Team.I 公式ブログ

 

 富山市を拠点に活動する陸上競技チーム「Team.I」です。

Team.I について

2012年に創設して、13年目のシーズンに入ります。 『人間力の向上なくして競技力の向上なし』を合言葉に、「楽しく真剣に」、「感謝と貢献を胸に」、「常に謙虚な姿勢で」、今シーズンもよろしくお願いします!

県中学選手権(4)

2016-07-15 20:17:12 | 県中学選手権
Team.Iの基本コンセプトは、短距離、中距離、跳躍等の区分にとらわれない、総合的な体力づくりと競技力の向上です。

このことを具現化するものが「混成競技」であり、中学生にあっては「四種競技」になります。

その男子チャンピオンが古西真旺(雄山)であり、女子2位が萩中七海(速星)です。

この二人はTeam.Iの(現・元)メンバーではありませんが、コーチである私が個人的に応援しているアスリートです。

真旺は、2回ばかりチームの練習に参加し、チームに良い刺激を与えてくれました。

七海は、小学生の低学年からの関わりで、滑ったことはありますが、残念ながら一緒に走ったことはありません。

この二人について、現チームメンバーのお手本として、大会初日の様子をレポートします。



まずは、真旺から。


(9:50)110mH



16.53


(11:00)砲丸投



10.93


(12:40)走高跳





1.78


(14:30)400m



54.52


総合得点 2,444点


全日中標準記録が2,500点


通信に期待しましょう!



続いて、七海です。


(9:30)100mH



15.73


(10:40)走高跳



1.30


(12:50)砲丸投



8.85


(14:15)200m



28.09


総合得点 2,235点


全日中標準記録が2,630点


通信でがんばれ!



二人の得意種目は、真旺は走高跳、七海は100mHです。

混成競技の得点を伸ばすには、得意種目で稼ぎ、苦手種目であまり落とさないことです。

簡単なことのようですが、走・跳・投をバランス良く、しかもどれもハイレベルでこなすことは至難の業です。

ヨーロッパでは混成競技の人気が高く、チャンピオンは『キングオブアスリート』と呼ばれます。

高校、大学と進むにつれ、混成競技の種目も増えていきますが、

中学生のうちは、全員混成競技をやった方が良いのではないかと思うほど、

総合的な体力づくりの重要性を感じます。

健康な体には健康な心が宿ると言われます。

少なくとも、小学生の内から単一スポーツ(種目)に特化するべきではないと思います。

いずれにしても、この二人の通信陸上に期待しましょう。