2014年8月7日。
《僕は常々、「日本とは、日本人とは・・・」を意識してこのブログを書いてきた。日本に帰って来て約2週間。昼間のテレビや新聞やフェイスブックをだら~っと見てみたりして、僕には感じたことがある。》
なんか違和感を感じる。
それは、政府への批判的な報道と、それに対する人々の反応。
いや、批判はいいんですよ。でもそこには「批判」しかない。
日本国民って、そんなに今の政府が嫌いなんですかね?支持率的にはそれなりにあるはずなのに、ひたすらに批判しかない。
俺、日本のこういうとこは嫌いなんだ。
何かってぇと揚げ足取ったり、「んなことどーだっていいじゃん!」みたいなとこをチクチク突っつく。
俺、日本大好きだし日本人として誇りを持っているけど、やっぱりおかしなところはたくさんある。
そして一番理解できないのは、自らの国を貶めるような報道の数々。
あれが一番意味不明だ。
ハッキリ言って、俺マスコミ好きじゃねぇかな(笑)。
世界のどこに行っても、こんなに自分の国を愛していない国民は日本人しかいないと思う。
「国を愛す」というと、何故かヒステリックに「戦争」と結び付ける。何故か「愛国」がタブーのようになっている。
こんなの、日本だけだよね。ちょっと「愛国」っぽいことを言うと、何故か「右翼」みたいに見られたりする。
星条旗を見ても何も反応しないくせに、日の丸には異様に反応を示す。
それ、絶対おかしいと思う。
俺ブラジルで「友達100人プロジェクト」ってのやったとき、インタビューした全員に「ブラジルのことは好きですか?」って聞いてみたんだ。
そしたら全員迷わず「Yes!」って答えた。本当に全員。
ちょっとビックリした。誰一人、迷わずに返答をするし。
そんな日本だけど、世界の人は日本のこと、すごく評価してくれているんだよね。
どこの国に行っても、「ジャパニーズ」と言って嫌な思いをすることなんてなかった。一度も。
国境で日本のパスポートを見せて、いちいち面倒な質問をされたりすることも全然なかった。
それどころか、「ジャパニーズ?オッケー」と、あっさり通してくれることもたくさんあった。隣の国を除いてね(笑)。
それなのに、日本人は自国のことに否定的。異様に自虐的。
絶対変だよ、それ。
どこかの国みたいに異常なまでに自分の国を信じるのも怖いけど、日本のように異常なまでに自虐的なのも同様に怖い。
もう、そういう「思考」から、日本人は変わるべきなんじゃないかなぁ。俺はそう思う。
完璧な国なんてないんだし、それでもその中で自分の故国を愛す。それでいいじゃないか。
そのときはまだ日本にいなかったけど、「なんだそりゃ?」って感じたのは、集団的自衛権の閣議決定のとき。
まるで明日戦争が始まるかのように、メディアは大騒ぎをしていた。
あれ、マジで滑稽だったな。「なんでそうなるの?」って、中国から報道を見ていた。
フェイスブックも異様だった。
狂ったように安倍政権を批判したり、それに同調する書き込みが躍っていた。
俺はここでどっちがどうとかを述べるつもりはないけど、マスコミも新聞もフェイスブックの投稿も、なんか異様だった。
まるで「戦争は嫌!」っていう飾り物の正義を唱えていれば、それが絶対の正義になるかのように。
誰だって戦争は嫌なんだよね。その戦争を避けるための1つの外交政策として、集団的自衛権もあるんじゃないかと俺は思うんだけど。
たぶん「戦争は嫌!」って叫ぶだけじゃ、戦争は防げないと思う。もっとリアリズムに考えないと。
まぁでもそれはいいや。俺が怖く感じたのは、まるでフェイスブック上では「集団的自衛権反対派」以外の意見を書くことは「非国民」になるかのような、そんな異様な空間だったこと。
両方の意見が共に主張できることが大切なのに。
「いや、僕は集団的自衛権、賛成ですよ」っていう書き込みは全然見なかった気がする。その逆で、「反対することが正義!」みたいな感じで、なんだか怖かった。
そしてちょっと醜かった。フェイスブックみたいな空間で、やたらとひたすらに政府批判をしている人も。それもとんでもない暴言で。
別にどっちが良いとか悪いとかを言いたいんじゃない。俺は別に安倍政権の絶対的な支持者でもない。だけど、批判をするマスコミにもフェイスブック上の人々にも、なんか違和感を感じた。
これは余談だけど、日本に帰って来て旅先で出会ったある友達と飲んだとき、集団的自衛権の話になった。
その友達は、かなりの剣幕で「集団的自衛権ってヤバイよね!」って大反対をするから、色々聞いてみた。
そしたらそいつ、そもそも集団的自衛権が何なのかの説明も出来ないんだよね(笑)。
つまり何も分かってないけど、なんとなく戦争と結び付く気がして反対していたみたい。
俺はまだ生まれていなかったけど、60年安保闘争の話を思い出す。
あのときも、意味も分からず国家にデモに行っていた人がいっぱいいるんでしょ?
