世界中から熱苦しく・・・「ふじもん世界放学ブログ」

元「変な学校先生」私ふじもんが、ただ今世界を駆け巡っています!世界の今と僕の魂をお届けしますので、ぜひお読み下さ~い!

【ふじもん世界放浪「放学記」第5章アフリカ編 『無駄なんてない』旅。その全てが師。】

2014-02-13 09:12:06 | 自論
2014年2月13日。

《人生に無駄なんてない。無駄な時間なんてない。旅をしていると、様々な「時間」が訪れる。でもその全てが財産であり、無駄なんて1つもないのだ。》

1人で大自然に向き合い、「今」や「私」や「世界」を考える。


1人で山を見る。川を見る。何も考えない。ただただ時間が流れていく。


仲良くなった異国の地の仲間と話し、分かち合い、楽しむ。それもまたいい。


安宿で知り合った「同胞」日本人の仲間たちとバーベキューをして楽しむ。やっぱり日本人同士、最高だ!



全てが大切な時間なのだ。

今ここで、この旅の中で僕に訪れてくる「時間」の全て。その全てが無駄なんかじゃない。


全てが財産なのだ。全てが掛け替えのない大切な時間なのだ。


今目の前で流れゆくその川の水も、耳元で囁く爽やかな風も、バカ話をして高らかに笑うその仲間たちも・・・。

全てが「財産」なのだ。大切な「宝物」なのだ。


旅をしていると、日本での日常とは異なる「異質な」時間が流れる。

こんなにボ~ッと山だけを眺められる時間なんて、日本じゃなかなかねぇ。


そもそも、こんな景色になかなか出会えねぇ。


今出会った仲間と楽しく酒を交わしながら、肉を焼いて・・・なんて、これもなかなかねぇ。


全てがサイコーで二度とは戻って来ない、掛け替えのない時間なのだ。

旅をする。すると、こんな素晴らしい日々の「時間」に僕は生かされている。

なんと素晴らしいことか。人生とは、なんと希望に満ち溢れていることか。


ちょっと違うかもしれないけど、そういう「新鮮な」出来事って、きっと日本でも日々起きているはずである。

しかし、僕らは気付かない。日々に埋もれてしまい、なかなか気付けない。

旅。

そんな人生に、一時の「余裕」「猶予」」「安らぎと」「気付き」を与えてくれる。

当たり前の幸せの意味を、もう一度考え直させてくれる。


最高の景色の前でボーッとできちゃう幸せ。

気が合い心を通わせられる仲間との素晴らしき一時。

異国の仲間と話を弾ませることができる大切さ。



日本でも、こういう時間ってきっとある。でも、なかなかその素晴らしさに気付けない。

旅。

そんな僕たちの生活に、大切な「気付き」の時間を与えてくれる。

こんな素晴らしい中で僕たちは生きている。こんな温かい中で僕たちは生かされている。

色々な時間が僕に訪れてくるけど、無駄なんて1つもない。

全てがとっても大切な「師」の時間なのだ。


次の目的地はナミビア。ケープタウンで出会った素晴らしい仲間たちと共に向かう。

それってすげぇ幸せじゃん。

そんなことってなかなかないじゃん。


そんな幸せを噛みしめながら、僕はまた次へと進む。


大切な時間を噛みしめながら、全てを師と仰ぎながら・・・。

そうやった生きていくことが、きっと「旅」なのだろう。


また僕の「旅」が始まる。


2014年2月13日。夏の日差しが眩しすぎるほどに眩しい、ケープタウンの安宿にて。



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【ふじもん世界放浪「放学記」第5章アフリカ編 『バカをやれ!』トーフビーチ1人千本突き大会!】

2014-01-26 19:21:56 | 自論
2014年1月26日。

ふと思った。

「最近バカしてないなぁ。」

ビーチに来ると、何かバカをしたくなる。

ブラジルでは「友達100人プロジェクト」を実施、ベネズエラでは「1人ハーフマラソン大会」を決行した。

ここはモザンビーク、目の前には綺麗なビーチが広がっている。

「何かやってやりたいなぁ。日本人がまだ誰もやったことがないような『バカ』を・・・。」

午前7時、外は大雨。風も強い。ビーチと言っても最悪の状況だ。くあ~、こりゃひどい天気だね。まるで修行に来ているようだ。

ん?修行?

