連続大河ブログ 原付旅 外伝
レイラインポイントコンプリートの旅
酒の肴になる酒の話
世界5大ウイスキーの話の巻
さて、前回は基本的なウイスキーのスコッチの製造方法でしたね。麦を発芽させて乾燥(焙煎)、糖化、それを発酵ろ過、蒸留、スコッチモルトウイスキーは2回、その後、樽熟成、ブレンド、瓶詰
これを踏まえて、5大ウイスキーの特徴を見ていきます。
酒の肴になる酒の話
世界5大ウイスキーの話の巻
●スコッチウイスキー
ピートを使った焙煎でスモーキーな香りが特徴的
スペイ川流域での密造、ウイスキーが琥珀色になった原因の話もありましたね
ブランデーとウイスキーの違いの記事も良かったら読んでください!
↓↓↓
原付旅 ビールとワイン、ウヰスキーとブランデーの巻 - 見るだけで運気アップパワースポット巡り
他にも海藻を含んだピートが取れるアイラ島産、キャンベルタウン産もガツンとしたスモーキー感が特徴的です。
●アイリッシュウイスキー
ピートは使わずライトな味わいでポットスチルで3回蒸留するのもアイリッシュの特徴
ホットコーヒーにアイリッシュウイスキーを入れたアイリッシュコーヒーが有名
最近はスモーキーなタイプもあるみたい
●アメリカンウイスキー
色々ありますがワイルドターキーやIWハーパーなどのバーボンが代表的ですね!バーボンは主原料とうもろこし51%以上80%使用、81%以上使用した場合コーンウイスキーに分類される。そして必ず内側を焦がした新樽に2年以上熟成する事で独特なワイルドな風味となります。ケンタッキー州バーボン郡周辺で生産、バーボンとはフランス語でブルボン(王朝)からきているとか。
ジャックダニエルはテネシーウイスキー酒税法上はバーボンに分類されるが、サトウカエデの活性炭で濾過する事で雑味のない味わいになるそうです。
●カナディアンウイスキー
5大ウイスキー中最もライトなウイスキーです。とうもろこし主体のベースウイスキーとライ麦を使ったフレーバーウイスキーをブレンド、アメリカの禁酒法時代の密輸と法令撤廃後に大量輸入でメジャーになり、アメリカのカクテルなのにカナディアンウイスキーベースの物が多いですね。この記事も読んでください。
↓↓↓
原付旅 マンハッタン!アメリカの地名のカクテルなのに!の巻 - 見るだけで運気アップパワースポット巡り
●ジャパニーズウイスキー
さて、日本のウイスキーですが、ジャパニーズスコッチと呼ばれる事もあり、製法はスコッチウイスキーとほぼ同じです。山崎蒸留所ではモルトはイギリスでピートによる乾燥をした物を輸入、スモーキー度合いを注文するそうです。なのでモルトとピートは100%イギリス産です。
◆テイストの差別化
様々なタイプのウイスキーが生まれます。
原材料での個性、大麦などの麦芽の量、とうもろこしやライ麦などの配分での個性
乾燥、焙煎でのピートなどによるフレーバーリング、焙煎深度での個性
発酵での酵母の種類、木桶、ステンレス層での個性
蒸留器の形状、直接加熱、間接加熱での個性、ポットスチルの上部の形状による蒸発の揮発成分の違いでも大きく変化があるそうです。
樽での個性、新樽、内側の焦程度、前歴のある古樽、シェリー、バーボン、ワイン、歴代のウヰスキー樽など
熟成年度による個性、2年から30年!中には100年以上の古酒も、樽熟成では毎年少しづつ樽の風味がつくのと同時に蒸発して減っていきます。これを「天使の分け前」と言います。
ブレンドによる個性、メーカーによっては様々なウイスキー同士を買い付けてブレンドして販売するメーカーもあります。
どうです?ウイスキー!深面白いですよね!ウイスキーの美味しさは、確実に後天的な美味しさで、飲み慣れることにより美味しさがわかってくる物です。次は、ウイスキーの飲み方を色々語りますね。
次回 水割りだけじゃない!お酒のたしなみの巻
ここまで読んでくださった方の願い事が叶います様に…」
レイラインポイントコンプリートの旅
勉強になります。
アメリカンウィスキー バーボンが好きですが原料比率のことなど知りませんでした。
なんだか飲みたくなってきました…
今日から味わいがいつもよりちょっと美味しくなりますね!
へぇ~日本のウィスキーも世界に肩を並べてるんですね
これは誇らしいです
当方、近頃はハイボールばかりです
流行りの飲み方は門戸を広げましたね
最近はインドのウイスキーも評価が上がってきているとか