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(これは今泊まっている安宿の写真です。ちょっと古ぼけて見えますが、中は清潔でいい感じの宿ですよ!)
2013年8月17日。
終戦記念日から2日目。不思議なことに、またしても「日本」を考えさせられることが僕の周りに起こった。と言っても、今回はハッピーな話であり、韓国人からのいや~な質問などという話ではない。
僕が今泊まっている安宿のオーナーは台湾人なのだが、ものすごく親日的なのだ。外に街を見に行っていた僕が宿に戻ってくると、そのオーナーがフロントにいた。そして、僕の顔を見るなり「Are you Japanese?」と質問してきた。
僕がイエスと答えると、ちょっとカタコトの日本語で「私日本大好きです。少しだけ日本語の勉強もしてました。」と話してきた。やっぱり僕は日本人だから、「日本大好きです」と言われると嬉しいものだ。その後色々と話をしていると、「今夜時間ありますか?一緒にご飯食べに行きましょう!」と誘ってくれたのだ。
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バックパッカー貧乏旅行中の僕にとって、正直「メシ」はメッチャ有り難い存在なのだ。卑しくてすいません、俗人なもので・・・。ということで、僕は喜んで尻尾フリフリしてオーナーと一緒にメッチャ美味しい中華料理を食べに行ったのでした。終わり(笑)。
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ではなく、不思議なものだぁと僕は感じた。昨日のブログでは、韓国のことについてゴーマンかまさせてもらった。そしてちょうど終戦記念日を迎えるにあたり、色々と日本と周辺諸国のことを考えていた矢先、今度は「親日」の面で僕に新たな刺激が舞い降りてきた。こういうタイミングで親日的な台湾人の方とお会いし、一緒に食事までできるなんて・・・僕に「ちょっと考えてみろや」と、神様が言ってるのかな~とさえ自分勝手に思ってしまった。
というわけで、今日も少しだけゴーマンかましたいと思います。
僕ね、思うんですけど、日本人というか日本兵というかどちらの表現が適切なのか分かりませんが、そんなに悪いことをあの戦争中にやっていたとは思えないんですよ。
というのも、これは僕の経験から感じることなんです。今回の旅ではないのですが、僕はアジア諸国をバックパック担いで周っているときもありました。国で言えば、インドネシアやシンガポール、マレーシア、ミャンマーなど、日本が当時植民地として支配していた国ですよね。
でもね、どこに行っても対日感情がいいんですよ。ついこの前まで日本が植民地として支配していた国なのに、「日本人だから」と言って悪い対応をされた記憶は一度もないんです。いや、本当に一度もないんですよ。もしどこかの国が言うように、日本兵が「悪魔の所業」とでも言ったらいいような行為を繰り返していたのだとしたら、日本や日本人に対してそんな好感を持っているはずがないですよね。
ミャンマーに至っては本当に優しさの爆弾ですよ。本当に涙が出そうなくらい、優しくしてくれるんです。バスが分からないと言えば手を引いて連れて行ってくれて、一緒にバスに乗ってくれたおじさんまでいました。その人は違う方向に行くのに、「時間があるから大丈夫だよ」と、全く別方向のバスに一緒に乗ってくれて案内してくれたんです。本当に泣きそうでした。
さらに別の街では、もっと感動的な出来事がありました。その日僕は早朝のバスに乗らねばならず、朝4時に起きる必要があったのです。しかし旅の疲れからか、うっかり寝坊してしまいました。するとなんと、朝4時30分くらいに、その宿のお母さんが起こしに来てくれたのです!「なかなか出てこないから心配したのよ」と・・・。なんでそんなに早く起きているのだろうと思ったら、なんとなんと・・・!僕のお弁当を作ってくれていたのです!
こんな感動的なこと、ないですよ!ただ一泊しただけの異国の旅人のために、朝4時前に起きてお弁当を作ってくれて・・・。そして追い打ちをかけるように、また感動がありました。なんと、遅れてしまった僕のために、バスが待っていてくれたのです!
田舎町だったので、どうやら次の日の朝に日本人がそのバスに乗るという情報が流れていたようで、まだ来ない僕のことを心配してバスが出発しなかったのです。僕はもう、感動というか申し訳ないというか、どう表現したらよいのか分からない気持ちになったのを今でも覚えています。
ミャンマー、旧ビルマ。かつて日本が支配をしていた地域ですよね。もし日本が非人道的な支配をしていたのだとしたら、日本人に対してそんな優しい対応をするでしょうか。「日本人が困っているなら」と、そんな温かい言葉を投げかけてくれるでしょうか。
どこかの国は日本に対して、アジア諸国への謝罪やら自らの過ちを認めろやら、そんなことばかり言ってきますよね。そりゃ戦争という異常な状況下ですから、全ての日本兵が品行方正に悪事の一切もなく統治していたとは到底思えません。悪いことをした人もいたでしょう。でも、国全体として、日本として、本当にそんなに「悪行の支配」だったのでしょうか。どうも僕には、そうは思えないんです。
小林よしのり氏の「戦争論」、僕は大好きなのですが、特に南京事件の証拠など、曖昧なものもたくさんあるわけですよね。従軍慰安婦に至っては、被害者を主張している方の証言が毎回変わっているらしいし。果たしてそんなのが真実なんでしょうかね?