「そうだ、修行をしよう!久しぶりに空手がしたいって言ってたじゃないか、俺!」

ということで・・・開催決定!


第1回『モザンビーク・トーフビーチ』1人千本突き&千本蹴り選手権大会!

大会委員長:俺。

審判長:俺。

選手:俺のみ!


競技内容:海に向かってひたすらに千突きと千本蹴りをする!たった1人で!そんだけ(笑)!

大会の趣旨:何でもいいから、これまで日本人がやったことないバカをやる!たぶんトーフビーチで千本突きと千本蹴りをやったバカ野郎はこれまでにいないはず。たぶん俺が「世界初」だ!

大会期日:2014年1月26日(日)、午前7時30分。(現地時間)

会場:トーフビーチの真ん中らへんにあった、遺跡のような岩の上。ここでひたすら千本突いて蹴る!


『大会結果報告』

①最悪の雨と風の中、心が折れそうになりながらも何とか実施!しかし途中でハンパない雷が鳴り出し、さすがに身の危険を感じたので、千本蹴りは中止に・・・。

最悪の雨と風の中、誰もビーチには訪れず・・・。ギャラリーもいない中、1人悲しく千本突いてやりました。

③蹴りは中止になってしまったが、トーフビーチで1人気合いを入れて千本突いたのは日本人で、いや、全世界の人を含めて、きっと俺が初めてだろう。だから藤本君の優勝!おめでとう、君がチャンピオンだ!


『感想』

①途中で退散というのもあったけど、なんか虚しかった。イマイチ達成感に欠けたのは何でだろう・・・。

②あ~でも面白かった!やっぱり何でもやってみるもんだね!

③大会後に飲んだビールは美味かった!ビールを美味くするためにやったようなもんだね(笑)。まぁでもそれでもいいか!


『最後に大会委員長より一言』

日本の若い衆よ、「バカじゃないの?」と周りが思うようなことこそやってみよう!やっぱりバカは見るもんじゃない、やってみるもんだ!以上、ありがとうございました!おい藤本、風邪ひくなよ!

2014年1月26日。無料Wi-Fiが使えることを発見した、トーフビーチにあるダイビングハウスのレセプション前にて。






【ふじもん世界放浪「放学記」第3章北米編 奇跡の絶景!アンテロープキャニオンレポート!】

2013-10-16 00:36:35 | 自論

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2013年10月14日。

《基本的に僕は、「今日○○に行きました~!行き方は・・・」的なブログは書いていません。が、今回訪ねたアンテロープキャニオンは、ちょっとご報告したいと思います!自然って本当にすごい!なんでこんな魅力的な情景になるんだろう・・・。自然の力は本当にすごい!》

アメリカ議会のゴタゴタで予算が成立せず、全米の政府機関が閉鎖に追い込まれるという異常事態に重なったしまった僕ら。国立公園も閉鎖となり、バタバタと予定を変更しながらの旅になってしまっておりますが、何だかんだで問題なく旅ができております!

そしてこの日は、予てより企画していた「アンテロープキャニオン」へ!写真を見て「おお、すげぇじゃん!」と思っておりましたが、実際にその様子を見て圧巻!

