連続大河ブログ 原付旅 外伝
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酒の肴になる酒の話
最近良く聞くIPAってビールってナンジャラホイ?の巻
さて、前回はビールのタイプのエールとかラガーについてとか、生ビールに「生」ってナンジャラホイ?ってお話でしたね!今回は最近聞くIPAとはって話です。
最近良く聞くIPAってビールってナンジャラホイ?の巻
さてさて、IPAってよく聴くようになりましたよね!普通のビールと違うの?って思っている人多いですよね!でも、調べるまでもないって、放ったらかしに、していませんでしたか?知らなくても大して損はしませんが、知ってるとちょっと得をします!
IPAとはインディア ペールエールの略です!そうです♪前回に登場したエールです!インディアってついているけど別にインド発祥じゃないんです。イギリスなんです。インド風輝きのある(薄い)上面発酵ビールの意味です。
時代を遡る事、大航海時代!イギリスはインドを植民地として交易で富を築いていました。インドにいるイギリス人やインドの人たちにビール(エール)を美味しく届けたかったのです。でも、常温発酵!短期熟成のエールはイギリスからインドまで最短で100日!全く別の何かに変化しちゃってとても飲めた物ではなかったそうです!そこで生まれたのがIPA!ビールを長持ちさせる殺菌性の高いホップを大量に使用!発酵日数延長やアルコール添加によりアルコール度数を5%越えアルコールの強いビールを作成!常温長期保存の効くビールが出来たのです!18世紀以降ラガー人気に押され廃れていたのですが、クラフトビールブームに乗り復活!一時期は邪道とも言われていたそうですが、クセになる味わいで、今ではクラフトビールの中で一番人気だそうです。
ホップの種類、量、入れるタイミング、数種類のホップの組み合わせなどで、何万通りもの味になるそうです。
スッキリしたラガータイプと違い、コクや深み芳醇な香りを楽しむため、冷やしすぎず冷蔵庫から出して20分くらいがいいとか、あるいはお湯の入った試験管を入れて熱燗ならぬぬる燗にするなど…
ビールの世界もキンキンに冷えたドライだけじゃなくなりましたね!
ちなみに、ドイツ帰りの友人から聞いた話ですが、ミネラルウォータよりビールの方は販売価格が安いそうです!そりゃ〜喉乾いたら水よりビールにしますよね!
で、大航海時代時を同じくして進化したワインもあります。マデラワインって聞いたことありませんか?ポルトガル領マデラ島の島の名前がついた酒精強化ワイン!フォーティファイドワインですね。ワインの記事でも書くましたが、ワインは大きく分けて4つ!静かなるワインと言う意味で「スティルワイン」普通のワインです。それに対して「スパークリングワイン」発泡酒ですね。そして「フレーバードワイン」香り付けしたワインです。そして今回登場した間寺を含むシェリー、ポートなどの「フォーティファイドワイン」酒精強化ワイン!途中でアルコールを添加して発酵を止め甘みを残したワインのことです。長期熟成に耐えるために熟成方法によってすごい進化をしたものもあります。次回はそのフォーティファイドワインの世界を紹介します。
次回 酒精強化ワインの世界へようこその巻
ここまで読んでくださった方の願い事が叶います様に…」
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