日本に帰って来て、マジで思う。
俺ら国民1人1人がマジでもっと賢くならないと、この国は変な方向に行ってしまう。
それを正せるのは、最後は絶対に国民1人1人の知性だと思うから。
あんまり「この国が~」とか「日本が~」とか言うと変に誤解を真似るかもしれないけど、でもこの旅を終えて、俺はさらに「日本」への意識が強くなった。
実はその想いが、これからの俺の道を変えていくような気がする。
つまり!今回の文章で俺が言いたいこと!
「マスコミに踊らされるな!周りの人に惑わされるな!自分の頭で自分の価値観で考えろ!」ってこと!
旅をして思った。俺ら1人1人は脇役なんかじゃなくて、マジで1人1人が主役なんだと。
だからそういう想いを、日本の若い世代に伝えていきたい。なんか、そういうことを思うようになってきたなぁ。
2014年8月7日。暑くてしゃーない、埼玉の自室にて。
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《僕は常々、「日本とは、日本人とは・・・」を意識してこのブログを書いてきた。日本に帰って来て約2週間。昼間のテレビや新聞やフェイスブックをだら~っと見てみたりして、僕には感じたことがある。》
なんか違和感を感じる。
それは、政府への批判的な報道と、それに対する人々の反応。
いや、批判はいいんですよ。でもそこには「批判」しかない。
日本国民って、そんなに今の政府が嫌いなんですかね?支持率的にはそれなりにあるはずなのに、ひたすらに批判しかない。
俺、日本のこういうとこは嫌いなんだ。
何かってぇと揚げ足取ったり、「んなことどーだっていいじゃん!」みたいなとこをチクチク突っつく。
俺、日本大好きだし日本人として誇りを持っているけど、やっぱりおかしなところはたくさんある。
そして一番理解できないのは、自らの国を貶めるような報道の数々。
あれが一番意味不明だ。
ハッキリ言って、俺マスコミ好きじゃねぇかな(笑)。
世界のどこに行っても、こんなに自分の国を愛していない国民は日本人しかいないと思う。
「国を愛す」というと、何故かヒステリックに「戦争」と結び付ける。何故か「愛国」がタブーのようになっている。
こんなの、日本だけだよね。ちょっと「愛国」っぽいことを言うと、何故か「右翼」みたいに見られたりする。
星条旗を見ても何も反応しないくせに、日の丸には異様に反応を示す。
それ、絶対おかしいと思う。
俺ブラジルで「友達100人プロジェクト」ってのやったとき、インタビューした全員に「ブラジルのことは好きですか?」って聞いてみたんだ。
そしたら全員迷わず「Yes!」って答えた。本当に全員。
ちょっとビックリした。誰一人、迷わずに返答をするし。
そんな日本だけど、世界の人は日本のこと、すごく評価してくれているんだよね。
どこの国に行っても、「ジャパニーズ」と言って嫌な思いをすることなんてなかった。一度も。
国境で日本のパスポートを見せて、いちいち面倒な質問をされたりすることも全然なかった。
それどころか、「ジャパニーズ?オッケー」と、あっさり通してくれることもたくさんあった。隣の国を除いてね(笑)。
それなのに、日本人は自国のことに否定的。異様に自虐的。
絶対変だよ、それ。
どこかの国みたいに異常なまでに自分の国を信じるのも怖いけど、日本のように異常なまでに自虐的なのも同様に怖い。
もう、そういう「思考」から、日本人は変わるべきなんじゃないかなぁ。俺はそう思う。