アンテロープキャニオンは、ページという街が起点になります。僕らはページの街のRV Parkに宿泊し、アンテロープキャニオンを目指しました。

車で走ることおよそ1時間、着きました!アンテロープキャニオン!周囲は一面の荒野、その中にポツリと公園が存在しています。


アンテロープキャニオンには個人のみでは入ることができません。必ずガイド付きのツアーに参加しなければならないんですね。ツアーはだいたい1時間おきに出ていて、行けばその場ですぐに参加できます(たぶん)。費用は40ドルとちょっと高めですが、う~ん、まぁアメリカですからね・・・。

アンテロープキャニオンの入り口まではジープで移動します。まずはみんなでジープの上で一枚!


そしていよいよ着きました、アンテロープキャニオンの入り口です!


この人が僕らのガイドのおじさんでした。説明も丁寧で、とってもいい感じでしたよ!


さぁそしていよいよ中へ!入った瞬間から圧倒されました!なんだこの空間は・・・!


この曲線美、本当に不思議。本当に素晴らしい!


アンテロープキャニオンは、水の流れが造り出した「谷」です。そこを僕たち人間が歩いているわけなのですが、場所によって深さや形状が異なるため、光の入り方が異なります。比較的明るい場所だと、こんな感じになります。


どちらにしても本当に美しい!どうしてこんな美しいものが自然に造り上げられるのか・・・不思議でなりません。

僕は特定の宗教を深く信仰しているわけではありませんが、こういう「偉大な大自然」に触れると、やはり人間の人智を超えた「神的な存在」を感じてしまいますよね。世界は謎に満ちていて、地球は神秘の塊ですね!

これは「小象」の岩です。確かにそう見えますよね!(笑)


これは「モニュメントバレー」。シルエットがちょうど山の形になっているんですね!


これは「バタフライ」です。人間が真ん中に立つことで、左右の岩陰とのバランスで蝶に見えるんですね!素晴らしい!


ゆっくり写真を撮りながら歩いて約1時間。谷を歩き終わると外へ。こんな感じで拓けています。


ではそもそもですが、どうしてこの「谷」が出来たのか?ということが疑問ですよね。これは要するに、洪水による水の流れで出来たのです。

アンテロープキャニオンがある地域は乾燥帯なのですが、6~8月にかけてはかなりのまとまった雨が降ることがあるそうです。そのときの水が鉄砲水となり、大きな流れになります。その水によって造られたのが、このアンテロープキャニオンということなんですね。1年に5~6回、大きな水の流れがあるのだと、ガイドが教えてくれました。

この岩に刻まれた信じられないような不思議な線は、水によって削られ造られたものなんですね。本当に美しい曲線美。目を奪われます・・・!


ちなみにこのアンテロープキャニオンは2つあって、その標高差の違いから「アッパー」と「ロウワー」と呼ばれています。ここまでで紹介させていただいたのは「アッパー」の方で、比較的光が入らなく、暗い感じの超神秘的な谷になっています。

それに対して「ロウワー」の方は光の入り具合が大きいので、明るい景観が見られるんですね。どちらも甲乙付け難く素晴らしい!では、以下に少しだけ「ロウワー」の写真を・・・。


ちなみに「ロウワー」への入場料は20ドル。こちらもガイドの案内なしでは入ることができません

「ロウワー」のガイドはこの人。と言っても、ガイドらしいことは何1つなし!(笑)入り口と帰り方の説明だけして、あとは放置プレイでした。ま、いいんですけどね!


最初「アッパーとロウワー合わせて40ドル」という情報があったのでそのつもりでいたら、前年ながら料金は別でした。両方合わせて60ドルですので決して安くはないですが、この大自然が造り出した芸術、見る価値はあると思いますよ!

というわけで、今回は「アンテロープキャニオンレポート」でした!最後までご覧になっていただいてありがとうございました!また次回もよろしくお願い致します!

