連続大河ブログ 原付旅
レイラインポイントコンプリートの旅
プロジェ苦とX 姫路城の柱の巻
さて、前回は駄々っ子将軍が甘えん坊将軍になったエピソードでした。結果、姫路城は最強の物理防御力、精神的防御力と防火能力を誇る城になったって話でした。使ったゴジラの写真は大阪城!ニセ姫路城です!
で、今回は姫路城の大怪獣!いや大改修の歴史とそれと戦った人々の努力と苦悩の話
プロジェ苦とX 姫路城の柱の巻
姫路城の修復は、幾度と無く行われていました。完成が1600年関ヶ原の合戦後池田輝政が城主となり再設計立て直し8年をかけて今のスタイルになりました。その後1656年西の心柱に根元が腐っていて大規模な修繕工事昭和までに何度かの修繕が行われていました。
随分前にに見たプロジェクトXでこの昭和の大改修をやっていました。
風の中のス〜バル〜♪
砂の中の〜銀河〜♬
天守閣の床にピンポン球を置くと凄い勢いで東側に転がったそうです!城全体が傾いていたそうです。『東に傾く姫路の城は、花のお江戸が恋しいか』などと歌われる有様!
やっぱりこの時の一番の問題は心柱の腐敗による劣化でした。全長25メートル!材料となる巨木を手に入れる事が難しかったそうです。そりゃそんだけデカくて長い木材ってそんなに簡単に入手出来るものではないですよね。
そして、それを見つけられたとしても切り出して、姫路城まで運ばねばなりません!山の中での作業!真っ直ぐな柱にする巨木を折らずに倒す!折らずに運ぶ!切り倒した巨木が真っ二つに折れるシーンは思わず立ち上げってしまいました。
最終的には宮大工の頭領の組み木の御技と神社のご神木を提供してくださった神主さんのおかげで、昭和の大修繕は成功したのです。
他にも柱も梁も全て解体して修繕組み立て直すと言う作業により様々な事がわかったそうです。
2本の心柱の他にも壁面に使われている柱、1階2階の東西の柱の数は11本、その上の3階は9本、さらにその上の4階5階は7本と上の階ほど柱2本分ずつ少なくなっている!さて、最上階は5本?いえいえ、これが実は6本なんです!これにより美しいフォルムになっているそうです。
さらに大天守だけでもおよそ7万5千枚もの屋根瓦の強度を上げ重さを軽くしたりと、まさに、大改修工事!
最後に、この時に大改修の責任者であり心柱を探すのに全国の山々を自ら奔走した。加藤氏は、月に一度姫路城に出向き、床にピンポン球を置き傾きをチェックするそうです。(涙)
そして、1993年12月11日に法隆寺と共に日本で最初の世界遺産に登録となりました。(拍手)👏
次回はいよいよ、城内に突撃ですよ!
次回 姫路城城内!流浪人!将軍!幽霊!?の巻
ここまで読んでくださった方の願い事が叶います様に…」
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