完璧な国なんてないんだし、それでもその中で自分の故国を愛す。それでいいじゃないか。
そのときはまだ日本にいなかったけど、「なんだそりゃ?」って感じたのは、集団的自衛権の閣議決定のとき。
まるで明日戦争が始まるかのように、メディアは大騒ぎをしていた。
あれ、マジで滑稽だったな。「なんでそうなるの?」って、中国から報道を見ていた。
フェイスブックも異様だった。
狂ったように安倍政権を批判したり、それに同調する書き込みが躍っていた。
俺はここでどっちがどうとかを述べるつもりはないけど、マスコミも新聞もフェイスブックの投稿も、なんか異様だった。
まるで「戦争は嫌!」っていう飾り物の正義を唱えていれば、それが絶対の正義になるかのように。
誰だって戦争は嫌なんだよね。その戦争を避けるための1つの外交政策として、集団的自衛権もあるんじゃないかと俺は思うんだけど。
たぶん「戦争は嫌!」って叫ぶだけじゃ、戦争は防げないと思う。もっとリアリズムに考えないと。
まぁでもそれはいいや。俺が怖く感じたのは、まるでフェイスブック上では「集団的自衛権反対派」以外の意見を書くことは「非国民」になるかのような、そんな異様な空間だったこと。
両方の意見が共に主張できることが大切なのに。
「いや、僕は集団的自衛権、賛成ですよ」っていう書き込みは全然見なかった気がする。その逆で、「反対することが正義!」みたいな感じで、なんだか怖かった。
そしてちょっと醜かった。フェイスブックみたいな空間で、やたらとひたすらに政府批判をしている人も。それもとんでもない暴言で。
別にどっちが良いとか悪いとかを言いたいんじゃない。俺は別に安倍政権の絶対的な支持者でもない。だけど、批判をするマスコミにもフェイスブック上の人々にも、なんか違和感を感じた。
これは余談だけど、日本に帰って来て旅先で出会ったある友達と飲んだとき、集団的自衛権の話になった。
その友達は、かなりの剣幕で「集団的自衛権ってヤバイよね!」って大反対をするから、色々聞いてみた。
そしたらそいつ、そもそも集団的自衛権が何なのかの説明も出来ないんだよね(笑)。
つまり何も分かってないけど、なんとなく戦争と結び付く気がして反対していたみたい。
俺はまだ生まれていなかったけど、60年安保闘争の話を思い出す。
あのときも、意味も分からず国家にデモに行っていた人がいっぱいいるんでしょ?
日本に帰って来て、マジで思う。
俺ら国民1人1人がマジでもっと賢くならないと、この国は変な方向に行ってしまう。
それを正せるのは、最後は絶対に国民1人1人の知性だと思うから。
あんまり「この国が~」とか「日本が~」とか言うと変に誤解を真似るかもしれないけど、でもこの旅を終えて、俺はさらに「日本」への意識が強くなった。
実はその想いが、これからの俺の道を変えていくような気がする。
つまり!今回の文章で俺が言いたいこと!
「マスコミに踊らされるな!周りの人に惑わされるな!自分の頭で自分の価値観で考えろ!」ってこと!
旅をして思った。俺ら1人1人は脇役なんかじゃなくて、マジで1人1人が主役なんだと。
だからそういう想いを、日本の若い世代に伝えていきたい。なんか、そういうことを思うようになってきたなぁ。
2014年8月7日。暑くてしゃーない、埼玉の自室にて。
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集団的自衛権のことに関しては政府が批判されるのは当たり前だと思いますよ?
あなたはなぜ批判されているのか本当にわかっておられますか?
