原付旅 ウヰスキーが琥珀色なのは税金のせいの巻

2021-09-26 12:37:00 | 酒の肴になる酒の話&食の話
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ウヰスキーが琥珀色なのは税金のせいの巻

前回は、ビールとワイン、ウヰスキーとブランデーの違い
その語源
錬金術のお話でした。
原付旅脱線中です。もう少しお酒の話です。



ウヰスキーが琥珀色なのは税金のせいの巻

この話は、結構有名なので知っている人も多いと思いますので、もう一歩踏み込んだ話と、ウヰスキーの銘柄を紹介できたら…




ウヰスキー発祥の地はイギリスです。
アラブで生まれた蒸留技術がイギリスに渡り、主に飲まれていたビールを材料に、ウヰスキーは生まれました。
当初は、蒸留したての無色透明の物を飲んでいました。
しかし、ロンドンを中心としたロウランド(南部)でウヰスキーの材料の麦芽に高い税がかけられました。
ここで、2種類のウヰスキーに分かれることになります。
税対策で、麦芽の量を減らして、他の穀物(グレン)で大量生産するロウランドのグレンウヰスキーと
税金を逃れ、ハイランドで隠れて密造する、ムーンシャイン(密造者)のモルト(麦芽)を使用したモルトウヰスキー




大きく変化を遂げたのはハイランドのモルトウヰスキー
スペイ川の流域の谷間で密造するにあたり、麦芽を乾燥させるために使用したのが、ピートと呼ばれる、ヒースと言う湿地の草が積もって炭化した泥の炭、泥炭を使用!
これがウヰスキー独特なスモーキーな香りの元になりました。
更に、直ぐに買い手がいないので、ロンドンまで、こっそり運ぶのに、体にフィットするようにカーブのあるフラスコが生まれ、女性の乳房の下に隠して、運んだそうです。




そして、作ったウヰスキーの保管用にシェリーの古ダルを利用
夏の暑い時期は、ウヰスキーが膨張して樽に染み込み、冬は樽の成分を染み込んだウヰスキーが染み出す!
こうして、何年も熟成させたのが、琥珀色の風味豊かなウヰスキーが美味てました。




余談ですが、スペイ川に上ってくる鮭で作るスモークサーモンは絶品で、ウヰスキーの古樽のチップでスモーク!




スペイ川の東アンガスでは松坂牛の様に、ウヰスキーの搾りかす(もろみ)を餌に混ぜたアンガスビーフステーキが有名です。




イギリス料理に美味い物なしと言いますが、本当らしいです。
美味しそうにPRしましたが!

スペイ川周辺に勉強に行った先輩いわく、ホテルの水道が泥炭の香りがして、ほんのり茶色い!
水の不味いところは、ちょっと…
その後、先輩は口を閉ざしてしまいました。
多分、先輩の行った古き良き時代のスペシャルなホテルだったんだと思います…
多分…

話は密造時代に戻ります!
そこ後、税改正と、業者の登録が必要となり、ハイランドの香りのキツいモルトウヰスキーとロウランドのマイルドなグレンウイスキーが出会い、バランスの取れたブレンデッドウヰスキーが生まれました。




ちなみに、最初に登録したのが、有名な、グレンリベット
モルトウヰスキーなのにグレン
こっちのグレンは谷という意味
二番目が鹿の住む谷の意味グレンフィディック
三番目が何も足さない何も引かないで有名なのでマッカランです。

次回もう少しお酒の話





次回 ブランデーが出来たのは100年の戦争のせいの巻

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