僕、残念な話ですけど、「歴史は勝者が作る」と思っているんです。日清戦争や日露戦争の時は、日本兵の振る舞いが大いに賞賛されたと聞きました。でもそれからほんの数十年で、ほんの数十年ですよ?日本兵は悪魔に変えられている。突然僕たちは、悪魔になってしまった。
本当にそうなんですかね?そんな簡単に、僕たちは変わってしまったんでしょうか?
日清戦争も日露戦争も、日本は戦勝国でした。だからきっと、日本に都合のよい解釈が生まれた側面もあると僕は思います。それは日本が勝った側ですから、自分たちに都合のよい方に日本を持っていくことができたのでしょう。そういう面はあったはずです。
しかしこと大東亜戦争に関しては、日本は完膚なきまでやられてしまった。しかも欧米諸国の白人至上主義に盾突き、白人社会にとっては「厄介なアジア人」としての存在を知らしめてしまった。だからこれほどまでに、僕たちは勝者の都合によって、「悪魔の日本人」に変えられてしまったんだと思う。
残念なことに、それはかなりの成果をおさめてしまったんでしょう。だから今僕たちは改めて「日本人って何なんだ?」と、考えさせられるに至っているんだと思う。
それってでも裏を返せば、日本人のすごさの証明でもあるわけですよね。零戦にしても兵士の士気にしても、欧米人は日本人にビビッていたわけでしょ?それまで白人が世界一だと思っていたのに、こんなすげぇもん作っちゃったりするアジアのサルがいやがったって。
だから戦争が終わるときに、日本を骨抜きにしようとしたわけだ。そこはアメリカの上手さなんでしょうね。本当に日本は骨を抜かれかけてしまった。国民としてのプライドまでなくしかけていた。でもね、なくしちゃあいませんよ、俺ら日本人は!(笑)あっつい魂持ってますよ、俺ら日本人は!(笑)
ちなみの僕は、「日本はとっても悪い国なのよ」的なイメージを植え付けられるように教育させられてきた世代である。僕には今でも忘れることができない思い出があるのだが、日本の悪の根源は天皇制だと思ってしまっていた僕は、政府専用機で飛び立つ天皇陛下の姿をテレビで見て、当時小学生だった僕は「こんな奴らのために専用機なんて使ってんじゃねぇよ」と、暴言を吐いたことがある。そこには、僕のじいちゃんとばあちゃんがいたのに。
じいちゃんとばあちゃんは、僕の発言を何を思って聞いていたのだろう。もちろん2人とも戦争を生きてきた人だ。2人とも黙っていた。果たして、そんな暴言を吐く孫の姿を見て、どんな思いが過ったのだろう。
っと、話がそれてしまいましたが、僕は今世界各地の空気を実際に吸い、感じ続けているという経験の中で、今僕たちに知らされている「歴史の真実」と、本当に何が起こっていたのかの「事象の真実」に隔たりがある気がしてならないんです。そうでなければ、実際に現地の方々から感じる日本人への感情の良さにしろ、イギリスBBC放送が行った「世界に良い影響を与えている国」アンケートの結果で日本が上位にいるのも、説明がつかないと思うんですよね。
今、日本は色んな意味で岐路に立っているんだと思う。経済の停滞があり、政治への不信があり、震災からの復興問題があり、原発の問題があり、周辺諸国との対立があり・・・。しかしそれは、裏を返せばチャンスなのだ。そう、ピンチはチャンス。ピンチにあるということは、そこを乗り越えれば大いに成長できるというわけだ!
じゃあ誰がそのピンチを乗り越えさせるのか?俺らでしょ!
じゃあいつやるのか?今でしょ?
日本の若者へ。
ちょっとさ、一緒にマジで「日本」のことを考えようよ。間違いなく日本の評判はいい。誇れる国に俺たちは生まれたはずだ。それなのに、海外からの評価とは裏腹に、俺たちは日本のことを愛せていない。ちょっとおかしいよね。マジでさ、一緒に考えていこうぜ。と、今日は訴えたいと思います!終わり!