2013年10月14日。グラウンドサークルの起点となる街、ユタ州KanabのRV Parkにて。

【ふじもん世界放浪「放学記」第3章北米編 「マジか?」たった1日で思い知らされたアメリカの凄さ。】

2013-09-28 11:32:48 | 自論
2013年9月27日。


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《メキシコ側の国境の街、ティファナからアメリカに入国した僕。アメリカ側の国境の街、サンイシドロから路面電車に乗ること約30分、サンディエゴに到着!まだアメリカに入国して12時間くらいしか経っていないのに、早くもメキシコとの「違い」と、アメリカの「凄さ」を実感している。》


ここはサンディエゴ。メキシコに最も近い大都市と言ってもいいであろう。国境から路面電車でわずか30分、メキシコはすぐそこなのだが・・・。

全然違う!

これがアメリカか!


僕は早くも度肝を抜かれた。


何が凄いかって?

街がキレイ!


雰囲気が良い!


危ない雰囲気が全然ない!


全てがなんだかデカい!


こんなすげぇ空母を博物館にしちまうし・・・。


ショッピングモールだってキレイだしデカいしオシャレだし・・・。


青空もすげぇ!(笑)



正直、僕はちょっとアメリカに対して疑問符というか、疑いを持っている方だった。日本にいると銃による犯罪の話もよく聞くし、スラムもあっちこっちにあるイメージだった。もちろん1つの街をたった1日見ただけで判断できるものではないが、それにしても国境からたった30分電車で走っただけでこの違いとは・・・。正直驚いたのだ。


ちなみにメキシコ側の国境の街、ティファナは・・・。

メインストリートこそ開けているが、一本裏の道に入ると・・・なんだか怪しい。


さらに国境付近に流れているティファナ川の河川敷では、こんな光景が見られた。おそらく家も職もない人々が、ここに身を寄せ合っているのであろう。アメリカの国境に行くためにはこの川を越える橋を渡らなくてはならないのだが、橋の下からは「1ペソ1ペソ」と、物乞いをする声が何度も聞こえた。心が痛くなる現実だ・・・。



陸路の国境というのは本当に不思議だ。たった1本の川を隔てたり、たった1つの橋を渡ったりするだけで、その世界が様変わりすることが多々ある。

僕たち日本人は島国の人間だ。だから「外国」というものは海の外だと思い込んでいる。しかしその常識は日本などのごく一部の島国国家だけであって、多くの国は陸で国境を接しているのだ。

僕は何度も陸路で国境を越えてきた。何度も、たった1本の線を隔てただけでの大きな違いを目にしてきた。

アメリカという国は言わずと知れた「大国」で、なんだかんだ言っても世界一の経済を誇る国である。それが一体どういうことなのか、わずか1日の、わずかサンディエゴという1つの街を見ただけで、思い知らせれた気がするのだ。

以前から述べているように、経済成長が全てでは絶対にないと思う。でも現実として、今の世の中は「お金」が中心となって動いている面を否定することはできない。個人でも国家でも、いかにして「お金持ちになるか」という価値観が存在しているのは事実だ。

そのお金が綺麗な街を生み出し、安全な街づくりを可能にし、人々に余裕を与える。

でもそのお金がまた憎悪を生み出し、犯罪も生み出し、危険な街をつくり上げてしまうこともある。



僕が今までに耳にしてきたアメリカに関するニュースは、全てが嘘ということはないだろう。そして今日目にしたアメリカという国の一都市の「凄さ」も、また嘘ではない。

たった1日で思った。「アメリカって不思議だなぁ」と。

経済発展による豊かさと貧困が共生し、お金による愛情と憎しみが共存し、アメリカという国故の「テロや戦争」という危険も常にそこに存在している。

しかし、1つ1つはやっぱりデカい。


たった1日で、僕はこの国にすごく興味を持った。これから約1か月、アメリカでの旅が始まる。僕は正直、発展途上国にこそ旅の醍醐味はあると思っていたのだが、この国の何たるかをガッツリ学びたくなった。

この旅始まって以来、初の「先進国」だ。ちょっと見方と感覚を変えて、今ここにあるものを見ていこう。


2013年9月27日。サンティアゴの中心部にある安宿(と言っても1泊なんと20ドル!高い!)にて。