連続大河ブログ 原付旅 外伝
レイラインポイントコンプリートの旅
酒の肴になる酒の話
酒精強化ワインの世界へようこその巻
いや〜まいりました〜ここ1週間ほどひどい下痢で寝込んでいて更新も閲覧もままならない状態で!15分以上トイレから離れられない状態!真空飛び膝下痢!後ろ回し下痢!ドロップキック!右ローキックからの右肘当て身からの関節と締め技の複合投げ!でKO!もはや下痢はどこに!
さて、前回まで信長の城の話で小牧城!麒麟が来る繋がりで清洲城付近のキリンビール工場!ビールの話で最近流行りのIPAってナンジャラホイ!って話でした。人に歴史あり!酒にも歴史あり!ですね!
酒精強化ワインの世界へようこその巻
さてさて、IPAビールが大航海時代にビールをインドまで美味しく届けるために出来たビールですが、ワインも同様に長い航海や暑い夏を迎える地域での長期保存に耐えることのできるよう工夫されたワインがあります。今回は、日本語で酒精強化ワイン!フォーティファイドワインの話〜!はじまり!はじまり〜!
フォーティファイドワインの代表選手!ポルトガルの「ポートワイン」スペインの「シェリー」イタリアの「マルサラワイン」フランスの「ヴァンドナチュラル」「ヴァンドリキュール」日本の元祖、フォーティファイド、ワイン「赤玉スイートワイン」そして今回の話題の主役「マデラワイン」です!
前回紹介した通り発酵途中にアルコールを添加して酵母を死滅させます。そのことによって発酵するはずのぶどうに含まれる糖分が残り、甘口のアルコール度数高めのワインができあがるわけです。そして、高温多湿、長期熟成にも適応、独特の風味が生まれるワインの誕生でございます。
その中でも今回の主役マデラワインはこの大航海時代に生まれたわけです。ジブラルタル海峡沖、大西洋の真っ只中に浮かぶ、ポルトガル領マデラ島のワインです。水や食料の補給の拠点!これから長旅に出る船に積まれるわけです。船のバラストがわりに船底に積みこまれ現地で販売する予定です。
が、下ろし忘れて、そのままになった樽がいくつかあったそうです。そして、その樽がものすごく良い熟成をしていて、おいしかった事!昔は船の底で何年も何年もインドとイギリスやポルトガルの間を行ったり来たり、往復した回数で価値が上がってたそうです。ただでさえ危険な船旅です!熟成が早いか、沈没が早いか!これを再現する方法はないかと言うことで、船の揺れが原因なのか、高温多湿が原因なのか?船の揺れを再現するシステムやお湯で保温したまま熟成させる方法などなどいろいろ試されだそうです。今では、船の揺れでは無く、高温での熟成が味の決め手ということがわかり、陸上でステンレスのパイプに50度のお湯を通して、温度を保ち熟成させているそうです。
ちなみに、シェリーやポートは「今夜いかがですか?」とか「ご一緒したいわ!」って酒言葉があったような…。でも、日本の酒場にその酒言葉のわかるお洒落で、それに応えてられる勇気のある方がどれだけいることか!
アフリカから始まった人類の旅!グレートジャーニー!人間の好奇心!あの丘の向こうがみたい!あの海の向こうが知りたい!が、その土地土地の風土と食べ物が新しい技術と出会い、新しいものが出来ていく!これから訪れる宇宙時代!果たしてどんなものが生まれるんでしょうね!
無重力まんまるホットケーキ!月面うさぎ満月餅!火星たこ焼き!火星落花生!モクモク木星燻製!土星ドーナツ!海王星アイスクリーム!そうすると焼肉や鰻みたいに煙が出る調理は、地球名物になるかも!
原付旅もまだまだ続きます!ジャ〜ニ〜!
次回 第2次原付旅ゴール!と第3次原付旅予告!の巻
ここまで読んでくださった方の願い事が叶います様に…」
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