2013年8月17日。サンホセの中心部、オーナーがとっても優しい安宿にて。
2013年8月17日。
終戦記念日から2日目。不思議なことに、またしても「日本」を考えさせられることが僕の周りに起こった。と言っても、今回はハッピーな話であり、韓国人からのいや~な質問などという話ではない。
僕が今泊まっている安宿のオーナーは台湾人なのだが、ものすごく親日的なのだ。外に街を見に行っていた僕が宿に戻ってくると、そのオーナーがフロントにいた。そして、僕の顔を見るなり「Are you Japanese?」と質問してきた。
僕がイエスと答えると、ちょっとカタコトの日本語で「私日本大好きです。少しだけ日本語の勉強もしてました。」と話してきた。やっぱり僕は日本人だから、「日本大好きです」と言われると嬉しいものだ。その後色々と話をしていると、「今夜時間ありますか?一緒にご飯食べに行きましょう!」と誘ってくれたのだ。
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バックパッカー貧乏旅行中の僕にとって、正直「メシ」はメッチャ有り難い存在なのだ。卑しくてすいません、俗人なもので・・・。ということで、僕は喜んで尻尾フリフリしてオーナーと一緒にメッチャ美味しい中華料理を食べに行ったのでした。終わり(笑)。
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ではなく、不思議なものだぁと僕は感じた。昨日のブログでは、韓国のことについてゴーマンかまさせてもらった。そしてちょうど終戦記念日を迎えるにあたり、色々と日本と周辺諸国のことを考えていた矢先、今度は「親日」の面で僕に新たな刺激が舞い降りてきた。こういうタイミングで親日的な台湾人の方とお会いし、一緒に食事までできるなんて・・・僕に「ちょっと考えてみろや」と、神様が言ってるのかな~とさえ自分勝手に思ってしまった。
というわけで、今日も少しだけゴーマンかましたいと思います。
僕ね、思うんですけど、日本人というか日本兵というかどちらの表現が適切なのか分かりませんが、そんなに悪いことをあの戦争中にやっていたとは思えないんですよ。
というのも、これは僕の経験から感じることなんです。今回の旅ではないのですが、僕はアジア諸国をバックパック担いで周っているときもありました。国で言えば、インドネシアやシンガポール、マレーシア、ミャンマーなど、日本が当時植民地として支配していた国ですよね。
でもね、どこに行っても対日感情がいいんですよ。ついこの前まで日本が植民地として支配していた国なのに、「日本人だから」と言って悪い対応をされた記憶は一度もないんです。いや、本当に一度もないんですよ。もしどこかの国が言うように、日本兵が「悪魔の所業」とでも言ったらいいような行為を繰り返していたのだとしたら、日本や日本人に対してそんな好感を持っているはずがないですよね。
ミャンマーに至っては本当に優しさの爆弾ですよ。本当に涙が出そうなくらい、優しくしてくれるんです。バスが分からないと言えば手を引いて連れて行ってくれて、一緒にバスに乗ってくれたおじさんまでいました。その人は違う方向に行くのに、「時間があるから大丈夫だよ」と、全く別方向のバスに一緒に乗ってくれて案内してくれたんです。本当に泣きそうでした。
さらに別の街では、もっと感動的な出来事がありました。その日僕は早朝のバスに乗らねばならず、朝4時に起きる必要があったのです。しかし旅の疲れからか、うっかり寝坊してしまいました。するとなんと、朝4時30分くらいに、その宿のお母さんが起こしに来てくれたのです!「なかなか出てこないから心配したのよ」と・・・。なんでそんなに早く起きているのだろうと思ったら、なんとなんと・・・!僕のお弁当を作ってくれていたのです!
こんな感動的なこと、ないですよ!ただ一泊しただけの異国の旅人のために、朝4時前に起きてお弁当を作ってくれて・・・。そして追い打ちをかけるように、また感動がありました。なんと、遅れてしまった僕のために、バスが待っていてくれたのです!
田舎町だったので、どうやら次の日の朝に日本人がそのバスに乗るという情報が流れていたようで、まだ来ない僕のことを心配してバスが出発しなかったのです。僕はもう、感動というか申し訳ないというか、どう表現したらよいのか分からない気持ちになったのを今でも覚えています。
ミャンマー、旧ビルマ。かつて日本が支配をしていた地域ですよね。もし日本が非人道的な支配をしていたのだとしたら、日本人に対してそんな優しい対応をするでしょうか。「日本人が困っているなら」と、そんな温かい言葉を投げかけてくれるでしょうか。
どこかの国は日本に対して、アジア諸国への謝罪やら自らの過ちを認めろやら、そんなことばかり言ってきますよね。そりゃ戦争という異常な状況下ですから、全ての日本兵が品行方正に悪事の一切もなく統治していたとは到底思えません。悪いことをした人もいたでしょう。でも、国全体として、日本として、本当にそんなに「悪行の支配」だったのでしょうか。どうも僕には、そうは思えないんです。
小林よしのり氏の「戦争論」、僕は大好きなのですが、特に南京事件の証拠など、曖昧なものもたくさんあるわけですよね。従軍慰安婦に至っては、被害者を主張している方の証言が毎回変わっているらしいし。果たしてそんなのが真実なんでしょうかね?