集団的自衛権=戦争だから!とかそんな単純な理由だからだと思ってるんでしょうか
そういう人もいるでしょうが大抵の人はそうではないと思います
集団的自衛権そのものの是非に関しては個人の考え方ですから賛成の人がいても私には理解できませんがまあとやかく言うつもりはありません
政府があれだけ批判されるのはこの国の最高法規である憲法を勝手にいじるというまさに民主主義国家では決してしてはならないことを行ったからです
民法と違って憲法は国民に対してではなく内閣などの国家権力者に関して効力を発揮するものです
憲法は権力者の暴走を止めるためにつくられた民主主義の国には欠かせないものです
そんなに憲法を変えたいのなら国民投票をすればいいんです
というか憲法をいじるならそれ以外に方法はありません
最高法規である憲法を一部の権力者達だけでいじるなど絶対してはならないんです
仮にも民主主義国家と名乗るならば
にも関わらず国民投票にかけることもなく勝手に内閣の判断だけでやってしまった
あれは絶対に許されないことです
しかも安部総理の説明は嘘もありました
あれで怒らないほうがどうかしてます
あなたが愛国者だらけだというブラジルもつい最近ものすごいデモがあったではありませんか
ブラジルに限らず政府に不満があればどこの国でも民主主義国家ならデモなり何なりで意思表示しますよ(ただの八つ当たりは論外ですが)
この国が好きで良くなってほしいからこそおかしいと思ったことには批判が出るんです
私は日本がちっとも異常に自虐的だとは思いませんがね
むしろ最近は怖いくらい日本最高日本素晴らしいの言葉ばかり聞きますが・・・
そんな自虐的な人殆ど出会ったことがありません
まあ、よっぽどあなた様の周りはそういう方が多いんでしょう
狭い日本でも関わる人が違えばそうなるんでしょうね
さらに、このような素朴な発言自体が批判されたりと本当におかしいな状態だなと思います。
原発、集団自衛権、その是非を私もここで問うつもりはありませんが、今の流れこそこわいなって思います。(文章って難しい。。。)
いつもコメントありがとうございます!そして書き込みが遅れてしまい申し訳ありません。フェイスブックだけにしか返信していませんでした。
色んな情報が溢れているし、その中でしっかり自分の頭で考えて判断するってすごく難しいですよね。今回はたまたま政治的な話でしたけど、あらゆる事象において自頭で考え判断するって本当に難しい。
誰でも流されてはしまうものだけど、その中でいかに自分の頭で考えられる大人になるか?ですよね。難しいですけど、俺らがそーゆー大人になっていきたいですよね!
はい、おっしゃる通り、私は世の中のことを何も分かっていない愚か者なんです。そんな未熟な私が感じたことをそのままに書いた文章ですので、どうかご容赦下さい。
未熟なりに思うところはもちろんありますが、一つだけ。私が恐れているのはこういうことなんです。
私はnasさまがどなたかは存じ上げませんが、ひどく感情的になられてコメントを書かれたように感じられます。私はこのブログの中で、集団的自衛権や安部政権について、全てを賛同するとは申し上げておりません。
しかし、貴殿は私の人間関係や人間性までも否定するかのような論調でコメントを書かれたように感じられます。それがまさに私の言いたかった恐怖なんです。
どうかもう一度、私の書いた文章を読んでいただけたら有り難く存じます。私がこのブログの中で言いたかったことは、集団的自衛権や安部政権への賛否などではなく、別のところに論点がございます。
長文の返信で大変失礼致しました。どうぞよろしくお願い申し上げます。
ふじもん
はい、文章って難しいですよね。一度文章にしてしまうとすぐには訂正もできないですし、真意が上手く伝わらないことも多々ありますし。
私もこのブログの中で、集団的自衛権や安部政権、あるいは原発のことなどについて賛否や自論を述べたいのではありません。ただ、Akikoさまのおっしゃる通り、政権に対してもその他に対しても、やはり批判批判すぎるよなぁという違和感は常々感じています。
他人を非難することは簡単ですけど、他人を認めて褒めることってけっこう難しいような気がします。個人的な話で言えば、そういった「褒めること」ができる人間でありたいでしね!