僕、残念な話ですけど、「歴史は勝者が作る」と思っているんです。日清戦争や日露戦争の時は、日本兵の振る舞いが大いに賞賛されたと聞きました。でもそれからほんの数十年で、ほんの数十年ですよ?日本兵は悪魔に変えられている。突然僕たちは、悪魔になってしまった。
本当にそうなんですかね?そんな簡単に、僕たちは変わってしまったんでしょうか?
日清戦争も日露戦争も、日本は戦勝国でした。だからきっと、日本に都合のよい解釈が生まれた側面もあると僕は思います。それは日本が勝った側ですから、自分たちに都合のよい方に日本を持っていくことができたのでしょう。そういう面はあったはずです。
しかしこと大東亜戦争に関しては、日本は完膚なきまでやられてしまった。しかも欧米諸国の白人至上主義に盾突き、白人社会にとっては「厄介なアジア人」としての存在を知らしめてしまった。だからこれほどまでに、僕たちは勝者の都合によって、「悪魔の日本人」に変えられてしまったんだと思う。
残念なことに、それはかなりの成果をおさめてしまったんでしょう。だから今僕たちは改めて「日本人って何なんだ?」と、考えさせられるに至っているんだと思う。
それってでも裏を返せば、日本人のすごさの証明でもあるわけですよね。零戦にしても兵士の士気にしても、欧米人は日本人にビビッていたわけでしょ?それまで白人が世界一だと思っていたのに、こんなすげぇもん作っちゃったりするアジアのサルがいやがったって。
だから戦争が終わるときに、日本を骨抜きにしようとしたわけだ。そこはアメリカの上手さなんでしょうね。本当に日本は骨を抜かれかけてしまった。国民としてのプライドまでなくしかけていた。でもね、なくしちゃあいませんよ、俺ら日本人は!(笑)あっつい魂持ってますよ、俺ら日本人は!(笑)
ちなみの僕は、「日本はとっても悪い国なのよ」的なイメージを植え付けられるように教育させられてきた世代である。僕には今でも忘れることができない思い出があるのだが、日本の悪の根源は天皇制だと思ってしまっていた僕は、政府専用機で飛び立つ天皇陛下の姿をテレビで見て、当時小学生だった僕は「こんな奴らのために専用機なんて使ってんじゃねぇよ」と、暴言を吐いたことがある。そこには、僕のじいちゃんとばあちゃんがいたのに。
じいちゃんとばあちゃんは、僕の発言を何を思って聞いていたのだろう。もちろん2人とも戦争を生きてきた人だ。2人とも黙っていた。果たして、そんな暴言を吐く孫の姿を見て、どんな思いが過ったのだろう。
っと、話がそれてしまいましたが、僕は今世界各地の空気を実際に吸い、感じ続けているという経験の中で、今僕たちに知らされている「歴史の真実」と、本当に何が起こっていたのかの「事象の真実」に隔たりがある気がしてならないんです。そうでなければ、実際に現地の方々から感じる日本人への感情の良さにしろ、イギリスBBC放送が行った「世界に良い影響を与えている国」アンケートの結果で日本が上位にいるのも、説明がつかないと思うんですよね。
今、日本は色んな意味で岐路に立っているんだと思う。経済の停滞があり、政治への不信があり、震災からの復興問題があり、原発の問題があり、周辺諸国との対立があり・・・。しかしそれは、裏を返せばチャンスなのだ。そう、ピンチはチャンス。ピンチにあるということは、そこを乗り越えれば大いに成長できるというわけだ!
じゃあ誰がそのピンチを乗り越えさせるのか?俺らでしょ!
じゃあいつやるのか?今でしょ?
日本の若者へ。
ちょっとさ、一緒にマジで「日本」のことを考えようよ。間違いなく日本の評判はいい。誇れる国に俺たちは生まれたはずだ。それなのに、海外からの評価とは裏腹に、俺たちは日本のことを愛せていない。ちょっとおかしいよね。マジでさ、一緒に考えていこうぜ。と、今日は訴えたいと思います!終わり!
2013年8月17日。サンホセの中心部、オーナーがとっても優しい安宿にて。
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